俺、異世界へ強制転生します3
「はぁ~い!しつもぉ~~~ん!!
それで、何で異世界転生に指名されて、転生後の生活に監視かつくのでしょうか?」
「うん!いい質問だね!君の前世がろくでもない人生だったのはさっきしてきしたよね?とりあえずそんな人生を送っていて、それを指摘された場合拒否できない人生の人間をまず選んだ訳さ!
そして当然のように、過去に犯罪を犯した者や現在犯罪を犯して死んだ者なんかは勿論論外だね!
そして、自殺した人間もダメなんだ。人や神により場合によっては肯定されることもあるけど、一で応僕にしてみたら親から生んでもらった命を自らの意思で断つ何て事はナンセンスそのものなんだよ···
だから、一応君が異世界で例え絶望的な状況に立たされたとしても、僕は全力で阻止させてもらうよ。
まぁ、君の場合はそんな考えを絶対にしないと確信してるから選んだんだけどね!」
(ろくでもない人生って···確かにろくでもないし、自殺は俺自身絶対に考えないし、否定的な立場の人間だとは思ってるけどさ···
まぁ、一応はこのちびっこ神様は俺を信用してるって事だからちょっとは嬉しいけどね···)
「まぁ、この際選んでくれた理由は置いといて、今後の進行を教えてもらえませんか?」
この時ちょっとだけ自分が信用されていた事に嬉しくて、顔が赤くなったから照れ隠しで話を自分から聞いといて流したのはここだけの内緒でお願いします···
「自分から聞いといてなんだ···ってまぁいいか···
とりあえず君にはある世界へ転生してもらうけど、君にはこのままの姿で転生してもらうよ。」
「はいっ!?このまま?新しい両親から生まれて幼少期を普通に過ごして、ある時前世の記憶が甦るとか、魔法の学校に通うとかそういう王道パターンじゃないの?」
「そんなめんどくさいことするわけないじゃん!
自慢じゃないけど、僕はかなりめんどくさがりだよ?
例えて言うならば、やりたいゲームを我慢して誰かがクリアしてくれて、攻略法を攻略サイトに乗った後にその攻略法を見ながらゲームをするタイプだからね!」
「ダメだろそれ!!何の面白味も感じられないじゃん!」
「良いのいいの!ゲームの遊び方なんか人それぞれ神それぞれで!プレイヤーが楽しいとかんじればいいの!」
今後がめちゃくちゃ心配なんだが···
「まぁ、あちらの世界じゃあ王道の、成人がだいたいどの国も15歳前後だから一応今の歳より10歳くらい若くなってもらう。君は15から再スタートって形を取ってもらうよ!」
「もう分かったから早く転生させて!!
これ以上ネタバレっぽいこと言われたら楽しみが無くなっちゃうじゃん!!」
これ以上ネタバレとかいろいろ使命とか注文つけられたらたまったもんじゃない···
「最後にこれだけ注意させて!
まず君には転生後は人の役に立ってもらうためにランダムに着地した地点の一番近い国の傭兵団に所属してもらうよ。一応国に所属しているという体で自由に動きやすい立場を持つために傭兵という形を取らせてもらう。
活躍次第では国の重要な役職に任命されるかもしれないね。まぁ、チート能力があるから間違いなく目は付けられるだろうさ。良い意味でも悪い意味でも···」
なんか不吉なことを最後に言いやがったぞこのちびっこ···
「あとこれが一番重要!!
この世界では魔法に呪文とかは特に無いんだよ。だから自分の持っている魔法属性と自分の魔力量を調節しながらイメージして魔法を発動させる。
ただ君はチート能力のせいで、魔法属性と魔力量が桁違いに多い。だからイメージで魔力量を上手く調節しないと、この世界そのものを破壊したり、変な争いに巻き込まれたりするから気をつけてね!」
「ちょっ、待っ!!!
今めちゃくちゃ不吉なこと言ってましたけどっ!!」
「じゃ、行くよ~~~···
っあ、これから一生君に憑いて行くからね!
魔法の詳しい使い方は転生後にね~~~」
「ちょっと待てやぁぁぁーーーっっっ!!!」
転生前に更に不安がつのるばかりであった···
マジで一体俺の転生後の人生どうなっちゃうんだよ···(泣)
長々とすみません···
一応これで転生までの話は終わりました。
ようやくこれから冒頭の部分の回収が始まります。まだまだ未熟者ではありますがこれからもお付き合いよろしくお願いします!