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捻くれ転生者の何が悪い、ここは気の向くままに!  作者: 冬忍 金銀花
第一章 暗黒時代の幕開け……
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第9部 ロボス国……統治された楽園


*)ロボス国……統治された楽園


 先にこのロボス国の俯瞰図を簡単に説明しよう、俺がワイバーンに乗って見たから間違いない。それは夢のような光景であったな。


 ロボス王国は高い山裾を削って造られた山城である。王都にある街門の道からはやや図太い道が直線状に伸びている。それこそ馬車が三台でも軽くすれ違える程の道幅を有していて、中程には大きくて広い平地ひらちがある。そこで馬と人を上り坂で休憩をさせるとか。




 少しの兵も常駐しているから荷馬車の検品でもするのか、警備としては用心に越したことはないか。



 この休憩所を過ぎれば少し狭くなっていて、馬車の二台がすれ違う程の広さまで絞られ、高い物見櫓も両脇に建っていて兵士が見張りをしている。鐘も備え付けられているから有事のさいは大きく鐘を突かれる。


 何を想定しているのか理解が出来ない程の城壁、これは石積みではなくて土を固めて造ったという厚みのある構造物で、これが左右へと延ばされていて奥の山まで続いている。


 城壁の下は掘られているから城壁は聳えるように高く見えるが、城門から入って見ればそれほど高くは見えない。


 街門を過ぎれば三十メートル幅の広場が外周壁に沿って長さにして五百メートル以上が設けられていた。それを過ぎれば街の建物がずらりと並んでいる。


 遠くに見える城まで家が在るのかと思いきや、街並みを過ぎれば農地……大麦畑が壮大に広がっている。


 中央に伸びる直線の道が素晴らしいと感じたが、何故に城の城壁に守られた畑なのかはまだ知らない。


 高い城と思っていたら山の中腹に建てられた城で三階から五階建てのようだ。四角い建物と合理的に建設されているが高い塔は一棟だけ、白くて綺麗な建物。


 特筆すべきは城の裏手がこれまた高い岩の山が聳えていて、ここが国の見張りを引き受けている、かも?


 城の左側、西になるが弾劾絶壁の岩肌、流石に登って来ようとは思われない。右は深い森のようであって、今現在も農地に開拓されているし、街の燃料や建設資材となる木材を産出している。


 農地開拓の為に城壁はなくてシコタマ頑丈な木で柵を造られているが、森の一部というか森の中を道のように切り開いて柵が建てられている。こうすればいちいち開墾に合わせて柵の新調は必要無い。二~三年分の開墾の広さを見越しているものと思われる。


 この街を攻める事が出来るとしたら東側の森だけとなる。また、城壁からは法面となって二十メートルの幅があり、その下は野菜畑が東に向かって広がっている。


 街門から入って気がついたが城壁の街側の面は途中までが石積みとなっていて、それからは土を運んで固めたように見える。

 外は土壁だとういうのにね。他に気がついた事と言えば階段、これがむき出しになっていると言う事だね。


 他国の外周壁には要所要所に大きな丸い部分がある。これが階段なのだがこの国には無くてその代わりなのか、剥き出しの階段が斜め直線に上えと延びている。不逞な輩が登らないような事だろうか、登れば直ぐに発見出来る、発見されるからか。


 階段が露出させているのは他にも何らかの要因を持たせていると判断される。そう例えばとても長い木材とか? を上に運ぶのも適していたりする。いや単に構造上に造りやすいだけだな。


 これで街の俯瞰図は終了っと。



「神官さま、……もう起きてください、着きますよ。」

「ワイ……バーンなり!」

「இஇஇ……。」

「なんだ?」

「荷馬車を押してください、これからがキツい上り坂なのですからね。」

「あ、坂ね、はいはい。」



○────~休憩~────○


 さ、続きよ。俺は坂道を見上げて、


「お陰で仕事に行くにはかなり苦労させられるの……ですな!」

「誠にもって……さようでございます。では馬車を曳いて下さいませ。」

「お、そうか、微力ながら協力いたそう。(俺も馬の扱いかい。)」


 役には立たない口だけ男は直ぐに音を上げてしまう。


「お若いのに……何ともだらしない。」

「すまん……。」

「あの高い土塁は雨で年々低くなっているのですよ。愚かな壁を造ったものですな。ま~いちから都市を建設するにはお金が必要でしょうし仕方のない事ですが。」


「ならば土を持って上がればいいろう。序でに屋根も着ければ良いのでは?」

「そんな頭の良い領主ではないのでしょう。今運んでいる酒がこの都市での稼ぎになるのですよ、それも一番の利ざやが稼げます。」


 酒とは俺が渡したワインの事だとは直ぐに気がつかないでいた。タダでやった酒が一番の利ざやとはそういう事だった。〆て十本のワインが如何ほどの金貨に変身するのか俺は損した気分に陥る。


 が、しかし商人の言った言葉にはもっと深い意味が隠されていた。この街はブドウの産地だがそのまま他国へ輸出していて逆にワインとなった酒を輸入している。だから「そんな頭の良い領主ではないのでしょう」となる訳だ。



「なんだ、馬鹿領主なのか!」

「へい……いいえ違いますよ。この街はとても素晴らしい取り組みをしていやしてですね、街には浮浪者が一人としていないのですよね、どうです凄いでしょう?」


「いや判らん。どうしてその浮浪者が一人も居ないのかな。」

「全員を雇用しているのですよ、この街を大きくするためにですね、土木工事をさせる為に雇っているのでさ。」

「要は飯だけで雇用しているとも聞こえるが?」

「さようで、他には生活必需品の支給でして、」

「あ~この荷馬車の荷物がそうなのか、道理で詳しい訳だ。」

「へへ……。これが統治された楽園ですね、他に面白い事はなにもありませんがね。」


 商人から面白い国ではないと言われたが、何もかもが国によって管理されているのがとてもではないがいいとは言えない。ある意味、自由がないから領主が気がつかなければ何も産業が生まれない、育たないと考えられた。


 社会主義は一見素晴らしいと思うが優秀な人間には面白いはずがない。


「このシステムはまるで奴隷制度と変わらないね、言葉は優しくて仕事はきつい、これが進んだ社会とは思えないんだがね。」

「いえいえ、行動の制限は何もございません、さすればいい社会だと考えます。」

「エサで釣ってエサで囲むから同じだろう。見張りも十分に配置されているんだろう?」

「勿論でございます、身分も定かではない者を雇用するのですから、街の防護の一環ですよ、必要……、」

「必要……悪か?」

「いえ、私にはそこまでは言いませんが、似て非なる制度ではあります。」

「言ってるじゃないか、何も違わないさ。」

「はい……。」


 逆に考えたらどうなる、絶対に分らないような犯罪者を生むのかもしれない。


「その第一人者がこのオレ様だな?……偽神官だよね。」


 労働が対価ならば老人はその内に捨てられて魔物のエサにされるだろうし、女は飯炊き及び雑用の係として使われているのかな。中々に公共事業としては素晴らしい取り組みだと思う。日本もこれに習って地方で野菜を作らせれば良いのかとも? 考えてみた。


 特に災害復旧には役に立ちそうだし水汲み作業もそうらしい。そうやって街が民衆が世間が国がさせているようなものだろう、違うか?



 城塞の外側の周り中段には削られた山の土を平たくならしてあり、今は野菜の畑として利用されている。穀物の畑は住民の命綱だという事で城塞の中で栽培されていると聞いたが、広大な土地が広がっているのか甚だ疑問だった。


 山の土は痩せた土だから収穫は少ないと思いつつ商人の説明を聞いていた。俺だったら土を改良して収穫を飛躍的に増大させる事が出来るのにとも考える。そんな事は杞憂だった、初夏と秋にはジャガイモ類を他の都市から買い集めているとか。色々と国の間で分業がなされている。



「土壁は直ぐに穴を空けられて侵入されてしまうんじゃないのかい?」

「それは……そうでしょうが、対魔獣相手でしたらそんな事はないようですよ。第一に頭の良い魔獣はいませんから。」

「あ~それもそうか。人には簡単でもピーナッツの脳みそではね~。」

「はい。アハハ……その脳みそも無いピーマン魔物も存在してまして、はい。」


 この商人にしてみたらこの俺もピーマンだと思われていた。それは損な事を押しつけられてしまうからで、ピーナッツよりも酷いピーマンとは情けない。



「痛い~~!!」


 荷馬車の後ろでは起きそうもなかったリオが商人の高笑いで目が覚めたようだ。それとも頭をぶつけたとか、今は坂を登っているから何かの拍子に荷物が落ちたのかもしれない。大きな叫び声が聞こえた。


 こんなに揺れて煩い荷馬車で良く眠れたものだと感心するよ。


「リオ、馬車を押してくれないか。」

「え~……、」


 返事はそれだけだったが、心持ち馬車の速度が上がった気になったから押しているかな。


 いよいよ城塞の周りの畑地帯、所謂坂道の休憩所に差し掛かった。ここからが大変だという商人は、


「この心臓破りの急坂をいよいよ登りますので休憩といたしますから、貴方たちはここで一休みしておいて下さい。」

「そいうかい、ありがとうよ。で、あんたは?」

「私は一足先に行きまして牽引の馬を数頭借りてくるのですよ。こんなひ弱な人では役にも立ちませんからね。」

「……。」


 何も言えない俺だが、第一に商人が二人に馬車が二つでは最初からこの坂は登れないだろう。ここには来ない一台は女の子らを乗せて別な街に向かっているからきっと隣国なのかと思う。それにしても奴隷を乗せた馬車に護衛無しで良かったのかとも考えてみたら、実際は途中の街か村で用心棒を雇用して行っていた。


 これから先の街道には宿場町が出来ていて、宿は勿論だが傭車と傭兵を営む商人も常駐している。偶々、俺がロボス王国へ降りてきた道は先が行き止まりだと言うから、そのような宿場町は存在していない。


 ここで目立つのが露店の店で、御弁当やお土産になる果物等が売られている。馬用の水と餌となる干し草や芋も売られているから至れり尽くせりか。荷馬を一晩休ませる事が出来る馬小屋もあるとか。


「はいはい、それはですな、街門を通るには通行税が徴収されてしまうからですよ。街に入っても荷馬車の保管料はどのみち同じですからね。」


 このシステムはどこぞの観光地のような気がしてきたね、バス停から延びる道沿いにお土産屋があって「お荷物を預けて行かれませんか?」これだね。名所までは十分以上も歩くから荷物はより以上に重く肩にのしかかる。


 それで荷物を預けたら最後「お茶どす」とお茶を飲んで……これ下さい!



「そうだな、通行税も馬鹿にならない金額なのか?」

「はい、宿代に匹敵するくらいには高うございます。」

「そうなんだ、馬車に荷物が載っていなければこの広場で十分ということか。」

「さようで、商人としましては街に荷物を卸してしまえば仕事は終わります。無用な金子きんすは女を買う事に使ったが有効でしょう。」

「そうなんだ、長い道中に女なんて転がっていないだろう?」

「へい……荷物以外は、ですね!」


「あ~……なるほど。奴隷が途中でも売れていくのかい?」


「はい、魔物に喰われた人足の補充にも利用されていますよ。」

「主……あんた……とてもいい商売をしていたんだな、見直したよ。」

「神官さま、一人如何でしょうか」

「要らない、女は面倒だからな。」

「へ~……お若いのにもう枯れてなさる!」

「俺はまだ現役だ、枯れてはおらぬぞ。街で買うとするか。」

「お供いたします。坊主が簪を買うとは……本当でしたか!?」


 お供しますと言う女衒、神官の身分が高いという事もないだろうと考えてはみたが、それは俺が日本の坊主と同格に考えていたせいであって、この時代ではやはり神官は高位の身分らしいと解った。


「ェヘヘ……神官さま?」

「こら! 花街でその名で呼ぶな!」

「しかしですね、衣装はごまかせませんよ?」

「あ!……そうなんだ、帰るか。お前は楽しんでおいで。」


 これは街に入った後の事になるが。


○────────○


「トラックレーンが常備だとは優しい領主だよね。」

「ま、自馬と雇い馬の力比べでは雇い馬の方が速いですからね、だからこの急坂だけは狭くそれも石畳にもされてあるんですよ。」

「へ~それは凄い。俺の考えも及ばない領域だぜ。」

「ほ~っほっほ、そうでしょうな、え~そうでしょうとも。」

「……るっせ~、早く呼んできてくれ。」



 一休みを終えた商人が歩き出したらリオが話しかけてきた。馭者はバカだから気にしない風のリオが、


「お兄ちゃん、これも領主さまの頭の良さよ。考えたら分るでしょう?」

「あ、なるほどね~。軍馬ででも金を稼がせるのか。」

「うん、兵隊さんの馬を遊ばせるのは勿体ないよね。」

「リオ~おめぇ……頭いいな!」

「うん、そうだよ。」


 こんな事に頭脳が働くリオに俺は気がつかないでいた。普通の者には考えが及ばないから。


 ここの広場は野菜の畑と同じ様に平たく整地がされてあり、荷馬車の待機や休憩所として利用されるらしい。んで、有り難い事に露店もある。水や甘い果物に弁当も売られているから至れり尽くせりの施設だろう。


 リオは、


「ねぇお兄ちゃん、どうしてここに馬を待機させていないのかな。」

「そりゃ~……そうだよな。登りにしか利用されないから最初からここに馬の詰め所を設ければいいのにな、どうしてだろう。」

「ワイバーンでも飛んで来て馬を攫っていくとか、ありそうじゃん。」

「おいおい、この世界にはそんな恐ろしい魔獣もいるのかよ、嫌だね~。」

「知らない。でも聞いた事はあるよ、だったらこの馬も狙われていたりして。」

「リオは恐ろしい事を言うなよ、これが現実になったらどうするよ。」

「そうだね、……テヘッ!」



 左右二カ所に少し高い物見櫓が見えている理由がそれなのか、と、改めて考えてみたら確かに数名の兵が常駐しているようだ。対飛行用の魔獣相手の施設だったとは帰って来た商人に尋ねて判った事だ。ま、それも後の祭りのような事だが。


 秋は多くの動物にとっては食料が豊富になる季節だ。冬に備えて大いに喰い漁る必要があるとか、これは魔物にも同じだとは知らなかった。だから軍馬は街の中で待機させている。




 これならば城内に馬を控えさせている理由に納得した。ワイバーンが飛来しても領主の馬さえ無事ならば、たとえ商人の馬が攫われても損害にはならない。


 馬も売れるという極めて合理的だと言わざるを得ないか。


 ま~俺としてはワイバーンにでも襲われたら、亜空の袋の口を広げてワイバーンを始末する事はできよう、いやきっとやってみせる。


 この街は周りの見晴らしが利く高台だからかワイバーンでも飛来するだろう。未だ見ぬワイバーンでも飛来すればいいのにと考えてもみた。


 亜空の袋と共に貰った綺麗な剣は、今でも包丁の代わりとして利用したことしか無い。これが有効に使えるかはひとえに自分の力に掛かっている。意外と軽いから大した荷物とはなっていない。素振りは毎日欠かさず……やってはいないが何とかなるさ。だって中学で剣道も体育の時間で習ったからね!


 今の学校はどうだろうか、俺は裁縫、料理、木工、柔道、剣道を習っていた。裁縫は1、料理では学校一怖い先生に塩入りコーヒーを出してやったし木工は職業訓練……みたいな?


 リオの瞳が輝いていたのを見落としていたんだが、村には無かった果物屋の前?


「お兄ちゃん?」

「あ、あぁ~何が欲しい。」

「うん、果物がいい。美味しそうな色と形をしているのよ。如何にも私に食べて下さいと言っているようなものだわ。」

「そうなのか?」

「そういうものなのよ。可愛い乙女のように真っ赤だもの!」


 リンゴのような果実だ、きっとそうなのだろう。リオは詩人なんだと感心したよ。


「……、」

「早く買っておいで。」

「お金持ってない、頂戴。」

「あ、あっあ~俺が持っていたんだ。全部リオの分だから自由に使っておいで。」

「わ~い、幾つ買おうかな。」

「一つにしろよ。こんな便利な場所では城内よりも高いだろう。」

「え~そうかな……そうする。大事なお金だものね。」


 買われて行く娘に自由なんて今のうちくらいだろうか。これならば引き取られる家に着くまでに散財させた方がいいのは理解できるが、可愛そうだと考えて俺が買い取る謂われもない。が、その前に俺は金すら持っていない。


「俺も金が欲しいよ、どうにかして稼がないとね。」

「冒険者登録して賞金とか稼げるらしいわよ。お兄ちゃんもこの際に登録したらいいよ。」

「え”……それは本当か! だったら喜んでギルドに行ってみるよ。」

「うんと稼いで私を買い取ってよね。何処に売られて行くのか気になるし嫌だよ。」

「それもそうだが、俺にしてみれば金の掛かる女は要らない。だからな?」

「やだ、買い取ってよ。」

「俺もやだよ、もっと女~っていうのは欲しいがね、小娘だったら役に立たない。」

「うんそうだね。私がもっと大きな大人だったら良かったんだ。」

「ま、そう言うこと。諦めてくれ。」


 十歳位の小娘を旅のともには選べない。なんたって若すぎて御用になるとしか考えられないから。俺の元の世界だったらそうなんだが、ここ異世界では奴隷ならば自由らしい。いやいや動機が不純すぎていかんいかん。動気が激しくなってきて目の色も変り押し倒す……てことには繋がらないわ。


 北西の遙か遠くに聳える山脈の頂きには雪で薄らと白くなって見えているから、きっと万年雪なのだろう。まだ雪が降るような季節ではないと思うが。


 そう言えば空に黒く見えていた場所はいつの間にか消えて無くなっていた。これでは目指す目的地が無くなったのも同然、これからどうやって何処を目指せばいいのか判らなくなってしまった。


 空に黒く見えていた場所、これこそ万物創世が終わって多くの魔物が創造されて生み出されていた。万物創世は造語だから辞書には載っていないぞ、天地創造から派生したものかな?


「その内に何処かで何らかの異変が起きたら、其処に向かうとするか。」

「え~何処に行くのよ、私も行きたい。」

「だ~か~ら~……買わないって。いや金が無いから無理だよ、諦めろって。」

「や!」

「俺の所持金は知ってるだろう、幾らだ?」

「……無い、」

「分ったか。」

「私があげる。」

「……。」


 リオと会話を重ねれば俺が負けそうになるから……無言になる。


 ヤッターお金が貰えるのか!


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