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<R15>15歳未満の方は移動してください。

貧乳だからサッキュバス失格だと追放された魔王の娘。胸は小さいが魔力は絶大だった。それでも愛してくれる王子様と一緒に、戦争ばっかして迷惑な魔王軍を殲滅します。

作者: 山口瑛史


「あら、アリス。気が付かなかったわ。見えなくて…。」

「…。」

「そんな初等学生みたいな身体で…。おほほほほっ!」


一つ上の姉であるモーリアが、アリスにぶつかって吐き捨てる。姉と言っても母親は違うらしいけど。

初等学生というのは、10才くらいまで通う学校のこと。要するに、子どもだってバカにしてる。


この姉モーリアは、去年15才の通過儀礼を済ませて一年、淫魔(サッキュバス)として立派に成長した。胸はメロンが入っているのか?と思うほど大きく、腰は細く括れ、お尻はまるで桃のよう。スラリと伸びた長い足、分厚い唇。


男なら誰しも、かぶりつきたくなる身体である。

この一年で、魔王であるお父様の寵愛をも勝ち取っていた。



対して、私は…。

10才になる頃から、全く成長していない。

背も低く、お尻も小さいし、寸胴。胸に関しては、幼女の頃から変わってない…。


少しは柔らかくなった気がするが…。


今日は、私の15才の誕生日。


魔王の娘の私達は、15才の誕生日にお父様である魔王に抱かれ、サッキュバスとして、魔王に仕えることになっている。


モーリアがぶつかってきたのも、今日は私が抱かれるから。腹いせにだろう。


お父様に抱かれること…。

正直イヤである。モーリアとは母親が違うし、私にはサッキュバスの血は受け継いでいないと思う。だからサッキュバスなんてなれないし、淫魔のすることなんて興味ない。


そんなことなら、魔王城の図書館で本でも読んでいたい。せっかく帰ってきたのだから。


だけど、魔王の娘は、例外なく15才で魔王に処女を捧げる。仕方ないこと。と割りきるしかない。



広間には入り、晩餐が始まるのを待つ。身体の小さな私に合うドレスはなく、特別に作らせたらしい。胸にはパッド入り。製作者の悪意を感じるわ。


先に座って待っていると、魔王であるお父様が入ってきた。


囲っている淫魔(サッキュバス)の数は数知れず。作った娘は、数十人に上ると言う。私も正確な数は知らない。


膨大な魔力を垂れ流す別格な存在。

少年のような出で立ちだが、威圧感は凄い。それが魔王であるお父様。


昨日、高等学校の寮から来たので、実に5年ぶりの再開になる。


魔王は、娘を10才くらいで中等学校の寮に入れて、5年後に再開して成長を楽しむという、特殊な趣味をお持ちのお方である。


子どもの頃は、優しい父親だった。小柄で、お兄ちゃんみたいな感じで、好きと言われれば、うん、好きだった。

だから、仕方ないかなって思っていたのだけど。


「なんじゃ、なんで子どもがおるのか?アリスはどこじゃ?」

お父様。アリスはここにおりますよ。

「わ…。わたしが…」

私の言葉を遮り、お父様が辺りを見渡す。

「アリスは、幼い頃、美しかったからな、さぞや魅力的に育っていることじゃろう。どこにおる。」


その時、モーリアが入ってきた。

「お父様。その小娘がアリスですわ!魔王様が抱く価値もございませんわ!」

「なんじゃと!子どもではないか!」

その時の、私を見るお父様の目は忘れられない。


蔑みに満ちた目で見られる?軽蔑、憐れみ、いや、違う。

その辺に転がっている石ころを見る目。

なんの興味も、娘の私に対して抱いていない。

まだ、蔑みだとしても感情がこもった目の方が良かった。


「あの、わたくし…。」

声にならない。

「そんな子どもは、ワシの娘ではない。魅了もできんサッキュバス失格じゃ。出ていけ。」

「そうですわ。今日は、私が…。」

モーリア姉が胸元を強調して言う。それは、私には無い。

「うむ、モーリア。来い!」

「はい。畏まりました。」


魔王とモーリア姉が、寝室へと消えていった。


前代未聞の出来事だったけど、私は、正直助かったと思っていたの。

この身体で、と思うと怖かったし。


次の日。

私は、お父様が発した「出ていけ」の意味を軽く考えていたことを後悔した。


文字通りの追放だった。


寮に帰る馬車に乗ろうと思った私に、

「アリス。あなたはこっちよ」

昨日より肌に艶がましたモーリアが指差した馬車。私は、そのまま四方を屈強の護衛たちに囲まれて拘束され、その馬車に無理矢理のせられた。



「私ね、あなたのこと、嫌いだったの。」

モーリアが話し出す。口を押さえられていて声がでない。

モーリアは、昨日充分に吸精したのだろう。やたら生気に溢れている。

「年下の癖に、成績は私よりも良いし、小さいときは私より可愛いかったし、魔法も私より強くて。」

「…。」

「でもね。私には、この身体と淫魔のスキルがあるわ。あなたには無い!」

そんなの要らないけど。

「出ていけと仰られたわよね!お父様に免じて、殺さないでおいてあげる。じゃあね。」

…殺さないでおいてあげるって?どういうこと?

モーリアは、歪んだ笑顔を私に向けた。


そして、馬車は何日も走った。拘束されたまま何日も。


なにも食べずに、動けずに。耐えられず出てしまったものは…。どうか聞かないで!

この屈辱、魔王とモーリア姉め!


肉体的にも精神的にも、もう限界かなって思ったとき馬車は、崖から落ち、私は意識を手放した。


ほぼ殺そうとしてんじゃん…。

私には、走馬灯は見えなかった。思い出したのは、モーリアの歪んだ笑顔とお父様の冷たい目だけ…。



暖かくてフワフワする。ん?

「生きてるの?」

目を覚ましたとき私は、小さな小屋のベットで寝ていた。

服も、男物ではあるが、着替えており、綺麗にされている。


身体をさわる。着替えさせてくれた?何かされた?

「フォフォフォ。子どもに手は出さんよ。安心せい。」

「わたくし、こう見えても15歳です。子どもというわけでは…」

白髭の優しそうなおじいさんである。

「ま、儂からしたら、15だろうと30才だったとしても、子どもには違いないぞよ。」


賢者エリオット。私を助けてくれたおじいさんだった。魔族と人族のどちらでもない人。魔族と人族の対立、戦争がイヤで、人里離れたこの谷底で隠居しているらしい。


今の世界は、人族至上主義の国王と、魔族至上主義の魔王が激しく対立、戦争を繰り返している。

私には、魔族が最高とも、人族を蔑む気持ちもない。

仲良くすれば良いのにと思う。

エリオットに言うと、優しく頷いて、哀しい笑顔をした。


エリオットには、二人の少年の弟子がいた。10才に満たないくらいの人族の男の子。


孤児で黒髪のエイト。

そして

「俺も同じような目に合わされた。」

と言っていた。リチャード。


何処かの国の第三王子だったけど、聖属性魔力があることで、兄を差し置いての後継者争いに巻き込まれ、その兄に、殺されかけたらしい。


少しシンパシーを感じる。

私は、貧相だったからだけど…。


出自は様々だけど、3人は賢者エリオットの元、穏やかで充実した日々を過ごせた。


エイトは勇者。

リチャードは聖戦士。

(アリス)は、魔道士。


エリオットに言わせると3人ともが、世界を変えるほどの素質があるらしい。

3人は、たまたまではなく、エリオットに会うためにここに来たのかもしれない。


ある日。

「魔王の証じゃな」

エリオットに教えてもらった。

「魔王の証とは?」

「成長期に肉体が成長せず、膨大な魔力を蓄えるんじゃ。」

あ、お父様も少年のようだった。

「お主が、追い出されたのも、お主を怖れたのかもしれんな。」

殺さないでおいてあげる。モーリアが言っていた。

本当は、殺せって命じられたのではないだろうか?


今となっては、わからない。死ぬより辛い目に合わせたかったのか。確かに、馬車の中で何度も死んでしまいたいとは思ったけど…。


この4人の奇妙な共同生活のなかで、

私は、この二人の少年から好意を寄せられていた。

自惚れではない。と思う。


「この勝負勝った方が、」

「受けてたつぞ。」

二人はいつも張り合っていた。


勝った方が、食事の時隣に座ったり。

勝った方が、近くの村への買い出しに付いてきたり。

勝った方が、私の隣で寝たり。

一緒に水浴びという際どいものもあったかな。


二人ともまだ子どもで、可愛いものだったけど。

私を取り合うって、ちょっと、いや凄く嬉しかったな。

エイト君は、コロコロして可愛かったし、リチャード、いやリッ君は、立派であろうと背伸びして、強がるところが、可愛かった。


「あーちゃん見て」

リッ君が、聖魔術を見せてくれる。

「アリス、これ見てよ!」

エイト君は、魔物を狩ってきた。

二人とも、私を同い年扱いするのは、ちょっと思うところがあったけど、楽しかった。

私が誉めると、凄く喜んでくれた。


私は、大人の女モーリアの様には、なれない。

でも、そんなことは小さな問題だと云うくらいに、楽しい日々だった。



楽しい日々は、あっとゆう間に過ぎていく。


5年もたつと、二人は立派な大人になった。

勇者と聖戦士。どこに出しても恥ずかしくない。

私は、少女のまま。

それでも私は、魔力を完全に制御できるようになり、膨大な魔力を使うが、威力は凄まじい魔王式魔術をもマスターしつつあった。


言葉遣いが、エリオットのじゃ言葉がうつってしまい困っているのじゃが…。


…困っているのだけど。



そしてエリオットが、寿命だったという。ある日突然お空へ旅立ってしまった。私たちに全てを教え尽くしたと。


魔族と人族の融和。エリオットが私たちに託したことだった。

人族と魔族の私達が仲良くしているのを見て、希望を持ったらしい。


人生の最期に、私たちにといれて幸せだったと。

もし、私達にやりたいことがあるなら、魔族と人族の融和は忘れてくれと。


命の恩人である。せめて希望を叶えるのが、恩返しだ。


エリオットを埋めた墓の前で、泣きながら3人で誓った。



それからは、戦場を渡り歩いた。

戦争を止めさせるために。

私達の力は、圧倒的。戦場の真ん中に降り立ち、力を見せつけ、撤退させる。

私達が出来ることは、局地的な戦闘を止めることだけだった。



戦場をなった村は、酷いものだった。

特に魔族と人族のハーフ達は、住むところを焼かれ、迫害されていた。


ハーフ魔族の妻は戦場に巻き込まれてしまい命を落とし、夫はその悲しみを抑え難民達を引き連れて頑張っていた。


その夫婦には娘がいた。リゼと言う名前。

悲しみや苦しみの中で、明るく振る舞う娘に

「儂が、戦争を終わらせる!」

と言って抱き締めた。その娘がみせた涙は、私に魔王(ちちおや)殺しを決意させた。



そして暫くすると、戦況は膠着してしまっていた。

「アリス。俺は、聖女のところへ行く!」

勇者となったエイトが言う。

「聖女?」

「リベルト国教の聖女だよ。人族至上主義のイリアス教団と対立してる。」


確かに戦場に干渉しているだけでは、戦争を終わらせることは難しかった。

聖女を味方にして、リベルト国教を後ろ楯にするとのこと。


「それにな。聖女は俺のこと気に入ってくれているし…。」

この前、聖女の命を偶然助けたらしい。

「お主の気持ちは大事じゃぞ。」

もうこんな子どもの身体の女の事は、初恋で終わったかも知れないが、少し寂しいぞ。と思った。


「聖女はね。胸が大きいんだ。」

キラキラした目で、エイトが言う。私の胸もとを見ながら…。

「このバカもんがー」

エイトの頭をはたく。

「うへっ。じゃあな。」



エイトは去り際に、リッ君と内緒話していた。

「これで良かったんだよな。」

「すまねえ。ほんとに…。俺は…。お前だって…。」

「もう言うなって、アリスを頼むぞ。」

「ああ、あーちゃんは俺が守るよ!」


…聞こえてるよ。魔法で聞いちゃった。

でも、聞かなかったフリするしかない。


エイトの決意が無駄になる。



聖女が味方になったことで、人族側のリベルト王国は、リベルト国教という後ろ楯を失い瓦解していった。


最後は、リッ君自らが国王である父親に、引導を渡していた。



後は、魔族側である。

魔族のハーフのモルドさんや、エリオットの昔の弟子達の工作で、人族に悪意のない魔族は、魔王に従わなくなっていった。


幾つかの戦闘があり魔王軍も、数が減っていく。


もう一息である。


あの馬車の屈辱。なにも食べれず、動けず、自分の…で汚れ、そして落とされた。でも、屈辱を晴らす機会とは考えなかった。


優しいエリオットの顔。魔族ハーフの娘リゼの涙。

聖女の献身的な活動。エリオットの兄弟子達の協力。

そして、エイトとリッ君の決意。



思い浮かぶのは、あれから会った人達。

皆への恩返し。


魔王式爆裂魔法(アリススペシャル)が戦場で炸裂する。



後は、魔王城にいる魔王だけという状況になった。

結界があり少数精鋭で乗り込むしかない。

魔王城には、リッ君、エイト、聖女とその護衛とで乗り込む。


エイトと聖女は、うまくやったようで、恋人同士になってた。

走っていると大きな胸が揺れている。エイトのチラ見は仕方ないが、リッ君?


君は、私を選んだんだよね?

確認したこと無かったけど。いつも私の盾になってくれるし、勘違いしちゃったよ。


聖女のミュールも、いいコだし、別に良いんだけどね。


男ってやつはぁ!っ思うだけ。

…泣きそうだなぁ。


気を取り直そう。


かって知ったる魔王城だけど、魔王の間にたどり着いたのは、私だけになった。


エイトと聖女は、城に残る魔王の配下を一手に引き受けた。

リッ君は、転移トラップから私を庇って、転移していってしまった。リッ君なら大丈夫だとおもうが。



「アリスか。やはり儂が直接殺しておくべきだったか。」

魔王が私を見て言う。

見た目は少年と少女が対峙する。

邪悪な魔王と勇敢な勇者ではなく、子どもが対面しているだけ。まったく絵にならない。


「はい、お父様も甘いかったですわね。」

死にかけたけど、死ぬ思いはしたけど。

「ま、そんな身体でも娘じゃしな。可愛いものよ。…儂の娘に戻れ、世界の半分をやろう。」

「貴方の世界は、もうこのお城だけ。いいえ、もうこの部屋だけです。」

「儂とお前が組めば、いくらでも世界を思いのままにできるわ!」

リッ君、エイト君、聖女、リゼや他の皆、の顔が浮かぶ。

「もう遅い!私は、知ってしまった。」

この世界が、守るべきものだってこと。


「じゃあ、死ね!」


魔王式魔術。

魔王から莫大な魔力の固まりが、発せられる。


くっ。流石は現役の魔王。まだまだ、私より強い!

そのときだった。白いオーラを纏った立派な戦士が私の前に立ちふさがる。


「リッ君?」

「なぜじゃ。お主には、モーリアを当てたはず。」

「モーリア?そこで泣いてるブサイクのことか?」


「私の魅了が通じない…」

完璧ボディの露出度の高過ぎるサッキュバスが泣いている。モーリアだった。

モーリアはブサイクじゃない。このお話の冒頭で述べたように、完璧な美女である。


「なぜじゃ。モーリアならイチコロじゃと」

「俺には、あーちゃん。…アリスしか見えんからな!」

聖女(ミュール)の胸をチラ見していたのは?


男だからしょうがねーだろ!

って、後で言ってた。しょうがねーってなんだよ!


「そんな小娘の何が良いのか!」

「アリスはな、俺の全てだ!」

全てって、そこまで。…嬉しい。


「ふん。まあよい。ここで死ね。」

魔王からさっきよりも強大な魔力が発せられる。


「あーちゃん。愛してるぞー!」

リッ君から、聖属性の気が発せられる。


魔王に匹敵するほどの、聖魔力。

か、格好いいじゃない。

あの小さかった少年は、立派な騎士になったのね。


戦闘中の今、気付くことじゃないけど、気付かされた。


エイトのことも好きだったけど、いつも私の事を守ってくれていたのは、リチャード。リッ君だった。


テンション上がってきた。


魔王式爆裂魔法(アリススペシャル)!」


凄まじい爆裂があり、

魔王城ごとぶっとばした。


あ、やり過ぎた。

嫌な思い出がある魔王城がふっとんで、気持ち良かったけど。


けど、やり過ぎた。

皆は大丈夫だったかな?


私を守ってくれたリッ君は、無傷で立っていた。私を見て笑顔をくれた。

何だろう?胸がキュンとなる。


エイトは?

聖女(ミュール)の防御壁で無事か。


魔力を使い果たして倒れそうな私を、リッ君が支えてくれた。


「私の事を愛してくれるの?」

リッ君に聞く。

「あぁ、生涯かけて、あーちゃんを守るよ。」


リチャードは、大きくなった。私では、背伸びしても届かない。リッ君が屈んで、ようやく、唇が届いた。



魔王の行方は知れず、粉々になったのでは、との調査結果。


モーリアは、しぶとく生き残ったけど、逃げるだけ逃げて、娼婦に堕ちたらしい。

本人的には、あの行為大好きだったし良かったかもね。


リッ君は、リベルト王国の王様になってしまった。

そして、魔王になってしまった儂。


数年が経ち、復興も進んだ。

儂は…。

エリオットの爺い言葉が少しうつっていたことと、魔王になったことで威厳が必要と思うと、言葉遣いが、爺くさくなってしまった。



それにしても、人族と魔族の融和のためには仕方ないんじゃが。

全然会えないじゃないか!


じゃから、優秀な部下を育てて、仕事を任せて、リベルト王国と魔族国の境界の地域に、街を作って、独立する予定じゃ。


リッ君が王、儂は王妃じゃ!

儂らが結婚するんじゃ!


魔王になって、言葉使いは爺くさく変わったけど、リッ君の前では、乙女に戻るね。


リッ君!街の進捗を、見に行くついでに会いに行くよ!


雑務を部下たちに押し付け、復活した魔王城を飛び出した。


待っててね!







読んでくださり、ありがとうございました。


作品を評価して頂けると、すごく嬉しいです。

☆☆☆☆☆を良かったら5つとか4つ、いまいちだったら1つでも良いです。

感想などあれば、参考にさせてください。



いま連載中の作品の番外編になりますが、この短編だけでも楽しんで頂けるように心がけました。


ちなみに本編は

https://ncode.syosetu.com/n2694hf/

「勇者である俺を暗殺に来た幼女を娘にした。暗殺を企てた教団よ、この娘を帰せと言われてももう遅い。パパ大好きな娘にしちゃったので。」

です。こちらの方も、よろしくお願いします。



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