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帰宅

夏美と江の島にきて本当に良かった。まさか夏美としゃべれるどころか姿まで見えるようになるなんて。(ぼんやりだけど)そういえば夏美の服はあの日のままだったなあ。おしゃれもしたいだろうし後で服を買ってお供えしてみようかな、考えながらお土産を見ているとペアの桜貝のネックレスが売っていた。「これ買っていいかな?お揃いだし」とても可愛い。「ぜひぜひ、でも私つけられるかなぁ?」「帰ったらお供えしてみるから試してみて。」「うんわかった。楽しみにしているね。」

日が大分傾いてきた。帰りの小田急線は2人とも座れたが夏美の席におじさんがドスンと座ってきたので慌ててどいた。「まあ夏美は見えないからしょうがないね。良かったら私の膝の上にでも座って。」まあ浮遊していようが何しようが疲れる事はないのだが眠かったのでお言葉に甘えて穂香の膝の上にちょこんと座った。そしてそのまま深い眠りについた。

駅について私達が穂香の家に帰っていると突然、車が青信号にもかかわらず猛スピードで穂香に向かってきた!危ない、私は咄嗟に車に向かって手を上げそのまま横に押し出す!車はギリギリの所で横転し、ガードレールにぶつかった。中から運転手が出てくる。「勝手に車が走り出したんだ、俺はわるくない」と叫んでいたが、警察に事情聴取を受け連れられて行った。その男から紫の影が飛び出し「もう少しだったのに惜しかったな。この前は上手くいったと思ったら魂に近づけなかったし」と呟くと闇に溶け込み消えていった。

今のは何?悪霊?幸いケガをしたのは軽い傷の運転手のみだったのが不幸中の幸いだった?「穂香、

大丈夫?」「うん、おかげ様で、助けてくれて有難うね。」警察で事情聴取を受けたが相手は全く知らない男であった。「車が勝手に暴走したんだ」という声を聞きながら私達は警察署を後にした。

玄関では両親が心配そうに待っておりいろいろ声がけしてくれた。穂香は「友達が助けてくれたんだ」と応え、両親は戸惑いながら帰路についた。









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