13話 人外と人間の世界(007視点)
閲覧ありがとうございます!
007は黒白くんのことです。
今回もよろしくお願いします
ぼくはくろのくににうまれたにんげん。
ぼくにはままとぱぱがいない。
いや、すてられた、うられたんだ。
かってくれたひとなら、ままとぱぱみたいに、
ぼくのことすてないかなって、やさしくしてくれないかなって、
そう…おもっていたんだけど…
ごしゅじんもままとぱぱとおなじだった、
いやおなじ…ではないや。
もっとひどいひとだった。
ごしゅじんはぼくみたいなこをたくさんかっている。
かわれてから、くろのくにからつれだされ、
もりのなかにあるこやですませてもらっていた。
こんなのもできないのか、やくたたずめ、かってやったのに、
と、なぐられるひび。
でもごはんはくれる、おいしくないけど
たべるしかない、いきなきゃ。
みんなでごはんをとりあって、やっとたべれるごはん。
まだごはんをくれるだけましだとおもわないと……。
ごはんもくれなくなった。おおきくなったんだから、
じぶんでごはんをとってこい、といわれた。
たべないといきていけない。
どこでごはんをとってこようかな。
…ぼくがうまれたくろのくにのひとならごはんくれるかな。
くれなかった。あっちいけっていわれた。
でも…おなかぺこぺこ。
だれがみてないすきに…
かごにあったたべものをひとつとって、
ぼくははしってにげた。
ぼくはたべものをげっとした。そのたべものをたべる。
おいしい、こんなおいしいものはじめてたべた。
…ごしゅじんからごはんをもらうよりよっぽどいい。
ぼくはこのひからくろのくににいっては、
たべものをとってそれをたべてくいつないでいた。
なまえがあるこがうらやましい。
ままにも、ぱぱにも、ごしゅじんも
ぼくになまえはつけてくれなかった。
くろのくににいるときにみかける、こどもがうらやましい。
ままになまえでよんでもらえて、てをつないであるいて…。
ぼくはつかまった。たべものをぬすんでいることがばれたから。
ぼくはうごけなくされて、
たくさんのひとにたくさんひどいことをいわれる。
あたまにじゅうをむけられ、ぼくはうたれた。
さいごにみたのは、ぼくにひどいことをいってくるひとたち。
…おれが目を覚めると、まっくらな場所にいた。
なんか違和感を感じる。おれ、こんなに頭良かったっけ…?
ここに来る前のおれは、生きることしか考えていなかった。
でも、いまのおれは、これからどうするべきか、
というか、ここはどこ?と行動しようとする意志と
なぜここにいるかという疑問が頭の中にある。
死雫「お目覚めのようだね」
?「ねぇ、ここどこなの?」
この人の話によると、おれは死んだからここにいるらしい。
あとこの人の魔法で衣装を着せられ、それ以外にも
魔法が使えるようになったり、知能が上がったらしい。
死雫「そんな君を、エスケープに招待したいんだ」
エスケープとは、別空間のことらしい。
そこで生活してほしい、とのこと。
まぁあの生活には戻りたくないし、
おれにはここ(エスケープ)に行く道しか残されてないみたい。
おれはエスケープに行くことを承諾した。
死雫「精々、頑張って生き延びるんだよ」
おれは裂け目をくぐった。くぐった先は、
暗い街。そして1人の高い女性がいた。
?「もしかして君、今エスケープに来たの?」
?「そ、そうみたい…」
?「名前は?」
?「おれ、名前をもらったことがないの。だからない。」
?「ん〜じゃあ私が君に名前を付けてあげる、
黒白とかどう?」
黒白「気に入ったけど、なんで黒白なの?」
灰「私の名前は灰と書いてかいと読む。
私がグレーだからブラックとホワイトは必要でしょ?
これも何かの縁だ。
私の前世は医者でね、私の助手になっておくれよ」
それから先生との、エスケープでの暮らしが始まった。
閲覧ありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします。
黒白くんの前世資料
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