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あとがき




ご愛読ありがとうございました。

一時の暇潰しになれば幸いです。





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ここから先を読むのはよっぽどの好き者だけで構いませんので、飛ばしてNG集を読んで下さい。


勿論、そちらもあくまでおまけなので、なろうの浅くて深くて広くて狭い大海へ戻る選択肢もありです。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――




以降は、あとがきというよりは裏設定です。

追記という意味では同じですが。



まずは断り。


一人称と三人称が入り混じるのは、語り部がクラスだけだからです。


クラスがその場にいる時は彼の一人称視点、彼がいない時は作者の三人称視点で話が連なります。

ややこしくてすみません。



裏設定。


そんな彼、クラス・クラックラックはいわゆる一つの転生者だったりします。

周りには秘密にしてますが。


つまり、クラスの追放パーティは『地球』だったりする訳ですね。

パーティじゃないって? それは姫さまの『出身国』も同様ですのでセーフです。



シロサイドのヒロイン、邪神ちゃんことアルフが『管轄外、肥溜め』と言っていたのはそういう事情です。

いえ、肥溜めは彼女が勝手に言ってるだけですけれど。


ん? そう言えば邪神ちゃん本編で名前出てたっけ?


まあいいでしょう。



転生者であるクラスに関して、一つ雑談。


彼には転生特典として翻訳機能が付いてますが、バグがあります。

それは"カタカナが異世界言語に翻訳されない"という不具合です。


クラスの言葉に含まれるカタカナは彼らに意味を持って翻訳されません。


だから「トリガー」と口走ったクラスはすぐに「引き金」と言い直したわけです。

「スルー」については本人は気付いていませんし、姫さまは文脈で判断して放置しました。



それはマリモでも同様で、"毬藻"と言う分には異世界言語で変換されてそれに近い生物名が出ますが、

"マリモ"という限り、それは伝わりません。


なので、姫さまが話で聞いたマリモは、この世界には存在しません。



なぜこんな面倒なことになったのかと言うと、異世界における彼らの名前です。

彼らの名前は地球出身のクラスにしてみれば変な意味だったりしますが、それはただ音が同じというだけで、異世界現地においては別に特別妙な名称ではありません。


にも拘らず、カタカナが会話中で登場すると、その辺の整合性が保てなくなるため翻訳機能がバグりました。


具体例を挙げると、シップ(船)とシップ(人名)の混淆とかです。

そのあたりのファジーさが翻訳機能に欠けているので、シップ(船)は意味消失し、シップ(人名)としてしか使えなくなりました。



例外的に「オレ、ボク、ヒメ」などの人称代名詞はそのまま表記……もとい聞こえています。



モンスターに関して言えば、その名前は意味ありきの固有名詞なので、普通に翻訳されて漢字で表されます。トゲアリトゲナシトゲトゲみたいなものです。


……この例は違いますか。



備忘録的まとめ


・カタカナは語り部であり地球人であるクラス、あるいは地の文のみ

・クラスが輸出したカタカナは他の人も使える

(ただし説明されるまで意味は分からない)

・ただし人名と人称代名詞は誰でもカタカナで表記される



以上、余談でした。謎は全て解決。



ともあれ姫さまの追放理由や、呪いの三つ目、彼らがパーティを組んだ契機と経緯、

そして最大の謎、一人だけ視点のなかったキャロことキャロットル・オールオレンジについてなど謎は盛りだくさんですが、この辺でお終いです。



それでは言葉を重ねて、こんなところまで読んで頂きありがとうございました。

NG集に続く。




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