こんにちは!赤ちゃんって私!!
ギャグをちょっと入れてみました!
コポコポ?…いやぶくぶくと音がする。
うーん、暗いしやけに苦しいし、ここがどこだかわかんない。
あっ、少しだけ声が聞こえた。
「うぅぅーーーー、はぁ、ふぅーーー、うんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん。」
えーと、な、何やってすか?
めっちゃ力み声って言うか、赤ちゃん産む時の声じゃない?
え、まさかこれって、、、。
そう思った途端、急な痛みが来た。
イタ、痛いんだけど。え、え、待ってこれって私を産むために力んでるとか!?
え、ちょっ。ぐわあ、頭が頭がー!!めっちゃ痛い!!
赤ちゃんってこんなに痛いこと体験して出てくるの?泣
てか、出口めっちゃ狭いし、頭がかち割そう。
そう頭の中で思っていたら、ズルンと出た。何かが。って私が産まれた。
まじか、産まれたわ。まあ、痛いの無くなったし、盛大に泣くとしましょうか。はい。
「おぎゃーおぎゃー、おぎゃー!」
「おめでとうごさいます!!元気な男の子ですよ!」
えっ!!私じゃなくて俺?男?
私男に産まれたの?と内心看護師さんが言ったことにショックを受けていた赤ん坊であった。
あー、赤ちゃんってまだ目が見えないのねー。
耳は聞こえるけど。
でも耳だけでも色んな情報が入ってくるんだ。
匂いはするし、少し動けばベットに当たる。
耳を澄ませば近くにいる他の赤ちゃんの声が聞こえる。なんか新鮮で心地が良いかも。
看護師さんが一生懸命私達の世話をしてくれてる声、排泄を処理したり、ご飯をあげたり。
見えないけど仕事ぶり流石ですね!
私は体感3日後に両親に渡った。
「おお!元気だったか?」そう言った声の太い男の人多分父だろう。
私を抱き上げ元気に話している。
その隣にいる雰囲気の柔らかそうな女の人は母だろう。力んでる時の声はデカすぎてびっくりしたけど、何となく赤ちゃんだから目が見えないけどオーラで凄いなと感じる。
「可愛いわね。ねえ、あなた私達の第1子よ?名前は決めたかしら」
「おう!もう決めた。お前の名前はつばさだ!Wingの翼だ!」
そう言って私を高く持ち上げた。ちょっと恥ずかしいって。
「ふふ。いい名前ね。つ、ば、さ。
元気に育ってね。」
「ああ!大きく俺みたいにでっかくなるといいな!はっはっは!」
「あなたはちょっと大きすぎよ。ふふ。」
なんとない会話が続いて、和んでいた。
私は、まあ前世では平凡だったから今世ではめっちゃ頑張ろうと意識した。
そして、この空間が和みすぎて辛いと寝た。
おやすみ、すぴーすぴー。
「寝顔も可愛んだな」と父ぷに。
「ええ!そうね!」と母ぷに。
2人からほっぺをぷにぷに触られて鬱陶しい!!眠れなーーーぃぃぃい!
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