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凛の見るセカイ  作者: 猫ジャラシ
第1話 その眼にうつる未来は
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男鹿早矢について

今回、短い上にキャラ紹介で話進まないです…。

 さて、ここで僕のバイト先である男鹿探偵事務所とそこの社長である早矢さんについて少しだけ話そうと思う。

 男鹿早矢。彼女は男鹿探偵事務所の社長であり唯一の社員でもある。事務所なので社長より所長といったほうが正しいのかもしれないが、どうせ他に従業員はいないし僕も現在はさん付けで呼んでいるためもう今更だ。

 と、前置きはさて置き。彼女についてだ。率直に言うと彼女は美人だ。少なくとも可愛いよりは美人のカテゴリーに入る。少し暗めの茶髪の髪を肩まで伸ばし髪の先をゴムで縛っている。化粧も濃くないし見た目は20代前半に見える。

 では実際には何歳か。それは僕が知りたいぐらいだ。バイトとして入ってすぐの頃、僕は雑談の中で彼女に年齢を聞き、当たり前のように殴られた。さらにそこからしばらく僕が喋る度に睨んで来るというダブルパンチ。それぐらい女性に年齢を聞くのは禁忌(タブー)ということだろう。

 容姿についてはこのくらいにして次に性格についてだ。ここまでの話でカンのいい人は気づいたかもしれないが、彼女はとにかく手が早い。特に自分が気に入らないことに関しては弁解の暇なく拳が飛んでくる。もちろんある程度は手加減をしている(はず)ではあるが、それでも痛いものは痛い。趣味なんかは特にない。少なくとも出会って1ヶ月の僕は知らない。まあ、探偵事務所なんて開いている時点でそれが趣味みたいなものかもしれないが。

 そして彼女は異常能力者でもある。彼女の能力については別の機会に置いておくとして、彼女は異常能力者についてかなりの知識を持っている。と考えると、異常能力専門の探偵というのは天職といえるのかもしれない。

 男鹿探偵事務所。異常能力者専門の探偵事務所だ。大通りから外れた裏路地のさらに奥にある小さなビルの2階に事務所を構える。なぜこんな辺ぴなところに事務所を構えているかというと、早矢さん曰く仕事がない方が嬉しいからだそうだ。表看板には探偵事務所としか書いてないため普通の探偵と間違えて客が来る可能性がある。それが嫌らしい。因みに1階は喫茶店で3階に早矢さんの居住スペースがある。こう考えると某名探偵漫画に似ているがそこは気にしない。いや気にしないでくださいお願いします。

 さて外装の話はこれぐらいにして内装の話でもしようか。2階にあるため非常階段を上り非常ドアから中に入る。ってここも某名探偵漫画と似ている気が…。そして中に入るとスグに応接室兼社長室がある。長方形の形をしていて奥に応接用の机が置いてあり窓側に社長机が置いてある。奥の扉の向こうには簡易キッチンが有りさらにその奥は早矢さんの居住スペースになっている。

 これが大体の男鹿探偵事務所の内装である。

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