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(1話)あ、おはようございます

前書きという名の前書きという名の(以下ループ)

「ごぶぁっ!?」


その日。俺は、死んだ。




俺は普通の学生だった。高校3年。

生まれついた家は貧乏でお金がなく、アルバイトの金も家に入れてた俺は進学はできず、ちょうど2月ほどたてば、社会人だったのだ。


なけなしの金で通う自動車学校を一生懸命に1発合格しようと意気込みながら勉強してその日は寝たんだ。


明日は試験だから頑張ろうと。待ってたのは人生最大の試練だったが・・・




どこだ?ここ。


今は冬でちょうど暖かいお布団で寝てたはずの俺はthe・砂漠のど真ん中で目が覚めた。


ちなみに砂漠とは言ったがそこら辺に鉄骨やコンクリがあって手入れなしで100万年たちましたって感じの風景となっている。


いやいや、おかしいだろ。夢としか思えない。

しかし、肌に当たる強い風と飛んできた砂粒が非情にもこれは現実なのだと教えてくる。


・・口の中ジャリジャリする・・・


とりあえず他の人を探さねば...

ん?遠くの方に何か動いてるものが見えるなきっと人だろう。行ってみよう。


にしても不思議だ。考えても分からないことが分かりきってても考えさせられる。


なぜ砂漠?なぜ俺は無傷?俺のマイハウスどこ?


分かりはずがないし。鉄骨まみれの時点で俺のマイハウスの結果はお察しだろう。


寝る時は普通の服装で寝る俺はスマフォがポケットに入ったまま寝てしまうのだがポケットにあるのは砂だけだ。


・・・まさかこれがスマフォ!?

なわけがないか。


しかし、思っていたよりも遠いな・・・

ここから声をかけてみるか?


うん、向こうからも来てもらった方が速いだろう。

そうしよう


「おーい!」


もぞもぞ動いてたのはやはり人みたいだ。

こちらに気づいて様子を伺っている。


いや?警戒してるようにも見えるな?

唐突にこんなことになっているんだ。当たり前だろう。警戒心を解くために大きくてを振りながらもう一度叫bo...


「ごぶぁっ!?」

「あ、がっ!」

「ぇ?」


体を螺旋状に渦巻いたような犬?が俺の腹から出てきた。いや、違う。背中から貫通してるんだ。

痛みで体が動かない・・・


「かっ...はっ...」


声もかすれて出てこない・・・

犬のような何かが念の為とばかりにもう一度体を貫くが痛みはない。もう遅い。寒い。そう言えば今の季節は冬だったな・・・


死ぬ間際に俺は何処か遠くに走り去っていく人影と、俺の様子を伺う、目のないのっぺりとした顔の耳の大きな獣を見ながら、




死んだ。



気分で書くから毎回短いかもしれないし唐突に止まるかもしれない初投稿

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