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夏美と穂香

私達は幼馴染だった。3歳の頃近所に夏美が引っ越ししてきた。私達は直ぐに仲良しになった。活発でイタズラ好きな夏美に対し、私はおっとりした少し恥ずかしがり屋だった。

性格は真反対なのに妙に気が合った。夏美に突き合わされて一緒に迷子になったり、夏美が捕まえたクワガタ虫を恐る恐るつかんで挟まれて泣いたり夏美といると傷が絶えなかった。でも夏美の笑顔を見ているとワクワクする私がいた。

そういえば私は小さい頃から熱を出したり転んだりすることが人一倍多かった。交通事故に遭いそうにもなった。しかし夏美が見舞いにきてくれると風邪は直ぐに治り。事故も未然に防がれていた。

夏美は時々誰もいない空間に話しかけたり手でなでなでしていることがあった。「何もいないけど?」問うと「妖精さん、ここにいるの」等不思議な言動が見られた。それは大きくなるにつれ、少なくなっていったが……。高校生になった夏美に聴いてもおぼえてないらしい。

ただ大きくなっても時々何もいない空間を眺めていたり独り言をする様子が見られた。



私は3歳の頃引っ越ししてきた。近所にお人形のような可愛い子が住んでいた。名前は穂香、とてもいい匂いがした。穂香は泣き虫で大人しい子であった。

穂香と私は直ぐに仲良しになった。私が山育ちのせいかつい、穂香を山や田んぼ、公園等に連れ出し、2人で迷子になったり穂香が転んで怪我をしていた。風邪もよくひいていたが私が行くと穂香のまわりの紫のもやが消えていった。また穂香の周りには時々金色に輝く絵本で見た妖精のようなものがいた。妖精は「この子の周りにはよくないものが来やすいの。私達も頑張っているんだけど。」あなたの力でこの子を守ってあげてね。と、頼まれていた。穂香が怖がるといけないから黙っていたけど私が死んだ今、直接穂香を守る者はいない。だからなるべく穂香を見守る事にした。私がいない時は妖精にお願いをして何かあったら直ぐに念話で私に知らせるようお願いをして。江の島でお世話になった神様達に感謝。








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