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② “太陽光発電”や“風力発電”に対する環境ファシストの動き

筆者:今回は太陽光発電の問題点と環境ファシストについて見ていこうと思います。



質問者:太陽光発電に問題点なんて存在するのですか?



筆者:存在しますね。

そもそも太陽光発電が“エコである“かどうかに関して疑問があります。確かに「太陽で発電すること」に関しては二酸化炭素を排出しません。


 しかしながら、電気自動車についてもそうですが“走行中“だけ見ても仕方がないんですね。

“太陽光パネルを作る“ことや”廃棄する“ことに関しては何も考慮されていないのです。


 太陽光パネルを造る際の鉱山での採掘時や鉱石の輸送時のCO2排出をいかに減らしていくかが課題になっていますがそれは表立っては議論されていません。


 また、太陽光パネルを廃棄する際のCO2排出に関しても議論されていません。

今の技術ではリサイクルも難しく、耐用年数は30年といわれていますからいまから15年後ぐらいにようやく問題が浮上するといった具合です。


 電気自動車よりトヨタ自動車などのハイブリッドのほうが総合的に見た場合はエコであるという試算もあるほどです。

 こうした材料の製造時から使用中、そして廃棄時のリサイクルまで含めたCO2排出量の評価のことをLCAライフサイクルアセスメントといいます。

 この考え方でもって総合的に判断するべきです。



質問者:確かにその議論がされているところを見たことがありませんね……。

 太陽光発電や電気自動車=エコ という刷り込みが完璧になされているためでしょうか……。



筆者:また、太陽光発電や電気自動車に関しては倫理的な問題もあります。


 民間調査会社「資源総合システム」によりますと、2020年の多結晶シリコンの生産能力は、中国が年間42万トンで、世界で75%のシェアを占めています。このうち、新疆ウイグル自治区に工場をもつ中国メーカー4社の生産能力は計26.7万トン。つまり、新疆ウイグル自治区だけで世界の48%の生産能力を持つことになります。


 しかしながら新疆ウイグル自治区では人権問題が取り沙汰されています。

 つまり、実質“奴隷労働“でのタダ同然での労働で成り立っているのです。


 また、電気自動車を作るための資源としてリチウム、コバルト、ニッケルなどの資源はアフリカでの低賃金労働者によって発掘させられています。

 1トン掘り出すのに数百円の賃金とまで言われていたそうですからいかに過酷な労働かがわかります。


 環境を盾に血の涙を流している人々が裏には存在していると言うことです。

 このように“現代の奴隷労働”の上に“エコ”が成り立っているのです。



質問者:そこまでして強引にエコを推進する必要があるとは思えませんね……。



筆者:そうですね。また、太陽光パネルの運用方法についても問題が指摘されています。


読売新聞の2023年5月14日『傾斜地の太陽光発電230か所、パネル崩落のリスク…土砂災害警戒区域内・住宅近くに設置』と言う記事によりますと、


『山の傾斜地に太陽光発電施設が相次いで設置され、豪雨災害などによるパネル崩落が懸念されている。読売新聞の調査では、全国の太陽光施設のうち、「土砂災害警戒区域」内に立地し、近くに住宅などが存在するものが230か所以上、確認された。一部の自治体では、リスクの高い場所への設置を禁止する動きがあり、国も規制のあり方を検討している。


 傾斜地への設置が相次いでいるのは、国が12年以降、再生可能エネルギーを推進しているためだ。総発電量に占める太陽光発電の割合は、11年度の0・4%から、20年度には7・9%に増加。設置する事業者にとっては平地より安価で、広い土地が確保しやすいという事情があるという。


 設置前に災害リスクを審査したりする条例を作る動きが出ており、地方自治研究機構によると、今年4月1日時点で、228市町村と7県に上る。』


 というように太陽光パネルを設置する場所によっては環境問題・景観の問題、近くに住んでいる人の生活を脅かすなど様々な問題が生じているわけです。



質問者:これに関してもやはり“お金”か“外圧“が関わっているのでしょうか?



筆者:そうだと思いますね。太陽光による発電による売電で一時は補助金によって確実に儲かることから、外資が参入しまくっていました。

 こうした、政治家のゴリ押しの場合は“外圧”の可能性が高いと思いますけどね。


 しかも、CO2の吸収に多大な貢献をする森林を伐採してまで太陽光パネルを設置するのは本末転倒と言わざるを得ません。


 特に東京都が酷いですよね。2025年4月から太陽光発電設置義務化する上に、

明治神宮外苑、葛西臨海公園で最低でも3000本を伐採することが分かっています。


 工場の屋根に太陽光を設置するなどの何も環境を破壊しないのならまだ問題は無いと思うのですが、古くから伝統のある明治神宮外苑の伐採計画は酷いと思います。



質問者:こういうことが行政によって推進されてしまうのは本当に問題ですよね……。



筆者:ついでに風力発電の問題についても見ていきたいと思います。


 特に注目したいのは風力発電の健康被害です。特に低周波の超音波が健康被害が報告されています。


 原理について簡単に説明しますと、風車のタワー先端には発電機などを納めた「ナセル」があり、ブレード(回転羽根)とつながっています。

 風を受けてブレードが回ると、その動きが発電機に伝わって電気を起こします。ナセルからは可聴音が、ブレードからは超低周波音や低周波音が発生するのです。


 こうした低周波音や超低周波音は波長が長いため、数キロメートル離れた場所でも確認でき、広範囲で健康被害を生じる可能性が指摘されています。


 低周波音や超低周波音による人体への影響として、心血管系(血圧、心拍数など)の変化や、集中力の欠如、めまい、倦怠感、睡眠障害、鼓膜の圧迫感、振動感などが報告されています。



質問者:風力発電にもそう言ったデメリットが存在するのですね……。



筆者:ギリシャ、エーゲ大学のミカエル・カリディス博士は、一般の人々は風力発電などの自然エネルギーを好む傾向はあるが、自分が住む地域に設置されることになると強い反対が起きる、と述べています。



質問者:洋上風力発電と言うのを聞いたことがあるのですが、それでは問題は軽減されないのですか?



筆者:よくご存じですね。

 洋上風力発電は東北地方で急速に広まっています。

 ただ、ヨーロッパから輸入しているために地震や津波の耐性は本当に存在するのか疑問があるんですね。


 欧州の接しているバルト海や黒海などは比較的穏やかで台風もありませんから日本とは全く環境が違うと言えるのです。

 設置した時には“海上の風力は強いから陸上よりも発電ができる”と高らかに言うでしょうけど、

 国産の洋上風力で地震や津波の耐性が確認された物で無いと海の藻屑になってしまう可能性があります。



質問者:へぇ……そんな問題があるのですね。



筆者:また、海外企業の作った風力・太陽光の発電施設を使うことは非常に廃棄に関してリスクがあります。


 一応、法律には企業に廃棄の義務は存在するのですが、会社が倒産してしまうとその清算・廃棄する義務が無くなるので、特に海外の企業だと簡単に逃れられてしまうのです。



質問者:あらゆるリスクについて考慮されていないのですね……。



筆者:環境ファシストさん達の傾向としては問題点については矮小化し、

 メリットばかりを強調するのです。

 そして、良いところを前面に押し出すことによって環境ファシストさん達は“環境を軽視している!”と批判をするのです。

 本人たちは“良いことをしている”と勝手に酔っている可能性すらありますね。


 一般市民たちは集めようと思えばちゃんとジャッジできると思うのですが、皆さん日々の生活に追われて情報収集をするお時間がないと思うんです。


 そこを上手くついた環境ファシストさん達の作戦だと思いますね。



質問者:これに対して対策は無いのでしょうか……。



筆者:まぁ、こうして気づいた僕たちが発信していく他ないと思います。

 異常であることを異常であると言っていかなければ彼らは異常なことをやり続け私腹を肥やし続けますからね。


 そして少しでもいいので広げて声を上げていき、「世論」にしていくことが大事なのかなと思いますね。


 次にそもそも“CO2による環境問題があるのか?”について見ていって本稿を締めようと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] なお先日のTBS報道特集はメキシコにおける再生可能エネルギー云々で太陽光発電パネル設置するからとか風力発電所建設するからと先住民が暮らす居留地を接種し反対派暗殺とか行方不明にしてるチャイナマ…
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