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前編

どーも、以前、


【テレビの影響って、まだそれなりにあるんですね...( ==)トオイメ】


というエッセイを投げつけた者です。

まぁ、あれから色々あったのと、例の朝ドラも終わったので。

その【色々の部分】を面白おかしく書いて、また投げつけてみようかなと思い、このエッセイを書いてみました。

では、さっそく言ってみましょう。

まずは、例の朝ドラの最終回前についてです。



と、その前に。

各人物の表記にいてですが、


早番さん=早

中番さん=中

自分=自

社員さん=社

店長=店


客=客


となっていますので、よろしくお願いします。



【朝ドラ最終回数日前~前日までの様子】

※この日、社員さんは公休でいませんでした。


早「暖かくなってきたから、大判でなくなったねぇ」


自「ですねぇ」


中「材料余りそうですけど、大丈夫ですか?」


自「大丈夫、店長に多めに取っとけって言われてるんで。

不安なほど、在庫ダブついてますけど。

あと数日でこの店は大判自体終わるし、そしたら店長がよその店に持って行ってくれることになってるんで」


中「出方見てると、クリームが先に無くなりそうですよね」


自「それも店長に報告してあるから大丈夫です。

売り切れたら、そこで終わりにしてくれって言われました」


まぁ、こんな会話が最終回前日まで繰り返されたんですよ。

そんで、最終回前日。


早「外の気温二十五度だからか、やっぱり出ないね(´・ω・`)」


自「ですね。

自分は朝ドラ見てないんですけど、大判は変わらずドラマに出てるんですよね?」


早「うん、出る日と出ない日あるけど。

昨日は出てたよ、いや、今日だったかな?

でも、うん出てたよ」


中「大判がテレビに映ると、鬼みたいに買ってく人いますからねぇ。

だから身構えてたんだけど、この調子なら平和に終わるかなぁ」


自「かもしれないですねぇ。

なにせ、明日も暑いですし」


早「明日も外の気温、二十五度くらいって話だから。

朝は、小倉とクリーム五個ずつ焼いておけばいいかな?

それとももう少し少なくする?」


自「それでいいと思います」



そんで、朝ドラ最終回当日。

もしかしたら大量に大判の注文が来るかもしれない、と念の為に警戒していましたが、意外や意外。

全然来なかったんですよ。


早「やっぱり暖かいから来ないんだねぇ(*´ω`*)」


自「ですねぇε-(´∀`*)ホッ」


中「大判焼き終わるの、明後日でしたよね。

種の仕込みは、様子見つつ作る感じで良いですよね?」


早「(゜ー゜)(。_。)ウンウン」


自「そうしましょう(゜ー゜)(。_。)ウンウン」



なんて、余裕ぶっこいてたのが地獄の始まりでした。

翌日、出勤すると……。

大判が壊滅状態となっていました。

えぇ、来たんですよ。

早番さん曰く、次のような事があったらしいです。


開店前から、お客さんが何人か店の前に並んでいたんですよ。

開店と同時にその人たちが次々注文をしてくれました。

主に、こんな感じで↓


客A「小倉とクリーム10個ずつくれ」


早「( ゜д゜)」


客B「小倉20個くれ」


早「:(;゛゜'ω゜'):」


客C「あの、すみません。

大判焼き、小倉とクリーム20個ずつで、五個ずつ袋分けてください」


早「Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)」


早(む、無理無理無理むりぃぃいいい!!??)


シフトの関係上、所謂ワンオペ状態でのこの注文です。

販売しているのは、大判焼きだけではありません。


客D「あの、ポテトと焼きそば5人前ずつお持ち帰りで」


早「(´;ω;`)」


客E「たこ焼きください。二つ」


開店直後のこの注文の量。

それをワンオペで捌くんです。

大判も1度気に焼ける量は決まっています。

この量を捌くとなると、何回かに分けて焼くことになるんです。

そして、これはタコ焼きの焼き台でも言えることなんですけど。

こういった焼き台って、連続して焼いてると焼き台の温度が下がってくるんです。

そうなると、どうなるか?


まぁ、焼き目が付きにくくなる。

種にちゃんと火が通らない、なんてことになります。


だから、どうしても次第に焼き時間が長くなっちゃうんです。


それらに対処しつつ、焼きそばも並行して焼かなければなりせん。

ポテトだって揚げなければなりません。

並行して、これらの作業を進めるじゃないですか。

でも、ですね、この間にさらにやらなければならない事があるんですよ。

なんだと思います?


はい、そうですね。

接客です。

ある程度注文とったら、あとは作ればいいだけだろとか思った人、いますよね?

甘いですよ。

これらを作りつつ、さらに来る他の客も捌かないといけないんです。


泣きそうになりながら、早番さんがこれらをこなしていると、なんと救世主が現れました。

中番さんです。


中「おはよぉございマース(*´∀`*)

あ、忙しいかんじですね、すぐ入りますね( *˙ω˙*)و グッ!」


中番さん、お子さんの送迎の関係でこの日はいつもより早く職場に着いたとのことです。


早「うあああ、ありがとう!!ありがとう!!

。・゜・(*ノД`*)・゜・。」


そして、この()()()はなんとか乗り越えることが出来たらしいです。

私が出勤したのは、この波が落ち着いた頃でした。


長くなりそうだったんで、分けることにしました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] あ、続編(??)なんですね。 お疲れ様です(; ˙ ꒳ ˙ ;) [気になる点] ※暗算であとから持ち込んだ電卓のスピード負かしてたら、若い社員さん(※十代)に怪奇現象みたいな目線を向…
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