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後始末の後

多数のブックマークとポイントありがとうございます

不定期ではありますが出来るだけ頑張ります

意気揚々とはならないが、なんとか街から森の端まで帰ってきた

俺の周りでは、白熊と白狼が走り回りながら付いてくる

女神ーズは3歩下がってそろそろと付いて来てる

なんとなく自分の力が解りかけてきたような感じだが

どうやら闇雲に力を振るう事は避けたほうが良いような気がした


森の端に立つと、リスやウサギや狸に狐などそれこそ一杯お出迎え状態だった

白熊や白狼の両親も姿を見せて10倍以上になった子供を見上げている

俺はそいつらに向かって


「お前らの子供を殺させちまった、すまなかったな」


と、声を掛け頭を下げる

いつの間にか足元に来ていた白蛇が俺の身体に巻きつきながら


「主様が詫びる事など御座いません

 これらが勝手に戻って人に見つかり殺されただけの事

 ましてや主様は生き返らせてくれました、それだけでも有難い事で御座います」


そう言うと、白蛇は白熊と白狼を従えて俺の前に跪き頭を下げる


「そうか、お前達みんなが許してくれるならそれでいいか」


そういって街のほうを振り返り、


「これよりこの地に結界を作る

 森の仲間達は出入り自由だが人には注意しろ

 人は結界内には入れない

 俺が許すまで、未来永劫にな」


そう宣言して結界を張った


「さあ、あの山の麓にでも小さな小屋を建てて 

 お前達と静かに暮らそうか」


そう言って、皆を引き連れ森の中に入っていった





一方、街は大混乱の中にあった

いきなり自称女神とか言う奴等が現れてモヒカンの手足を千切り飛ばし

自分達の信仰するミューズ様が現れたら、立ち向かい返り討ちにするのかと思いきや

頭を下げてオロオロするばかりである

モヒカン自体は、調子に乗った冒険者であり、所謂街の嫌われ者の立ち位置だ

手足を飛ばされて、これで死んだらゴミが1個減る程度の認識だった

それが手足は戻るわ死なないわで、挙句文句まで言って

相手の男はもう二度と森には入れないようにしてやると言った

そんな事が出来る筈が無いのは解っているが、手足を戻した魔法を見た以上

まさかという事もある、森に入れなければ動物は狩れないし資源も取れない

何人かのハンターを森に出してみたがまだ帰ってこない

モヒカンは、俺は殺されかけた被害者だってスタイルを崩さず

仕返しをするって仲間を集めているらしい

我らを守護するミューズ様が抵抗出来なかった相手に

敵討ちしに行くなんて今度こそ死んでもおかしくないはずだ

ミューズ様の周りには、教会から駆け付けた司祭達が

ミューズ様の説明を聞いて天を仰いだり、地に伏したりしながら

嘆き祈りを捧げ、天の神に許しを請う


森の様子を見に行ったハンター達がぼちぼちと帰ってきて

森の様子を話しはじめる

森の手前までは行けるけど、中には入れないらしい

入れたとしてもいつの間にか外に向かって出てしまう

何度森に入ろうとしても入れないのは間違いないらしい

見えない壁の様な感じで向こうは見えてるのにどうにもならないらしい

そうなると森に入れないから、動物が狩れない

この街の周辺には森が1箇所しかないから、隣の街の森まで出向くしかない

確認の為、数名のハンターを近くの街に確認の為向かわせる事にしたが

答えを持って帰ってくるまでに数日は掛かるだろう


この世界は森を中心にして広がっている

真ん中に森があり、その森の真ん中辺りに巨大な山脈がある

その山脈には龍が棲むというが、もう何百年も龍を見たものはいないらしい

山脈を源として大河が幾本も流れ出し、森を作り平原を作って

豊かな自然の中で幾多の動物を育み、その恵みで人は暮らしを建ててきた


家を建てるにしても、基礎の石組みを組むにしても、森に入らないと手に入らない

川や海から魚は取れるが、森から取れる動物に関しては

近場の小動物しか手に入らなくなる

この街だけなら他の街から肉の入手は可能だろが他の街いや、森の周りの

他の国も同じ状況ならもはや人間は肉を食べる事が出来なくなるという事だ

送り出したハンターが帰って来るまで街の人々は不安は日々を過ごす事になる




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― 新着の感想 ―
[良い点] これからも読みたい作品です。 執筆してくださりありがとうございます。 これからも応援してます。 頑張ってください。
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