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月輪に咲く花

「なあリナ、この草は?」

「それは『竜の髭』ですね。葉の縁がギザギザしていて、少し湿った土壌を好みます。解熱作用があるとされています」

「へえ。じゃあ、こっちは?」

「『陽光苔』ですよ。これはもう、よく見かけますね、ジンさん」

「おっと、そうだった! 見た目が綺麗だから、つい…」


ゴブリン討伐に失敗した翌日。ジンとリナは、気を取り直して薬草採取の依頼を遂行すべく、再び森の中を歩いていた。昨日の反省を踏まえ、ジンはリナに様々な植物の特性や見分け方を教わりながら、真剣な表情で薬草を探していた。


「これは『静心草せいしんそう』。心を落ち着かせる効果があるので、そう呼ばれています。鎮静効果が…」

「こっちは『癒やし草』。傷口に直接貼ると、治りが少し早くなると言われています。浅い傷なら…」


リナは、自身が知る限りの知識を丁寧に説明していく。ジンは、普段の軽口を叩く様子とは打って変わって、静かに、そして真剣にその言葉に耳を傾け、一つ一つの薬草を確かめるように手に取っていた。その真摯な態度は、リナにとって少し意外なものだった。


(ジンさん……意外と、真面目なところもあるんだ……)


以前のパーティでは、薬草採取のような地味な作業は、決まってリナに押し付けられていた。「エルフなんだから得意だろ」という、一方的な決めつけと共に。誰も、彼女の説明に真剣に耳を傾けたり、ましてや自ら進んで手伝ったりすることなどなかった。採取中に雑談をすることはあっても、それは単なる時間潰しで、彼女の知識や技術に敬意が払われることはなかったのだ。


しかし、ジンは違う。彼は、リナの説明を一言一句聞き漏らすまいと集中し、積極的に質問し、そして何より、この作業自体に真剣に取り組んでいるように見えた。「サバイバル技術って、なんかサマになるしかっこいいよな! やるからにはマスターしないと!」という彼なりの動機があるにせよ、その態度はリナにとって新鮮で、少しだけ嬉しいものだった。


最初はぎこちなかったジンの手つきも、半日も経つ頃には驚くほど上達していた。まるで、最初からそこに薬草があると知っていたかのように、的確に目的の植物を見つけ出し、リナが教えた通りに丁寧に採取していく。茂みの奥や、岩の隙間など、普通なら見逃してしまいそうな場所からも、次々と目的の薬草を発見する。その速さと正確さは、リナを再び驚かせた。


(すごい……もうコツを掴んでる……? 私が最初にやった時よりも、ずっと早い……。それに、なんだか運もいいような……?)


もちろん、ジン本人にその自覚はない。彼はただ、「こういうのは慣れと勘だよな! 集中すれば見えてくる!」と、持ち前のポジティブさと集中力で作業に没頭しているだけだった。その純粋な意欲が、無自覚のうちに『創造魔法』による微かな身体能力・五感強化のバフを引き出し、結果として驚異的な効率を発揮しているのだが、今の彼がそれを知る由もなかった。彼は、自分の努力とセンスで上達していると信じている。


やがて、背負っていた籠は、色とりどりの薬草でいっぱいになった。籠はずっしりと重く、確かな達成感がある。

「よし、こんなもんかな? 目標量は達成しただろ」

「はい。十分すぎるくらいです。ジンさんのおかげで、予定よりずっと早く終わりました」

リナは籠の中身を確認し、満足そうに頷いた。


「さて、と。じゃあ、ギルドに戻るか」

ジンはそう言うと、おもむろに右手を前に突き出した。

「せっかくだから、帰り道は違うルートを開拓してみようぜ。『創造魔法』――『踏破せし者の地図(マッピング)』!」

彼の手のひらの上に、淡い光と共に一枚の羊皮紙が現れる。広げてみると、それは白紙の地図だったが、彼らが今日歩いた森の中の道筋だけが、まるでRPGのマップのように自動で描き込まれていた。ジンは、まだ描かれていない未知のエリアを指差す。

「よし、こっちの方角から帰ってみよう!」

「え? でも、道が分からなくなったら……それに、危険な魔物とか……」

「大丈夫だって! この地図があれば迷わないし、それに……」

ジンはニヤリと笑う。

「未知の道を切り開くってのは、冒険者のロマンだろ? 行きと同じ道じゃつまんないぜ」


半ば強引に、ジンは新しいルートを進み始めた。リナは少し不安そうだったが、彼の自信に満ちた横顔を見ていると、不思議と「まあ、この人なら大丈夫か」と思えてくるのだった。木々の間を抜け、時折地図を確認しながら進む。幸い、道はそれほど険しくなく、むしろ新鮮な景色が広がっていた。


しばらく歩いた時、ふとリナが足を止め、俯きながら口を開いた。意を決したような、小さな声だった。

「……あの、ジンさん」

「ん? どうした?」

「……昨日、ギルドで……私の目のことを、綺麗だって言ってくれましたけど……」

リナの声は、少し震えている。

「ああ、言ったな。だって、本当に綺麗だと思ったから。なんか、深海みたいでさ」

「……ありがとうございます。でも……この世界では、エルフの青い瞳は……『忌み子』の証なんです」

「忌み子?」

「はい。……古くからの言い伝えで、災いを呼ぶとか、不吉だとか……。だから、みんな……私を避けるんです。疫病神だって……煙たがられて……」

リナは、自分の過去の経験を、途切れ途切れに、しかし正直に話し始めた。幼い頃から向けられてきた好奇と侮蔑の視線。理由もなく避けられ、時には石を投げられたこと。優秀だった姉が理不尽な理由で貴族に目をつけられ、抵抗の末に命を落とした悲劇も、その根底には、もしかしたらこの『青い瞳』を持つ家系に対する根強い偏見があったのかもしれない、と。彼女の声は、次第に涙で潤んでいった。


ジンは、黙ってリナの話を聞いていた。彼の表情は、いつものような軽薄さも、過剰な同情も見られない、ただ静かなものだった。リナが話し終えると、彼は少し間を置いてから、ゆっくりと口を開いた。


「……なるほどな。まあ、理屈はなんとなく分かる気がするぜ」

「え……?」

意外な言葉に、リナは顔を上げた。

「人はさ、一人じゃ弱いし、何もできない。だから、仲間を作りたがる。群れたがるんだよ」

ジンは、まるで遠い景色を見るかのように、淡々と続ける。

「でも、面白いもんで、世界中の人間が全員仲間だったら、それはそれで落ち着かないんだ。仲間と、そうじゃないやつ。そういう区別がないと、今度は『新しい仲間』が欲しくなっちまう」

「……?」

「じゃあ、どうすれば手っ取り早く、多くの人間を『仲間』としてまとめられるか、分かるか?」

ジンは、リナに問いかける。

リナは戸惑いながらも、考えを巡らせる。

「……みんなで、心を一つにして……話し合う、とか……?」

「それも大事だけど、もっと簡単で、効果的な方法がある」

ジンは、静かに、しかしはっきりと言った。

「『共通の敵』を作ることだ」


「敵……?」

「ああ。あいつは敵だ、悪いやつだ、俺たちとは違う――そうやって、自分たち以外の『敵』を設定することで、残りの連中は簡単に『仲間』として結束できる。歴史を見ても、そういう例は腐るほどあるだろ」

ジンの言葉は、冷徹な分析のようだった。

「ただ、これもバランスが大事でな。敵を作りすぎても、今度はその『敵勢力』がデカくなりすぎて、自分たちが危なくなる。だから、数は少ないけど、分かりやすく『違う』やつ、そして、何かあった時に『あいつらのせいだ』って責任を押し付けやすいやつが、スケープゴートにされやすい」


彼は、そこで一度言葉を切り、リナの涙で濡れた青い瞳を真っ直ぐに見つめた。

「お前のその青い目に、具体的にどんな謂れがあるのかは知らない。けど、たぶん、そういう『青い瞳を持つエルフ』ってのが、この世界では少数派なんだろ? だから、昔から、都合のいい『排斥の対象』、つまり『共通の敵』にされてきたんじゃないのか?」


それは、あまりに残酷な指摘かもしれなかった。しかし、不思議とリナは、その言葉に嫌悪感を抱かなかった。むしろ、今まで漠然と感じてきた理不尽さの正体を、彼が言語化してくれたような気さえした。なぜ自分がこんな扱いを受けるのか、その『仕組み』の一端を示された気がしたのだ。


ジンは、ふっと息を吐くと、いつもの調子に戻って付け加えた。

「……まあ、俺にとっては、そんな昔の連中が決めたくだらないルールなんて、どうでもいいけどな」

彼は、ニッと笑って見せる。

「俺は、俺がいいと思ったやつと仲間になる。それだけだ。お前の目が青くたって、それがどうしたってんだ?」


どんな慰めよりも、ジンのその言葉はリナの心に深く突き刺さった。『共通の敵』『スケープゴート』――まるで他人事のように社会の仕組みを分析してみせたかと思えば、最後は『俺がいいと思ったやつと仲間になる』という、極めて個人的な判断だけでバッサリ切り捨てる。普通の感覚なら、もっと感情的な反応を示すか、あるいは腫れ物に触るように接する場面だろう。彼の常識は、明らかにどこかズレている。リナは戸惑いを覚えずにはいられなかった。

けれど、そのズレた常識から放たれた『お前の目が青くたって、それがどうしたってんだ?』という言葉は、今まで誰にも言ってもらえなかった、彼女が一番欲しかった言葉そのものだったのだ。固く閉ざされていた心の扉が、ギシリと音を立てて開き始める。温かい感情が込み上げると同時に、この『ジン』という予測不可能な少年への、底知れない興味と『不思議』さが、リナの中で急速に膨らんでいく。彼の隣は、安心できるけれど、全く退屈しない。そんな予感がしていた。


そんな話をしているうちに、彼らは偶然、森の中の開けた場所に出た。そこは、明らかに人の手が入っており、森の一部が切り開かれて畑になっていた。そして、その畑一面に、まだ背の低い、見慣れない植物が整然と植えられている。

「なんだ、これ? 畑……? こんな森の奥に?」

ジンが訝しんでいると、リナが息を呑んで、その植物に駆け寄った。葉の形、色、そして微かに漂う独特の匂い。彼女の知識が警鐘を鳴らす。

「……これ……もしかして……『月光花げっこうか』……!? こんなところに、こんな大量に……!」

「げっこうか?」

「はい。満月の夜にだけ、白い大きな花を咲かせる特殊な植物です。花が咲いた後、一週間ほどで実をつけて……その実を傷つけて出る乳液を乾燥させたものは、『影見のかげみのしずく』と呼ばれて……」

「かげみのしずく?」

「服用すると、一時的にですけど、夜目が非常によく効くようになるんです。だから、夜間に活動する盗賊とか、暗いダンジョンに潜る冒険者とか……裏の世界では、かなり高値で取引される貴重な薬の材料で……」

リナの表情が険しくなる。

「でも、その薬効と、悪用される危険性の高さから、栽培や流通は厳しくギルドが管理しているはずなんです。こんな……人目につかない森の奥に、無許可で畑を作って大量栽培するなんて……明らかに違法です! 絶対に許されることじゃありません!」


ジンも事の重大さを理解した。ただの薬草とはわけが違う。これは、犯罪の匂いがプンプンする。

「ってことは、誰かがこっそり栽培して、闇市場に流してるってことか? まるで麻薬だな……」

「おそらく……。しかも、見てください! 足元には、既に枯れて落ちた白い花びらが散らばっています。そして、花の付け根だった部分には、小さな緑色の実のようなものが育ち始めているのが見えます!」

リナが指差す先を見ると、確かにその通りだった。畑全体が、つい最近まで白い花で満たされていたことを物語っている。

「月光花は、満月の夜にしか咲きません。花が咲いた後、大体一週間ほどで、この実から『影見の雫』の原料となる乳液が採れるようになるんです。 ……確か、前の満月は……一昨日でした」

「一昨日!? ってことは……花が咲いてからもう二日経ってるってことか。収穫まで一週間だとして、残りはあと五日くらいしかないじゃないか!」

「はい! このままでは、五日後には大量の『影見の雫』が密造者の手に渡ってしまいます! 急いでギルドに報告しないと!」

「おう! …っと、こいつらも忘れちゃ勿体ないよな!」

ジンは慌てて薬草でいっぱいの籠をしっかりと背負い直し、二人は全速力でギルドへと引き返した。今度は、来た道を引き返す最短ルートを選んだ。


***


「――というわけで、森の奥に月光花の密造畑があったんだ! 大量にな!」

ギルドに戻ったジンは、受付カウンターに駆け寄り、受付嬢に事の次第をまくし立てた。リナも隣で、発見した場所の特徴や月光花の状況を冷静に、しかし早口で補足する。薬草の籠をカウンターの横に置くのも忘れない。

受付嬢は、最初こそ「またこの新人が何か……」という顔だったが、話の内容が月光花だと知ると、みるみる表情を険しくしていった。

「……月光花の密造ですって!? しかも、収穫まであと五日……これは、まずいわね。場所は間違いないの?」

「ああ、俺の地図にもしっかり記録してある!」

ジンが懐から例の魔法の地図を取り出して見せると、受付嬢は事の重大さを再認識し、すぐさま奥の部屋へと駆け込んだ。


しばらくして、彼女は屈強な体つきをした、歴戦の猛者といった風貌の壮年の男性を連れて戻ってきた。年の頃は四十代半ばだろうか。短く刈り込んだ髪には白いものが混じり、顔にはいくつもの古傷が刻まれている。何よりも、その両の眼光は鋭く、部屋に入ってきただけで、ギルド内の騒がしさが少し静まるような、重い存在感を放っていた。

「君たちが、月光花の畑を見つけたと? よくやった。話は聞いた。私はここのギルドマスターを務めている、ガルドスという」

ガルドスと名乗ったギルドマスターは、低いがよく通る、落ち着いた声で言った。彼はジンの地図を一瞥し、すぐに状況を把握したようだ。

「場所から考えて、近隣を根城にしている盗賊団『黒蛇の牙』の仕業だろう。奴らは以前から、『影見の雫』を扱っていると噂があった。裏付けが取れたな。……時期を考えると、五日後の夜には収穫に来るはずだ。我々で現場に張り込み、現行犯で一網打尽にする」

彼は、状況を即座に分析し、淀みなく方針を決定する。その手際の良さは、さすがはギルドマスターといったところか。


「それなら、俺たちも手伝うぜ!」

ジンが当然のように名乗りを上げると、ガルドスは鋭い視線でジンを一瞥した。

「……お前さんたちが、例の新人か。報告、ご苦労だった。だが、相手は武装した盗賊団だ。危険すぎる。今回の件は、報告だけで十分だ。手出しは無用」

その言葉は、決定事項だと言わんばかりの響きを持っていた。

「なっ……! 俺だってやれる! こないだギルドで倒した連中より、そこらの盗賊の方が強いってのか!?」

ジンは食い下がる。ギルドで暴漢を倒したこと、シャドウウルフを仕留めたこと(これはまだギルドに報告していないが)。今の自分には力があるはずだ。ここで引き下がるのは『かっこ悪い』。


ガルドスは、ジンの反論にも表情を変えなかったが、少し考える素振りを見せた。

「……ふむ。どうしてもと言うなら、一つ、お前たちの力を試させてもらおうか。ただ働きさせるわけにもいかんからな」

彼は、壁に貼られた依頼書の中から、ひときわ禍々しいオーラを放つ、黒ずんだ羊皮紙の一枚を指差した。

「この依頼を達成できるなら、お前たちの実力を認め、今回の作戦への参加、及び相応の報酬も考えよう」


その依頼書には、震えるような文字で、こう書かれていた。

『緊急討伐依頼:沼嗤う顎(ぬまわらうアギト)


「ぬまわらう……アギト?」

「ああ。ギルドの南西に広がる『ため息の湿地』に巣食う、ゴブリンのボスだ。ただのゴブリンではない。通常種よりはるかに大柄で、狡猾な知恵を持ち、手下のゴブリンを使って近隣の村から家畜や……時には、人を攫っているという報告もある」

ガルドスの説明に、受付嬢が隣で青ざめた顔で叫んだ。

「ギ、ギルドマスター! それはBランク指定の任務ですよ!? シャドウウルフとは危険度が違います! さすがに、この二人には荷が重すぎます!」

「分かっている」

ガルドスは、受付嬢の制止を静かに手で制すると、ジンの目を真っ直ぐに見据えた。

「確か、お前さん……先日、ギルドで揉め事を起こし、Bランクの冒険者数名を一人で打ち倒したそうだな?」

「……まあ、な。ちょっとしたはずみで」

ジンは少し照れたように答える。

「ならば、可能性はゼロではあるまい。……いいか、小僧。その沼嗤う顎(ぬまわらうアギト)は、攫ってきた人間を……喰らうと噂されている。奴を放置すれば、ため息の湿地に迷い込んだ旅人や、周辺の村人が、さらに犠牲になるやもしれん。これは、ただの力試しではない。人々を恐怖から救うための戦いだ」


ガルドスの言葉は、ジンの心の奥底にある、彼自身の『かっこいい』の基準――すなわち、弱きを助け、悪を挫くというヒーローへの憧れを強く、強く刺激した。

(人を……食う……? そんな、悪党の中の悪党みたいなやつ、許しておけるかよ……!)

しかも、相手はゴブリンのボス。昨日、子供連れだからと手を出せなかった相手とは違う。人間を害する、明確な『悪』であり、討伐すべき『敵』だ。これならば、自分の『創造魔法』も、きっと最大限の力を発揮できるはずだ!


ジンは、ゴクリと唾を飲み込み、決意を固めた表情でガルドスに向き直った。隣のリナが心配そうに自分の服の裾を掴んでいるのを感じたが、もう迷いはなかった。

「……分かった。その依頼、俺たちが引き受ける」

その声は、自分でも驚くほど、落ち着いて、そして力強かった。

「ゴブリンのボス、沼嗤う顎(ぬまわらうアギト)討伐……承知した!」


こうして、薬草採取から一転、ジンとリナは、危険なBランク任務――人喰いのゴブリンボス討伐に挑むことになった。彼らの前に立ちはだかる新たな試練。月光花の密造を企む盗賊団との対決の権利を得るため、そして、人々の平和を守るため。ジンの『かっこいい』を貫く戦いが、今、始まろうとしていた。物語は、新たな局面へと、大きく動き出す。

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