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そのきゅう

「どうしていてほしい?」


 今度は、グリフォンたちが、それぞれが好きにいいました。


「わらっててほしい」


「たのしくしてほしい」


「ないてほしくない」


 狼はハッと気づいて、なくのをやめました。

 狼は胸にちいさな手を近づけると、目を閉じました。


 すると、どうでしょう。

 空を覆っていた真っ黒な雲たちが、一斉に消えていったのです。


 山々の合間をぬって、太陽が顔を出しました。


 空はすっかり晴れわたってきました。

 むらさき色と、みず色の混ざり合った空が、天空を支配したのです。


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