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俺、異世界へ強制転生します2

「すっげぇ行列だなぁ···」


俺は今ものすごい行列の中に並んでいる。どうやら俺の家は仏教だったので、仏教の理念である輪廻転生に向かう人達の行列に並んでいるらしい。


ちなみに輪廻転生とは、かなり大雑把にまとめると、仏教では死んだ人間は元いた世界の生物等にまた転生できるという理念らしく、本来仏教的には、幽霊等は存在せず、必ず魂は転生できるというものらしい。

なんか幽霊はお寺でどうにかするってイメージがあるから、少し矛盾を感じる気がするがね···



そんな行列に並んでいたら、100人?体?くらい転生が進んで、半分近く進んだら、突然誰かに引っ張られた···

そりゃもうえらい力で···


「ちょっっ!!なになになになにっっっ!!!」

当然列から外れたさ··· 何時間も並んで退屈な時間を過ごしたし、しかもめっちゃ別次元の世界に飛ばされてるし···

あれ?元いた場所ってこんなメルヘンな色した空間だったっけ?なんかめっちゃお花畑···


すると、いきなり引っ張られた感覚が無くなり、お花畑に投げ出された


「いってぇぇぇーーーーーーーっっっ!!!」


顔から着地したからめちゃくちゃ痛い!というか死んでも痛覚あるんだな···

そんなぐちゃぐちゃな顔をゆっくり上げると、なんだか中性的でめちゃくちゃ綺麗に整った顔の美少年?がめちゃくちゃ偉そうに話しかけてきた······ちびだけど(笑)


「おめでとう!君は異世界へ転生する権利を得ました!まぁ、権利って言ってもお前に拒否権は無いがな!(ドヤッ)」


「へぇ~、異世界に転生···って、今拒否権は無いって言わなかった!?」


「言ったけど何か問題でも?」

こいつ、めちゃくちゃ意外そうに、さも当然と言いたげな表情で聞き返して来やがった!


「まぁ、異世界へ転生って言われたら、確かにラノベやアニメを見て憧れてはいたけど、さっきまでせっかく今までの世界で転生できたかもしれないのに、突然行列から出されて、しかも強制的ってあまりにも酷すぎはしませんかねぇ!」


「確かに君の言いたいことは良く分かるよ。でもねぇ、君、前世でいったいどんな生活をしてきたんだい?何か君は人のため、社会のために何か行動をして生きてきたのかい?そんな人間が同じ世界でまともなものに無事転生出来ると思っているのかい?」


      ぐうの音も出ねぇっ!!

「ちなみに俺がもし前の世界に転生してたらどんなことになってたんでしょうか···?」


「それ聞くかぁ~···········

 まぁ、もう前の世界に転生出来ないから正直に言うけど、君、ゴ〇〇リだよ···」


「ぎっぎっ···ぎゃーーーーーーーっっっ!!!」

勘弁してくれ!前世ではあんまり気にしなかったけど、自分がなるのは別っ!あの動きや油ギッシュな見た目は嫌だぁぁぁーーー!!!


「分かってくれたかな?君には選択肢は無いんだよ。だから大人しく僕の言うことを聞いてくれるよね?」


「···分かりました。ところで異世界へ転生するという事は、何かしら俺に特殊能力とか魔法とかチートなモノを授けてくれますよね?」


「もちろん!それに関しては今後の君の転生後の行動とかにも関わって来るから、これからちゃんと説明するよ」


「···はぁ!?今後の行動!?って事は、俺の転生後の行動や生活って強制的に縛られるの!?」


「そりゃ当然でしょ!その為に君をここに連れてきたんだから!」




おいおい···

いったい俺の異世界転生後の生活はいったいどうなっちまうんだよぉぉぉーーー!!!



ここで終われませんでした···

つくづく自分の文章のまとめ力の無さが如実に表れてしまった···


すいません、もう少しお付き合い下さい!

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