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遊戯



 ボディーガードの存在と取引先と思われる人物達の死亡。そしてこれから調査に乗り出すことがナタリアからのメッセージにあった。

 あわよくばボディーガードの暗殺を実行しようとしているのは見え見えだ。しかしナタリアにはそれだけの実力がない。



「迂闊だった……ボディーガードが常に一緒だとは限らないのに」



 そっちの方が珍しいのだが、単独行動というウィルの大胆な行動によりボディーガードの可能性を見失っていた。完璧に昴達の失態である。

 さらにはもう1人、謎の人物もいたらしい。そいつが何者か、性別すらわからない始末だが同じようにボディーガードだったとしたら、この上なく厄介だ。


 この船のパーティーでは皆が仮面をつけている。もしウィルのボディーガード達も仮面をつかっているのなら、見つけ出すのは困難だ。



 いや、もっと困難なのはナタリアの方だ。



 変装の達人であるナタリアを見つけ出すのは藁の山から針を見つけるのと同じくらい、不可能な話である。


 彼女から昴に接触しようものなら話は別だが、今はそうではない。むしろ彼女は昴から遠ざかろうとしている。ましてや変装がしやすいこの環境では………



 ナタリアとの合流を優先すべきか、それともウィルか。


 歩きながら、選択に悩む昴の背中におそるおそる声をかけた。


「昴さん………」


「……ウィルと会えばいずれボディーガードとも接触出来るはずさ。だが………」


 そのときまでナタリアが無事なのか。

 無茶な行動に入らなければ大丈夫だろう。しかし………


 昴に向けられたナタリアの眼差し。憎悪の感情。


 彼女が昴の願った通りの動きをするはずがなかった。そう考えるとナタリアとの合流を優先すべきだ。


 とはいえ姿を見つけることが出来ない今は闇雲に動くわけにもいかない。


「……ウィルの様子を見よう」


 任務の遂行とナタリアの身の安全。

 両方を実現できない今、どちらかを選ぶしか出来なかった。









 剣撃が弧を描き、虚空を切る。対甲ブレードと同じ素材なのか剣技の賜物か、天井は易々と切り裂かれた。

 後退し、太股から拳銃を取り出す。しかし弾丸が胸に当たってもモーリスの動きは止まるどころか血さえ出る様子が見られなかった。

 体の殆どが機械なのか。


(冗談じゃないわ………‼)


 生身で、しかも武器が充実していない今、勝てるわけがない。

 早々に判断を下してナタリアは撤退を選ぶ。

 ここは昴達と合流して………


「っ!」


 そうだ、決めたじゃないか。

 昴の手は借りないと。

 既に当初の予定は破綻したようなもの。あとはナタリアの責任だ。それに昴には負けられない。


(誰があんなやつに………‼)


 思考が動きを鈍らせた。2発の剣撃が放たれるが避けきることが出来ず、肩と頬を掠める。


「殺す気でやったのですが………避けましたか。身軽ですね」


「レディに身軽なんて言葉、紳士としてなってないわよ‼」


 追撃を跳んでかわし、閃光弾のピンを抜く。


 瞬間、目が痛くなるほどの強い光がフロアを襲った。既に閃光弾を予測していたモーリスは後ろに跳びながら手で目を隠す。

 しかし女性から反撃の気配は微塵もなく、

光が鎮まった頃には数滴の血痕だけが残されていた。


(逃げたか………)


 生身では隙を突いても勝てるわけがないと判断したのだろう。

 賢明なことだ。確かにあの程度の装備では自分に傷を与えることさえ叶わない。

 撤退したのなら次は何でくるか。

 より強力な武器?それとも本当に撤収か………


「ま、逃げられませんし」


 眼の作動点検が開始される。











 ダンスホールで手を取り合い、ウィルの姿を探す。ナタリアが接触してこないか期待をしていたものの、それらしい人が近づく気配すらなかった。

 あの昴ですら、難しい表情をしている。いくら彼でもこの人混みからナタリアを見つけ出すのは困難だった。


「昴さん………」


 昴の胸に頭を寄せ、問う。


「やはりナタリーはここには……」


「いないだろうね。今は」


 昴は淡々と返すが、口は苦そうに歯を食いしばっている。やはりナタリアが心配なのだ。

 そしてナタリアのためだけに行動を変えることが出来ない現状に苛立ちすら覚えているのだろう。


「しかし無事なら来るはずだ。ここにはウィルがいる」


 ウィルの身を案じてボディーガードは姿を見せるだろう。無事ならナタリアは必ず機会をうかがいにここへ来る。

 今は彼だけがナタリアを見つける鍵なのだ。






 デッキに人はおらず、波の音だけが静かに聞こえる。

 救命用のボートを確認するが、いずれも使われた様子はなかった。

 まだ船内にいる。


「お客様………いかがされましたか?」


 若い船員がタイミングよくやってきた。


「いや、人を探してね………もしかしてここかなと思ったのだが」


 モーリスが流暢に日本語を話すものだから驚いたが、言葉が通じたので油断したらしい。船員の肩から力が抜けるのが見えた。


「左様でしたか。良ければ一緒にお探ししますが………」


「かまわないよ。それより君、誰にデッキに来るよう言われたのかな?」


 船員の顔が瞬時にひきつったのがわかる。わかりやすい。目を使うまでもなかった。


「お、お客様のプライバシーに関わりますので………」


 お客様と言った時点でもう、まるわかりだ。つまり怪我のせいで大がかりな変装、男装が出来ないのだろう。

 そして船員を差し向けたのなら、やはり狙いはボートだ。モーリスがボートを破壊しないようにしたつもりだろうが……


 船員の喉には刃が突き立てられていた。

 何が起きたか理解することが出来ず、呆気に取られた表情。それがモーリスに向けられた。


 いくら相手が常識を備えようと、関係のない人を巻き込むかは別の話だ。

 モーリスは理性的に残虐になることが出来る。

 自分に与えられた仕事のためなら、関係のない人の犠牲も厭わない。


 足元に転がった遺体には目もくれず、ボートへと歩いて行く。


 見つけることは可能だ。だからその前に逃走手段は潰しておく。

 つなげられたボートたちは無情にも海に投げ捨てられた。




 昴が火を点けるとウィルはそれに向かってタバコを出した。


 場所は先程紫音が使ったレストランだ。パーティーに殆どの客が出向いているため、店内は比較的空いている。


「すまなかったね、さっきは」


「いえ、お連れがいたとは知らず長居をさせた自分のせいです」


 またチェスの仲間と出会えたことがよほど嬉しかったのか、ウィルはにこやかに話しかけてくる。


「その子がヒロベの妹かい?」


「ええ」


「美人じゃないか。最初見たときはその子がフィアンセかと思ったよ」


「ありがとうございます。本当に仲が良くて大好きな妹でして………」


 8割スパイとしての仮面が外れて、普段の変態性が露になっていると思ったのは紫音の思い過ごしだと信じたい。


「恥ずかしい話だがこの船に仕事の取引先がいてね……部下を遣わせたのだが手違いで商談が流れてしまったのだよ」


「商談……ですか」


「そうさ。ものわかりの悪い、それこそ価値のわからない人達ばかりだったみたいだ」


 チェスに興じた昴に対し、警戒が薄くなったみたいだ。仕事について話してしている。

 取引先というのは、ナタリアが見た部屋の人達だろう。紫音でもすぐに気付く。


 たしかボディーガードによって………


 顔色を悪くしそうな紫音の様子を見て、昴は柔らかい声で囁いた。


「船酔いかな?少し休んでくるといい」

「え?でも………」


 ナタリア探しやこのあとの行動を気にする紫音の手を優しく握り、昴は一言、


「大丈夫」


 と言った。それは魔法の呪文のように紫音の不安を和らげ、少し温かい気持ちにさせてくれた。


「君はついてなくて大丈夫なのかな?」


 紫音の背を見送りながらウィルが訊ねる。


「ええ、大丈夫です。きっと休めば良くなりますから」


「そうか………」


 舞踏会ではないので仮面は外している。ウィルは紫音の背中をずっと見つめ、その目にはなにか熱い感情を灯しているのがうかがえた。


 穢らわしい。そう思いつつも紫音なら目を引いてもおかしくないかななんて兄バカな思考を繰り広げ、昴はため息をついた。


「本当に綺麗な妹さんじゃないか」


「ええ、僕にとっては特別な妹です」


 不思議そうな目を向けられる。彼の眼に映る自分はどんな顔をしているのだろう。


「そういえば」


 ウィルが駒を動かしながら尋ねる。


「君は確か、英国に籍を入れるとは言ってたが……」


「ええ、日本という国が嫌いなものでして」


「ほう……」


 ウィルの目に好奇心が光る。


「日本は平和や安全な国を謳いながら、国民を救ってはくれませんからね」


「………まぁ、テロ国家の邦人人質みたいな事件には腰が重いからな」


「ええ。日本政府はテロ国家に巻き込まれた人達を助けようとしなかった。僕はそれで家族を喪ってましてね。10年近くの歳月を奪われた」


 ある意味嘘は言ってない。


「しかし日本政府は家族を見捨てた。それだけでなく自分達の怠惰な姿勢を隠してテロ国家への強気な姿勢と国民を守るなんて謳い文句を掲げている」


 政府は国防の強化を優先し、武力のみでの防衛に力を入れている。しかし諜報の力は皆無に等しく、今も自分達みたいなイレギュラーな人間や、武器の密売人などの入国を許してしまっている。


 政府は自身の保身しか考えていないのだ。

 あのテロ事件で自分達を探してくれたのは最初の数日程度だった。


 テロ国家に人質に取られた人達の救出を謳いながら、生きて帰れた人はまだいない。

 テロが北海道にまで及んでも、彼らはまず自分達の身を固めることしか考えないだろう。


 そして昴の口にした数字にピンときたのだろう。ウィルは食い入るように顔を見た。


「君はまさか………あの事件の」


「僕は、僕と家族を見捨てた日本なんて……価値がないとさえ思ってるのですよ」


 必要なのは家族と守りたい人だけなのだから。


―――――――――――――


 日本に還らなくていいの?


 キャシーは確かにそう訊ねた。


 かまわない。あの国は自分達を見捨てたのだ。


「でもそんな国に、帰りたいとか思ってるんじゃないの?」


「………………」


「すぐに黙るのは肯定も同じよ」


 昴のナイトが取られた。


「チェックよ。次はどうするのかしら?」


「キャシーには敵わないな………」


「当たり前よ………」


 記憶はノイズになって途切れた。

―――――――――――――





 ウィルは駒を片手に弄りながら、昴をまっすぐ見つめていた。

 好奇心と期待、それらが混ざった光を眼に宿して。


「……君みたいな面白い日本人は久しぶりだよ」


 ウィルは昴に予想以上の好印象を持ったらしく、自ら情報を流してきたのだ。


「私は、君みたいな面白い思考の持ち主を知ってる。アクアフォレスト・カンパニー。君も聞いたことはあるんじゃないか?」


 その名前を聞いて昴は眉をひそめた。

 日本最大の財閥で、世界でも5本の指に入るグループ。確かにウィルくらいの商人ならあの財閥と面識があってもおかしくないが………


「あの社長は私の取り扱う商品を見てくれるんだ。それこそ価値のわかる男だし、君みたいなユーモアもある」


 片手にワインを持ち、レストランのシャンデリアに掲げる。赤黒い液体は光を受け、まばらな輝きを放った。


「私が扱う品はね。いずれ未来を大きく変える力を持っているんだ」


 そして饒舌になり始める。


「今、世界で最も価値があるのはテクノロジーだ。そして次にその情報が価値を得るのだよ」


 彼の熱弁を聞きながら、これまでの情報を脳内で当てはめる。


 ウィルは今、00に関する商品を扱い、この船に乗ってきた。

 00によって生み出された存在、パンドラだと昴は推測していた。

 しかし商品らしい物は部屋になかったことから、推測を変更。

 パンドラではなくパンドラに関しての情報と踏んでいるのである。

 今の話からしても、そう見るのが妥当か。


「ところでだ。ヒロベ。私と勝負をしないかね」


「?」


「私は君達にすごく興味が湧いた。どうだ。さっきのチェスの続きといこうじゃないか」


 賭けの持ち出しだろう。

 ウィルが自分に望みそうなもの………


「私が勝ったら、君には私の右腕として働いてもらいたい。私に勝ったら、君の自由だ。それでも君の生活を保証させてもらう」


 右腕として働いても給料は与えるし、生活には困らない。

 どのみち君には損がないだろう?そう言ってワインを一口飲む。

 しかし昴は騙されない。


「僕にとって損はないように見えますが……なぜそこまで目をかけてくださるのですか?」


「なぁに、私は君みたいなわかる人間が大好きなのだよ。だがそうだな。ついでと言ってはあれだが………」


 と言っているが、そちらが本命なのは目に見えていた。


「私が勝ったら君の妹も欲しい」


 欲しいものはどんな手段を使っても手に入れる。なるほど、テロ国家と取り引きの出来る人間だから、これくらいの豪傑さはあらかじめ備えているのだろうが。

 しかし彼は昴の逆鱗に触れてしまった。

 彼が最も嫌う出来事。それに自ら足を踏み入れてしまったのだ。

 ウィルがどんな手を使ってくるかは知らないが………


「良いでしょう」


 静かに爆発する、昴の怒りにウィルはまだ気付いていない。


「その勝負、受けて立ちます」








「っ………!」


 傷のせいで大がかりな変装が出来ないのは仕方ない。しかし年齢も背格好もまったく変え、その上でこの仮面舞踏会の人ごみに紛れたというのに、だ。


「レディ、一曲お願いできますか」


 あのボディーガードはことごとくナタリアの前に現れては手を差し出してくる。姿を変えてもその度に見つけだす。彼女の奮闘をあざ笑うように微笑んでくる。


 変装が通用しないのだ。


(おかしいわ、変装に抜かりはないのに………)


 それとも些細な特徴を記憶されている?

 まさか、あり得ない。

 特徴は逐一変えているのだから。


 じゃあ一体………


「そろそろ焦ってるでしょうか」


 背後からあの男の声が聞こえてきた。背筋がスーッと寒くなる。


「変装こそ素晴らしいが、変装が通じない相手を想定したことがないようですね」


 背後から肩を掴まれる。


「こんな場所で人を殺すのは忍びない。場所を変えましょう」









「君はこの世界を取り巻く最新技術を知ってるだろう。


 ATC。ナノマシン。フランケン………


 しかし疑問を覚えたことはないかね」


 盤上で2人は語り合う。


「なにをです?」


「これらの最新技術が、世界に浸透した理由だよ。


 たとえば新薬の制作。元来なら完成から実用されるまで、10年近い年月が必要だ。しかし人工の四肢や体の一部といい、治療に適した限り無く器械に近い細胞。これらは医療だけではなく世界にも革命的な衝撃を与えるものだというのに、発表されてからわずか数年で既に実用化を可能にした」


 新薬なんかよりもはるかに衝撃的な発明だ。それが量産的に世界に出回るなどありえない。


「私はその理由が気になってね。様々なツテで調べるうちに、ある存在に気付いた。


 世界中で都市伝説のように取り上げられている人物だった。


 エネルギー問題をねじ曲げてしまいそうなほどのエネルギー源を生み出す。それを可能にした謎の科学者の存在」


 パンドラ


 そしてOO


 2つの単語が脳裏をよぎる。


「その科学者にまつわるものなら、情報だけでも充分な価値がある。なにせエネルギー源だけでなくナノマシンの開発もその人によるものらしいしな」


 なに………?


 昴の手が止まる。


「ナノマシンは………学会でも発表され、開発した人の名前は登録されてるはずです」


「そんなの、ゴーストに決まっている」


「ゴーストと………」


「ナノマシンだけではない。フランケンもATCも………それらは皆、その科学者が現代にもたらした産物さ」



 パンドラだけではなかった。


 今、彼らが日常として、兵器として使っているものすべてが


 OOからの恩恵?


 ありえない。


 だってOOは戦時中から存在して………



「驚いたのかな、ヒロベ。駒の進みが悪いぞ」


「………驚いてますよ。驚いてます。けど」



 気を取り直して駒を取った。



「そんな科学者がいるのなら、わざわざ身を隠したりせずとも表舞台に出る事だって出来たでしょう」


「そうさ。なぜ、その科学者が姿を見せないのか。私は色々調べたがね。今回の品を見つけて納得がいったよ」


「?」


「その科学者は、世界中に研究施設を抱えていた。私がよくお世話になるテロ国家が、南米でその施設を見つけてね。残念な事に施設は壊滅していたが………ちゃんと生存者もいたのだよ」


 生存者。研究施設。そしてOOが表舞台に出られない理由。


「もしかして商品というのは………」


 ウィルはワインの香りを楽しみながらウィンクしてみせる。


「そう。OOの研究のモルモットにされていた人間だよ」







 ――お姉さん――


 耳には聞こえない声が届き、紫音は脚を止める。

 目の前にはデヴィが………商品が、まっすぐこちらを見据えていた。






 なるほど、人か。それなら納得はできる。

 なぜ商品が見つからなかったか。確かに人間なら移動もするし簡単には気づかれないだろう。

 そうなるとボディーガードと一緒に行動してるのか。


「ああ、そうだ。そういえば私の部下がな」


 ウィルの瞳が昴をとらえる。


「私の周辺を嗅ぎまわるキツネと、その飼い主には気をつけるよう言ってきてだな」


 敵意の込められた視線がぶつかりあった。


 ボロを出したわけではなかったが、そうか。

 どうやらこの商人とボディーガード。実はかなりの切れ者であり狸でもあるようだ。


「ヒロベ。君のキツネは躾がなってないそうじゃないか」


 圧倒的優位的な立場にいると思ってか、ウィルの笑みは毒々しく、余裕の表情だった。


おまけコーナー


紫音「昴さん、なにまた私を貞操の危機に陥れてるんです?」

昴「嫌だなぁ、誤解だよ。紫音ちゃんの貞操は僕ga………」


(ビンタの音)



昴「………OOについて、とんでもない事態になってきたね」

紫音「ええ。ですが私の体質については………」

昴「それについては次回、デビット君が語ってくれるよ。さあ、いつものお便りコーナーだが………」

紫音「………………ないですね」







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