校庭にできたでかい穴?
「やっべ!寝坊した」既に時計の針は8時を過ぎており慌てて制服に着替えて家を出る。
いつも見てる風景とは違い通行人が多く、周りに同じ制服を着てる人がいない 少し焦るように足の回転を速くする
運よく登校中たった1つしかないラーメン屋の前の信号を止まらず通りすぎた
夏服のおかげで走りやすかったが汗が額から流れ落ちた
「危ねー」2年2組と自分のクラスを確認し教室を開けると同時にチャイムがなり2つぐらいあったグループが一斉に席に着いた
―担任が出席を取るため、生徒の名前を呼んでいる所、それは、突然起こった!
窓から見えていた空はカメラのフラッシュの様に明るくなり一瞬 生徒と教師の視力を奪った
悲鳴と共に机が鈍い音を鳴らして辺りを恐怖へと包み込み倒れた
視力はすぐに戻ったものの、俺は異常な光景に息を呑んだ。
そこには、校庭にできた大きな穴といつもなら風景に混ざっていた住宅街が無くなっていたからであった
―しばらくして全校生徒が体育館に呼びだされ臨時全校集会が開かれた
「えー、現在教師達が状況を確認していますが、外部との連絡がとれず不思議な事に見えない壁があるかのように学校から出る事が出来ません」
「え、何言ってる?」など周りから不安の声が上がっているが、追い討ちをかけるように校長は、話を続けた
「さらに、穴の方では信じがたい話ですが凶暴な小鬼やスライムがいるらしくこちらは、数人怪我をしてしまいました」
周りが騒がしく真面目に聞いている生徒は居なかったと思う
「最後に皆さんのYシャツの胸ポケットを確認してみて下さい そこにはあなた達の役に立つものが入っています」
教室に戻ってから、最後に校長が言っていた言葉を思い出し胸ポケットをあさってみた
「ん、何だこれ?」中には、文字が書かれた透明なカードが出てきた
( 月見 ハル LV0
HP100
0P
スキル )
本当 ファンタジーみたいだよな
ん、このスキルって何だ?
「ハール君!何考えてんの?」こんな状況で隣りの席の奴が笑顔で話しかけてきた
「何だ 美沙か、ちょっとカードの事で悩んでて、 」
「あーそれ、私もあったよ! ねね、知ってる。食料とか手に入れるには穴に入ってモンスターを倒さやきゃいけないらしいよ」
「どういう事?」
「ええとね、モンスターを倒した時にポイントが入るんだけどある程度溜まったら欲しい物と交換ができるんだって」
「なんでそんな事知ってるの?」
「集会で話してたよ。あ、もうそろそろ時間だよ!行こ」強引に俺の手を引っ張って教室をでた
「どこ行くんだよ!」
「聞いてなかったの? 集会で校長が班でパーティを組んでポイントを稼ぐんだって」
「マジか」
―「6班ですね どうぞ」担任がチェックボードを片手にロープが張ってある穴の入り口を開いた
穴の入口は螺旋階段の様になっており足音がよく響いた
俺の班は、美沙が班長で男子3人 女子2人の合計5人班だったはず…
が、1人白金に近い金髪の可愛い女の子がいる6人班になっていた!
「なあ、美沙 あの金髪の少女、誰?」
「あ〜そっか、今日ギリギリで来たもんね。彼女はガイアナちゃんだよ! ヨーロッパのどっかから転校してきたみたい」
どっかてどこだよ!そう思いながら彼女の後ろ姿を見ていた
―穴に入ってから20分経過
「なー、なんかモンスター出なくね」ずっと歩いてばっかの俺たちは少し気が抜けていた
「仕方ないよ 私達の前に進んで行った班がとっくに倒し終わってるよ」美沙が溜息をつきながら言った
すると突然横の壁から小鬼が生まれ、俺の腕を掴んできた
「やばい」掴んでいる手を振り払おうとするも握力が強くて離れない
「え、」一瞬何が起こったかよく分からなかった。
いつの間にか目の前にいる金髪の少女
胴体と腕が切り離されて高い声を出して叫んでいる小鬼
そこには、血の着いた岩を持っている少女がに立っていた