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ダーク‐アルデとローレルとロバートとゼフィルで会議?



「さて、諸君、会議の時間だ」


 ダークの本拠地で、いきなり何の前触れなくアルデ。


「えっ」


 真横で書類仕事していた、ゼフィルがメガネに手をかける。


「ちょっと、何よそれ」


 ロバートとイチャついていたローレルが、文句言いたそうな顔。


「はーぁ、長くなりそう? なら、スナック菓子開けてもいいかぁ?」


「わたしコンソメがいいなぁーロバート?」


「はいはい、了解しましたよお姫様」


 二人がイチャつくので、残り二人がどうなるか。


「おいローレル姫がコンソメを御所望だそうだ、ゼフィル?」


「うるさい黙れ悪人」


「悪人って、お前もだろうがぁ、、」


「諸君、喧嘩はよしたまえ、同輩ではないか」


 アルドが手を上げて宥めの声をかける。 

 ソレに対して、ロバートが反応する。


「ちょい、俺は同輩なんてモノに、なった覚えはないぞ?」


「我ら、四人共、生まれたときから、悪意の下僕だ」


「はぁ? なによそれ、ふざけんなバカ」


 アルドの回答があまりにアレだったのか、ちょっとローレルが呆れ返ったような顔と声で言う。


「ちょ、ローレルさん、貞淑で大人の女性、貴方のキャラ違う」


 とっさにロバートが訂正する、ローレルが暴走すると酷い事になると心得ているのだ。


「あ、あらあら、うっふっふ、いけないいけない、わたくしとした事が、ご免あそばせませ」


 あたりが露骨に静まり返って。


「とにかく、会議である」


「はい質問」


「はい同輩の君、ゼフィル君」


「何のための会議なのですか?」


 その会議内容の質疑応答で、組織の実質ナンバーワン&ツーは二人の世界に入ってしまう。

 残った二人。


「はぁ、会議とか、なんかメンドくさ、帰っていい?」


「俺もぉ、ていうか帰りたい、駄目だろうけどさ」


 その会話を耳聡く聞いていたのだろう、アルドが二人会議を一旦やめて言う。


「ああ君達、帰ろうとすると、あらかじめ身体に仕込んだナノマシンが暴走する」


「残念でした、俺は無効化のワクチン今持ってる」


「あっはっはぁ、流石イケメン様様だわね」


「」


 無言の圧力が放たれて。


「う、あーはいはい! 無条件で参加してやるからさ、さっさと終わらせろよなぁ!」


「ていうかさぁ~、さっきから聴いてるけど、議題は何なのよぉ?」


「ふむ、よくぞ聞いてくれた同輩の君」


「もう、次同輩とか意味わかんないこと言ったら、呼んだら刺すわよぉ?」


「ローレルキャラを大事になぁ」


「あら? あらあらまあそうだったわね、気をつけるわよ?」


 そんな胡散臭いのをアルドの傍で見ていたゼフィルが呟くように言う。


「どうだかな、ローレルはマジ怖いから、日頃から自制心を心がけて欲しいものだ」


 当然悪口に対して地獄耳のローレルの耳にそれは入る。


「ちぃッ、ゼフィル、あんた調教よぉ?」


「ひぃ!!」


「そっそれより議題は!?」


「ああ、これだ、よく頭の中に焼き付けておいてもらいたい」


 何十もの重要に位置する案件が、そこには並んだ。


「うわ…最悪」


「だな」


「では、早速始めるとしようか?」


「俺はさきほどアルデと話し合ったとおりだ、あとよろしくな」


 ゼフィルが逃げるように部屋を出ようとする。


「少し待ちたまえ、どうだろうか? 話し合う余地は無いかね? 

 先ほどは、二人を抜きに、だったろう?」


 ひと悶着あった後、案件を見つめていたローレルが口開く。


「同盟が五月の次点で、速攻で倒れて負ければ、ほとんど生き残るんじゃない?」


「いやいやいや、それはないんじゃないかぁ?

 あの流れだと帝国が勝つだろうが、長期戦には十中八九なるだろう?」


「あいつら連携不全だし、連合が使えないじゃん」


「そうでしたね」


「他人事じゃないんだから、しっかり考えなさいよね、それくらい」


「諸君、私は同盟が勝つに、賭ける」


「いくらよ?」


 これは冗談で言ったのだろう、当然なのだが。


「ふ、そうだな、戯れに強いていうなら、一千京円ほどは、賭けてもしくはない」


「さて、同盟には悪いけど、今すぐ負けさす計画を立てるわよ、ロバート、ゼフィル」


「冗談だ、嘘だ、やめてくれたまえ」


 二人のコントを平素に眺めて、ロバートがちょと不満そうな顔をしつつ。


「まあ俺達も、同盟でのイメージ回復のために、普通に協力するし、短期で負けるわけがないんだがなぁ」


「オレ個人は、もう同盟での立場がこれ以上はダウンしないくらいダウンしてるけどなぁ…」


 ゼフィルが気落ちしたように項垂れる。


「なに湿気てんの、臭いわね、ほら元気出しなさいよ、特性のクレープ鯛焼きパフェあげるからぁ」


「ローレル、、なら、ついでに婚姻届とかも、くれないか?」


「ああ、それは嫌よ」


「同輩の君、ゼフィルよ、彼女には毎回清清しいほど、バッサリ断言で切られるのに、なぜ何度も試みるのだ?」


「そっとしていてやれよ、ふられた後なんだから」


「だが! オレは諦めない」


「なんだか、みなの諸君、話ズレているのではないか?」


「ふられたショックでゼフィルが死なれても、組織を保つ主要な構成キャラが減るし、不都合ね。

 いいわ、あなたとは遊びで付き合ってあげる」


「おいおい、それって俺が結構困るんじゃねーのそれ」


「じゃあオレは死なずに生き残るってことで」


「そうね、はい、この話終わり終わり」


「え、待ちたまえ、まだ何も会議は終わっていない」


 もちろん終わったムードが漂ってしまったので終わった。

 なんだこの終わり方?とみな内心想っていたが口に出さなかった。

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