7 ニートのひとりごと。
ネタ切れッ。
「フタミ?」
「いえーす、まいねーむ、いず、ふたみ」
「マイネー、ア?」
小首を傾げる燃えるような赤髪ショート赤目少女。えんぱつしゃくがん!! やっべぇすっげぇ可愛い。ここは一つ憧れの呼ばれ方をされてみたい。
ならば!!。
「ふたみおにいちゃん」
「フタミ鬼ィチャン?」
待って!?
いや、そう聞こえただけだ落ち着け。
イエス!! ロリータ ノー!! ビッチ
それが俺達の合言葉!!
けど「……だいたい合ってる」
「オーー」嬉しそうに笑う少女。
血風とともにあの戦いの場を駆け抜けた剣姫と同一人物とは思えない。そのあどけない笑顔になけなしの警戒感が雲散霧消する。まぁ、仮に抵抗しても無駄なんですが。彼女鬼強だし。
ぅゎょぅι゛ょっょぃ。
「ワタシ、リオン」
「リオンちゃんか」
「アーー ウン。フタミドコカラキタ?」
目をしばたたかせてリオンはそう聞く。
「日本」誤魔化し無しの直球。だが、此処が異世界としてソレが通るのか?。
「ニホン。“シンキョウノミヤコ”、ジャナイノカ?」
“シンキョウノミヤコ”、ミヤコ、都か?。
「違うよ。ミヤコじゃない」
「ソッカ、“テンジョウビト”ガ、オリテキタノカトオモッタ」
天井人? いや、天上人かな?。
天竜◯だとアレだな。◯◯ ピース。
しかし、降りてきた。降りてきたね。
うーーん。色々理解の外だね。刺激が有りすぎてちょっち僕様オーバーヒート気味。
「とりあえず、召し上がれ」
幾つかお菓子の袋をパーティー開けする。ジュースはコップがいいなぁ。
とか思ってたら木のコップを出して貰えた。
異世界でサバイバルならペットボトルは水筒に使えるよな。なので口付けして雑菌を繁殖させるのは勿体無いと思ったのだ。
「どーぞ」
「ワーオ!! シュワシャワ!!」
ぬるいコーラをコップに注ぐと、彼女がはしゃぐ。
なんかいいな~。と思って眺めている。
一口飲んで
「アマイ!!」と喜び、チョコ菓子を食べて「オイシイ!!」と微笑む。
そして
笑顔が曇った。
「どったの?」
「……オイシカッタカラ、オジイ、ヤ、ムラノコドモタチニモ タベサセテ アゲタイナッテ……」
「ああ、勿論いいよ」
ええ子やなーー。
と思いつつコンビニ袋の大半を押し付けた。
流石に酒類はねぇ?。
「イイノ? ダイジナモノジャナイノ?」
「お礼。と挨拶かな。良かったら村に置いてくんね? 行く場所なくてさ。出来る事、なんでもするから」うすたーり。
「ムラオサ、イマ、タオレテル。ヘンジデキナイ……」
困り顔リオン一枚絵ゲット!!
「病気?」
「ウン。ケドフタミ、シサイサマ、タスケテクレタカラ ダイジョウブ」
「あーー あ、白い人?」つか白い幼女?
お菓子なら買うな。出してくれないかな。
北海道のアニ◯イト土産に。
「ウン」
助けたの俺じゃなくて君なんだけどな。
俺は…… よそう鬱になる。
ギイと戸板を開き件の白い幼女が入ってきた。
金髪のサラサラヘアーで青い瞳のナイスロリ。側によると良い匂いしそう。脳内同人作家にウス=異本
の発行を許可しておく。彼女は戸口で口を開いた。
「リオン」
流石に名前は解るな。リオンは立ち上がり金髪ロリの司祭様の側に寄った。
何やら二人で話を初めている。
リオンが肩を落とした。
あれ、良くない感じ?。
リオンが此方を振り返り言う。
「ムラオサ、ナオラナカッタ」
そりゃ不味いな。
「トウゾクキタ」
そりゃヤバいな!?。
えーー 神様、ふつー試練って一つずつ来ません、か?。
寧ろ俺らの年代だと、南の旦那だよなぁ。
「玄人を舐めるんじゃねぇ!!」
ウチだとニートをやろか。
作者「問題の出題は14日、問題というか関門かなぁ。11話でほぼほぼ情報出ちゃうけどね。でわ暇人の方の参加をマッジ待ってます」
二三「ちなみに無回答だと?」
作者「死の撤退戦」
二三「あ、じゃあ、正解すると?」
作者「勝ち目があるかもな地獄の防衛戦。ああ、村人見捨てて逃げていいのよ?」
二三「」