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30/32

静かな感動

なし

突然、パッと電氣がついた「さあメシでもいこか」どんぐりが明るく言う

こんな明るい前向きポジティブなどんぐりは初めてだ

素晴らしいその前向きな明るい声に少し感動、どこかの美声少年合唱団か

しかしながら私みたいな凡人が感じない相当つらい事があったのだろう

良家の子息、過去を他人に話すのはつらいこと

自分を乗り越えたのか、頑張ったどんぐり

その30分後、またまたタワー、よくやるよ、食欲は別か

執事にしてもらっているのか

な・ぜ・か、私にまたまたコーヒーサービス

なんでサービスしてくれるの本人はいつもしてもらうのでしてみたいらしい

しかしながら、どんぐりにコーヒーをいれてもらうとなぜかおいしい

作法があるのか、えらいそんな良家の坊ちゃんなのに

入れ方がわかるとしてみたいのか

コーヒーを飲みながら今更ながら怒濤のような3日間が思い出される

ありがとう、どんぐり、ほんとうにいろいろしてもらってたすかった。

あなたがいなかったら私はどうなっていたか

いきなりというか、もちろん座席の同じ、いつもの場所はっちゃきオハラもなぜか涙ぐむ

なんだよなんだよ、はっちゃき、泣きすぎだ。

はちゃきに圧倒されながらも言わなくてはいけない台詞

改めて自分で言うのもなんだが

ありがとう、いや、ありがとうございます。

今まで人に感謝していなかった人生だ

お茶も流儀があるように、おいしいお茶は人を幸せにする

ありがとうだね、どんぐり、今までの自分が馬鹿らしい

何をへつらったのか、何を自分がないのか、くだらない自分、できない自分

まったく馬鹿だね

どんぐりよりよっぽど自由なのに人生なのに。

氣がつくとはっちゃきますます泣いている、オハラがもっともっと泣いている

馬鹿なんだね、アホなんだね、自分の限界が見えた自分

もっと世界をみてやろうとする人

違うね、どんぐりはすごい、やっぱりそれが教育の違いか

格差を感じる反面、その格差から氣づかせてくれたどんぐりに静かに頭を下げる

どんぐり。ありがとう。いやありがとうございます。声に出さず心の中で言う

本当に清々しい、神々しい、そんな氣持ちで一杯になった。

さあ、ということでキャンプファイアー

行ってみよう。急速にテンションを高くする自分がいる。

その後、キャンプファイアーは、つつましいながも

静かに終わった。余韻がみんなを包む。

そこにいる全員が、いったん体育館を後にする。

この後、クラスごとに打ち上げで、うちのクラスは例のじゅうたん部屋だそうだ

なんやかんやのこの静かな感動は何?




なし

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