七尾さんと妹の話
七尾と二人暮らしをしている妹ななみは、とても兄が大好き。ある日いつものように仕事から帰宅する七尾であったが…
「ただいま〜…」
「あっ!お兄ちゃんおかえり!!」
私の名前はななみ。
駆け出しの社会人のななおっていうお兄ちゃんと二人暮らししてるの!
えっ?なんで二人暮らしかって?表向きはお母さんがお兄ちゃんに私のことを押し付けたってなってるけど、ほんとは私がたくさんお願いしたのは内緒…
「今日お仕事うまくいったー?」
「ん〜まぁまぁ」
「ふ〜ん…」
そう言ってお兄ちゃんはTwitterを開く。お兄ちゃんはいわゆる歌い手?っていうのをやってるらしい。たまに覗かせていただくけど、Wっていうのがたくさんあるのよくみるよ
「ねぇ!」
「ん?ななみどうした?」
「お兄ちゃんのためにおふろわかしたの!!!」
「ほんとに?ななみえらいね!」
お兄ちゃんがなでなでしてくれる。お兄ちゃんの手はおっきくてあったかくて好き。
「じゃあお風呂はご飯の後に入ろうかな。ななみはお風呂入ったの?」
「え、えっと…」
どうしようお兄ちゃんと一緒に入りたいとか口が裂けても言えないよむりむりどうしよう…
「ん?」
「ま、まだはいってない…」
「どうしたの?顔赤いよ?大丈夫?」
「ぜ、全然大丈夫!!!ご飯食べよ!!今日はあったかいシチュー作ったよ!!!!」
「ほんとに!!!???ななみは将来いいお嫁さんになれるね!!!」
「あ、うん…」
何とかごまかせたかな…
お嫁さん…そっか…いつかお兄ちゃんと離れて暮らさないといけないんだ…
「めっちゃシチュー美味しそう!!…ななみ?」
「ん!!なんでもないよ!!!一緒にたべよ!!!」
「はい、いただきます…美味しい!!!」
「ほんとに!!!???やったぁ!!!」
お兄ちゃんにほめられちゃった!!
うれしすぎて立ち上がりそうになっちゃうけど、食べてる時は立っちゃいけないから我慢我慢…
「ごちそうさま!!!ななみ先お風呂入る?」
「えええええっと」
正直に言う?我慢する?
「実は今日怖い番組見ちゃって…」
「うん」
「それで幽霊がお風呂に出てきて…」
「うん」
「お風呂行くのがこ、怖くて…」
「うん」
「…あっ、ごめんね!幽霊なんているわけないもんね…ごめんね…お風呂行ってくるね…」
最後の方泣きそうになったけどがんばって我慢した。いつまでもお兄ちゃんと一緒にいられるわけがない、いつかお兄ちゃんと離れなくちゃいけない、他の男の人と一緒に幸せになって家族でくらして、お兄ちゃんとはなれて、いやだ、いかないで…
「…うっ…」
「そ、そんなにその幽霊が怖かったの?」
この鈍感兄…
「だーかーらー!!!!!私はお兄ちゃんとお風呂に入りたいの!!!!!!!このとんちんかんめーーーー!!!!!」
「…」
「あっ、ごめんなさい…」
やだ…絶対引かれた…お兄ちゃんに嫌われた…
「いいよ、一緒にお風呂いこ!!」
「えっ??」
「どんな怖い幽霊がきても絶対ななみをまもってやるから!!」
お兄ちゃんイケメン…DTだけど…
「やったぁ!!!!」
「じゃあ準備しよう!」
「わかった!!」
うれしい!!今日帰ってきてお風呂入るの我慢しててよかった!!
「行こ!」
「うん!」
DTだからこういう事に抵抗ないのかな…でもそうなら一生DTならいいのに…
「あーあ、ななみが妹じゃなかったら絶対僕がもらってるのにな…」
またこういうこと言う…顔熱い…
「ん?のぼせちゃった?あがる?」
いつまでもお兄ちゃんに甘えられないのはわかってる…でも…
「ううん!大丈夫!!」
もうちょっとだけ夢見ててもいいよね。
なんだよこれ自分で書いてても何言ってるかわからねぇわ




