桜貝とお買い物
私達は私の墓に来ていた。穂香が桜貝のネックレスをお供えする。そして私は桜貝のネックレスを恐る恐る手にした。「桜貝ネックレスが分身したぁ!」お供えした桜貝ネックレスそして私の手にも同じネックレス。これは是非使わないと。いそいそとネックレスを首にかける。「できたぁあ」(物にも魂あるんだ?)
「穂香ありがとう写メ写メ」興奮収まらずさっそくパチリ、そこには笑顔で微笑む穂香とうっすら写るカチンコチンな顔をした見事な心霊写メ…を手に入れた。
「これで制服以外の服も着れる可能性が出てきたよ。」「夏美ぃ今からララパートに買い物にいくよ。さあ早く家にお金取りにいくよ。」言い出したら聞かない穂香「せめて私がお金だすよ。」「でも夏美、お金持っているの?」しまった。私死んでいるんだ……。「じゃあせめて私のお香典から」「泥棒は駄目です。」ピシャリと言われた。
「それに私がお供えしたあとその服を着ればお揃いだよ」「おおー」私は感動した。そこまでしてくれるなんて、思えばあの日から制服のままで過ごし、着替えの出来ない生活(涙)それともお別れなのね。これで血のついた制服ともお別れだあ。
穂香ありがとう。
こうして私達はララパートに出かけることになった。
久々のララパートと大勢の人々(プラス幽霊)どこにいこうかな。私はソワソワしてきた。
よし、とりまウィゴーにいこう。久々に見る色とりどりの服、季節柄冬服が充実している。穂香が「これかわいい」と持ってくる服はいかにも女の子って感じで私とは正反対の趣味(まあこちらは買ってもらう立場だし文句は言えない。)「決めた。これでコーディネートしていこ。」嬉しそうな穂香に私ははい……。と答えるしかなかった。「じゃあまた夏美のお墓に行きましょう」
2人?はさっそくお墓に向かうのだった。
「じゃあお供えして夏美さっきみたいにやってみて」自分の墓にお参りするのもなんだかなぁと思いつつ服に手を伸ばす。「やったあ成功した」私の家で着替えましょう。「うん」2人は穂香の家に向かった。
さっそく着替えてみよう。私達は新しい服に着替えた。鏡を見て私かわいい、こんな服も似合うんだ。と思ったことはナイショ。
では写メタイーム。パシャリ、私のぎこちない笑いの中、心霊写メは増えていく。




