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熱vs私

身体が、熱い、苦しい、重い・・っ


そう感じ始めたのは、

ふと、眠りについてすぐ後だった。


何度、苦しい体勢をなおしても、

苦しさは治まらない。

体中が、なぜか痛い。


頭がぼんやりとしか動いていない・・

頭が痛い。


当然、そのときの私に意識はなかった。


暗闇の真っ暗の中、

苦しさに逃れようともがくことしかできなかった。


何故苦しいのか、火照るように熱いのか、分からない。


ただただ、何も考えられず、本能のままに

逃れることだけに、専念してた気がする・・


たとえ、目を開けることができたとしても、

焦点は合わず、ぼやけた闇の世界。


ふと、何かの衝撃に一瞬真っ白になったりもした。


耳にも何か聞こえたと、感じることはできても、

それがなにか、わからなかった。


ずっと。ずっと・・


呼ばれてた・・名前を、呼ばれた気がしてた・・。


私にすがるような、必死な声色で、

何度も何度も揺るがされる。


一瞬、身体をヒヤッとさせるなにかもあった。


痛みや苦しさが緩むこともあった。


でも、まだ私の朦朧とした意識は

尋常じゃなかった。


外にいけない、閉じ込められた

私の心の世界。


真っ白な場所を、もともと真っ暗なのだと

思わせるように、闇しかない場所。


聞こえるのに遠い。

見えるはずなのに見えない。


意識と身体はつながってるはずなのに、

切り離されたような場所に今、私は漂っている気がした。




高校生になって、いろいろ忙しくなりましたので、

投稿は不定期になるかもですが、

空いた時間を使って進めたいですね。


めざせ熱病脱!ww

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