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研修所

なし

もしかしたら観察していたのかもしれない

身長は高め175cmくらいかもしかしたら180はあるか

すらりとした姿勢、優雅な横顔

知的な漂い目鼻立ちはっきり

日本人でないような感じもするハーフなのだろうか

オーラがでるのではなく自然な感じが素敵だ。

つかのまぼんやりしていると

時間なのか、三々五々皆がバスに乗り込んでくる

何事もなく出発したが、ぴんとくるものがあった。

18時

研修所に到着した。

随分と時間がかかった。4時間弱か

夕焼けがまぶしい、そして

新緑の息吹を感じる

都会の空氣よりは、確実に空氣はおいしそうだ

田舎から出てきてそんなに日がたっていないのに

都会か

真新しいうすいクリーム色の外壁

幾何学的な形の小窓

合宿所は、ちょっとしたしゃれたホテルのようだ

大学の持ち物らしい

先発のバス数台は、もう到着し

どんどん学生が入り口にすいこまれていく、砂糖に集まる蟻か

べつに私に砂糖はいらない

正面玄関で学籍番号を探す

学生課若手職員が教えてくれた

男子の数は少ないので2人部屋の個室だそうだ

一人を祈るがこれだけの人数、そうもいくまい

丘の地形をそのまま使っているからか

曲がりくねった廊下をすすむ

いくつかの棟のつきあたりが私の部屋だった

せまいことを覚悟したが外見だけで中は意外に広かった

簡素な机が2つ

合宿は意外に3泊4日もあるのだ。学習会もある

相当、懇親を深めたいらしい

孤独からの自殺者を減らす目的は本当なのか。そこまでは考えすぎか

大きな窓、ベッドは両脇のかべにそれぞれある。

本当に簡素な作りだ

相方は来ていない。このまま誰もいないことを祈る

そこへ、突然扉が開いた

物静かな、ややずんぐりなどんぐりがいや男が入ってきた

名乗りはしない・・・無言

まあ これくらい静かな方がありがたい

口角筋をあげ、笑いながらよろしくとか握手とかされたらたまらない

こちらから名乗る

普通の対応、なぜ普通を装うのか。悪い自分。

はじめからべたべたするわけではないが

二人で夕食会場に向かう



なし

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