14話 人外と人間の世界(グレイ・ノーベル視点)
閲覧ありがとうございます!
グレイさんは灰先生のことです
今回もよろしくお願いいたします
私は白い国の住人として生まれた。
私の家庭はとても裕福で食料や寝床には困らない。
いわゆる私は世間で「お嬢様」というものらしい。
昔から私はお嬢様なのに、丁寧な口調で喋るのが苦手だった。
私は幼い頃に人間の臓器図鑑というものが
気になってその図鑑を開いてみた。
そしたらそこは…私にとってお宝が詰まった宝箱だった。
心臓、肝臓、肺、脳…とても素晴らしい。
私はこの図鑑のおかげで医者になりたい!
と思うようになった。
私は女性を見ると、何だかときめくようになった。
多分、これが恋ってやつだと思う。
基本、女性は異性に恋をするものだと思うが、
私は同性である女性に恋をしてしまうらしい。
白の国と黒の国の戦時中だったが、
私にはあまり影響がなく、私は勉強にのめり込んだ。
私の努力は実り、
学力の高い女子学院へ入学することができた。
私はこれからも怠らず、勉強を頑張っていこうと思う。
女子学院に入ってから、
私は女性たちから言い寄られるようになった。
私は色んな女性たちと体の関係を持った。
女性たちは私を求めてくる。
愛おしくて、綺麗で、可愛かった。
私は女子学院を卒業し、念願の医者になることができた。
私の人生、バラ色だなぁ…。
学生時代は色んな女性を抱いて、
努力が実って医者にもなれて…。
さぁこれから医者として頑張っていこう。
医者というものは厳しかった。
職務内容はそれほど大変ではなかったが、
患者と関わるのがとても辛かった。
心ないことを言われることが日常茶飯事。
でもそんなことは気にせず、学生時代のように、
夜が来るたびに違う女性を抱き、酒を嗜む日々…だったが、
私は限界というものに気がついていなかった。
女性を抱いて、酒を飲んでいて
心は満たされているつもりだった。
ある日の深夜、私はいきなり涙が溢れてきて、
度数の高い酒と、それと一緒に飲むと猛毒になる薬を飲み____
気が付けば、私はまっくらな空間にいた。
あの夜、私、何していたっけ…。
どの子とベッドにいたっけ…。
死雫「お目覚めのようだね」
そこには私より小さいけど、
それなりに身長が高い男性が立っていた。
灰「…私、男性には興味ないよ?」
死雫「僕も君に興味ないよ。」
その人物から話を聞くと、
私は酒と薬を一緒に飲んで自殺したらしい。
…完全に死ぬ瞬間だけ覚えてねぇや…。
死雫「君を、エスケープに招待したいと思う。」
エスケープとは、別空間のことらしい。
この人物曰く、元の世界に帰るのは無理なことらしい。
確かにそうだ。死んだ人間は生き返らない。
私はエスケープに行くことを承諾した。
死雫「それじゃあ、精々頑張って生き延びるんだよ。」
私はエスケープに繋がっている裂け目をくぐり、
くぐった先は、暗い街だった。
なんか…私がいた世界では見慣れないものばかりだ。
さて、どう暮らしていこうかな…。
そうだ!エスケープでクリニックを開くのはどうかな、
私って元々医者だし、
ここ(エスケープ)に住んでいる人たちを
助けられるかもしれない。
そうとなれば行動だ!私は行動力だけはあるからね。
それから、私はクリニックを開くことを目標にし、
エスケープでの暮らしが始まった。
閲覧ありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします
灰先生の前世資料
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