次の一手
なし
予想はしていたがつまらない
なんでこんなつまらないのか
文学部がいかに素晴らしいかの次から次への名だたる先生の演説
本当にあくびがでるくらい素晴らしい
思いっきり伸びをしながらあくびをするとよっしーの視線が痛い
完全にマークされているようだ
わしは問題児か。まだ、何もしとらん
どんぐりを見ると、深く考え込み神妙にメモを取り聞いている
あきれた、どんぐりも俗にまみれた。まあ所詮、人の子。
一氣に軽蔑とメモの手元をみるおいおいいつ用意したのか
よく見る新聞朝刊の「次の一手」の切り抜きさらに白コピーで
ほかの書類と区別がつかない
さすが、時間の使い方を知っているここまでやるとは恐れ入った
やっとこ苦行の時間は終了した。
午後は、大自然を感じてほしい。とのことで、な・ぜ・か
オリエンテーリングをやるそう
オリエンテーリングとは、敷地の中にアルファベットの文字が
書かれた看板がありそれを探すとのこと
見つけずらい場所はもちろん点数も高い
これはこれは、何人脱走することやら、なかなか粋な計らいだ。
部屋で寝てるか。
さらに説明は続く。4人のチームでやるそうだ
ますます大自然の中で、学生課がどのように監視に腕を発揮するのか
大いに期待するところだが例によって背番号順か?
期待を裏切り、なんとチームは自己申告制。
誰と組んでもかまわないが、スタートで申告。
そして、ある程度の点数以上にいかないと夕飯の食材がもらえないらしい。
えっ。夕飯の食材。夜は自炊か。ここまできて、カレー作りとは
下手な臨海学校だ。というか山だから臨山学校か。聞いたことがない。
それにしてもなんちゅうゲームだ。
なになに、これで協調性、集団性、体力、氣力、根性を見るとのこと
体力、氣力、根性。どっかで聞いた台詞だがまさか大学で試すとは
これで、怠け度でも見るのか、それなら早々に白旗です
開始時間は13時半。グランド集合だそうだ。
話だけで疲れてしまった。込むといやなので、話終了とともに食堂へ
さっそく、ポテトとコーヒーをどんぐりにお願いする。
さっき軽蔑しそうになっていたのに持つべきものは友だちだ。
なし