岩屋の龍神
私達は江の島のほぼ裏に位置する岩屋へ来た。入り口で入場料を払って中に入る。「夏美、寒い。」岩屋の中は更にひんやりしていた。あちらこちらに霊がいたが悪そうな霊は見当たらなかった。ある一定の場所まで来た時、急に霊の姿がいなくなり何か奥から神々しい波動を感じた。
暗闇の中にボーっと浮かび上がる1メートルくらいの龍がそこにいた。「少し暖かくなった感じがする。」
穂香が呟いた。
「ようこそ我が祠へ。あやつから連絡は受けている」私は思わずちっちゃくて可愛い。」と心の中で呟いた。「ちっちゃいとは何だ!ここのサイズに合わせているだけだ。我だって外に出れば。」とブツブツ呟いている。
まあそれはさておき「主の身体からはやはり不思議な力が感じられる。主の魂にさらなる力を捧げよう」
龍神から青白い光の玉がフワフワ漂ってきて私の身体に同化した。身体が熱い。
「これで主の力と霊力が大幅に上がった。その辺にいる悪霊や人間から害は受けることはないだろう。」
ほう、お主の連れは妖精の加護を受けているようだが光のオーラが少し強いせいか悪い者が寄って気やすくなってるのう。せっかくだから彼女のオーラも強化しておいたぞ。これでお互い認識可能になるだろう。」
とその時穂香が「夏美!みえるようになったよ。」
薄らぼんやり夏美がただずんでいた。「やっと会えたよ。」」ありがとうございます龍神様!」夏美は丁寧にお辞儀をした。
「しかしどうして私達に力を与えて下さったのですか?」「単なる暇つぶしだ。気にするな。」
そういえば女神様も同じようなことを言っていたような。「そうそう、機会があれば富士山の主神、木花咲耶姫絵命を訪ねてみるがいい。紹介しておこう、この岩屋と富士の樹海は地下で繋がっておるでな」ありがとうございます。、お礼をいい立ち去る私達に「何かは分からずが懐かしい力を感じたな。」と呟く龍神様の姿があった。




