表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

笑う空には、晴れ来たる。

作者:休 暇談
 母親が闘病の末、ガンで亡くなった。東京の企業に勤めていた私(小里康樹)は両親の経営する建設会社へ転職をして、日々、奮闘していた。「笑う」ことを何よりも大切にしている母は「大事な時、自分の頭の上に雨は降らない」という不思議な強運を持っていた。そんな母との日常や仕事で、私は素直になれずに母にも父にも不愛想ばかりしていた。
 添乗員として社会人生活をスタートさせた同世代の川原信弘も、初仕事を無事に終わらせたが、その後数年間の仕事でマンネリと彼女との関係で悩みを抱えていた。そしてもう一人、内装業に転職した志方健明も、怒りを買ってしまったお客様の対応からスランプが続き、精神的にも難しい時期を迎えることになる。
 「笑い」の力とその不思議な能力(?)を持つ優しかった母との思い出を辿る私。いつも笑顔の母を自分のせいで泣かせてしまったこともあった。一方、添乗員の川原は悩みながらも社運と彼女との未来を賭けたプロジェクトを成功に導くために奮闘する。また、売上ノルマを何ヶ月も達成できていない志方も、とある電話を切っ掛けに大きな仕事を得ることになる。ノルマ超え、スランプ脱出の大仕事が始まった。そんな悩み多き2人の青年が出会ったそれぞれの人生の転機の時、空は晴れていた。
1 プロローグ
2025/09/25 17:05
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ