プロローグ
とある世界のとある場所
世間では
勇者が魔王討伐を目指したり
賢者が弟子を育ててみたり
魔王が主役だったり
よくあるそんな日常が繰り広げられている世界
1人の男もまた、もがいていた
『やっぱりソロでやっていくのには限界なのかなー』
そんな声が洞窟内に響いている
そうここは洞窟、回りには植物も水辺もある
よくあるダンジョン
『まあいいや、さっさと片付けやろう』
その男ニュートは
タンタンとステップを踏むと一気に切りかかる
ズバッ
一瞬で敵はちりになった
これにて任務完了
「目的を達成しました。外にでますか???」
もちろん『はい』だ
ニュートの体が光に包まれる、そして消えた
『さてと任務完了かな、もう起きて構いませんよ』
消えた先、どうやら建物の中のようである
そこには横たわる人間、そしてニュート
『ありがとうございました先生、とても楽になりました』
『先生なんてよしてください、僕はしがないハンターなんですから』
『ははは、でも先生は特別ですから』
この世界には職業だってある、ギルドだってある
皆何かしらの職業につき、戦ったり、探索したり、鍛冶したり
向き不向きはあるが、どんな職業にだってチャレンジできる
『まあこの職は限られた人しかできませんから、特別っちゃ特別なかもしれませんね』
『そうですよ、先生。ではこれは報酬の20リンです』
『また何かあったらお願いします。ありがとうございました』
そういうとそれはその場をあとにした
『今日の仕事はしゅーりょー、つかれたー』
「リザルトを表示します」
冒険者カモミールの依頼
結果 成功
報酬 20リン
ドロップ ライノの粘液
『なんだよ、粘液かよ。しゃあねえよくあるやつだったしな』
といいつつ成功したことにほっとし、眠るのであった
なんだ普通の異世界冒険的なやつじゃねーかって??
んーそうかもしれない
ただひとつだけ違うのは
僕の戦場ははここじゃないってことさ!!
名前 ニュート
レベル 12
スキル 解析2 剣技5 etc
職業
"マイクロハンター"