第3話 ~鬼魔族討伐~
俺は鬼魔族討伐する為、依頼書に書かれていた森の中へやって来ていた。
「こんな深い森の中に鬼魔族いるのか?」
『ーー我が主50mほど先に進むと複数の生命体反応がありますーー』
「やっと鬼魔族か、ささっと討伐しますかね」
「「紅血武装」「紅血生成」」
俺は体内の血液と魔力を融合させ肉体の防御力を上げ武装専用の衣服を生成し身に纏い短剣も生成しては複数の生命体反応がする方へ走った。
「鬼魔族発見、何体いるんだ?」
『ーー30体程度ですーー』
「30か…それくらいなら簡単に殺れるかな」
短剣を強く握り締めて鬼魔族の背後を狙い一気に襲い掛かり勢い良く頭に短剣を突き刺し、反撃をされるも攻撃を躱しながら拳を強く握り懐に潜り込み顔面を殴り飛ばし殴られた鬼魔族の顔面はぐちゃぐちゃに潰れ陥没していた。
(反射神経もまあまあだな、これなら俺戦えるかも!)
俺は再び短剣を握り直し地面を強く蹴り物凄い速度で鬼魔族の首を一瞬で切り落し地面に手を付いて、鬼魔族の足元に回し蹴りを入れた後に蹴り飛ばし数匹を吹っ飛ばし数分後には全て討伐していた。
「討伐完了、これで依頼達成なのかな?ってか、ここ鬼魔族の集落だったんじゃねぇ?」
『ーー我が主、鬼魔族の死体からエクストラスキルを取得しましょうーー』
「そうだな、「血権継承」」
血権継承を発動させ首を切り落した鬼魔族の死体から1匹ずつ血を吸っていき俺は血の不味さに表情を歪ませつつも全ての死体から吸い終わった。
「これで、どれだけエクストラスキル手に入れられるかな」
『ーーエクストラスキル、「思考加速」「身体能力強化」「気配察知」「殺気感知」「危機察知」「魔力感知」「害意察知」「打撃耐性」「斬撃耐性」「落下耐性」「刺突耐性」「物理耐性」「魔法耐性」「炎耐性」「水耐性」「風耐性」「雷耐性」「土耐性 」「光耐性」「闇耐性」「毒耐性」「麻痺耐性」「気配隠蔽」「隠密」「消音歩行」「消音走行」「物理攻撃上昇」「物理防御上昇」「俊敏上昇」を取得しましたーー』
「めちゃくちゃエクストラスキル貰っちゃった…」
『ーーこれらのスキルを統合し新たなスキルを取得しますか?ーー』
「そりゃもちろん、取得しますよ」
『ーースキルを統合した結果、エクストラスキル「物理攻撃無効」「全属性耐性」「万能感知」「隠密行動」「状態異常耐性」を取得しましたーー』
俺は鬼魔族を討伐した証として耳を切り落して袋に入れて森から出て冒険者ギルドまで持ち帰った。
持ち帰った後、冒険者ギルドで依頼達成の報告と鬼魔族の耳の買取を済ませ、ある場所へと向かって行った。
薄暗い路地裏へ入り誰もいないような場所を探して、ボロボロになっていた廃墟の家を見つけこっそりと中へ侵入し、俺は自身のステータスを確認する為に『ステータスオープン』と唱えた。
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ステータス
名前 : ルクス・ノアール
種族 : 吸血鬼族
加護 : ◇◇之王
称号 : 影血ノ支配者
魔法 : 血魔法 影魔法
固有スキル:血吸収 血気感知紅血武装 紅血生成 血権 影穿 影裂 黒影輪廻 影歩 影血写
ユニークスキル:影血之王 血之記憶 血権継承 常世ノ帳
エクストラスキル:物理攻撃無効 全属性耐性 万能感知 隠密行動 気配隠蔽 思考加速 身体能力強化 状態異常耐性
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「やっぱりだ!魔法に固有スキルとユニークスキルが追加されてる、なんで追加されたかは謎だな」
固有スキル1つ目、「影穿」は人間や植物等の影から槍のような物で相手を貫き倒す技。
2つ目、「影裂」は短剣に影を纏わせ斬撃として影を飛ばす技。
3つ目、「黒影輪廻」は影が永遠と循環し連続攻撃をしてくれる技。
4つ目、「影歩」は影と影へ瞬間移動できる技。
5つ目、「影血写」は実体に近い分身体を生成する事が可能な技。
ユニークスキル1つ目、「常世ノ帳」は周囲を影で覆い囲う結界、血液を融合させると更に強力な結界を発動可能にする。
2つ目、「影血之王」は、血喰者と影喰者を統合させた強力スキル、影で全ての攻撃と状態異常を喰らい無効化させ、血液を性質変化と物理変化をさせ攻撃や防御に使える。
『ーー我が主、1つ生命体反応がこちらへ近付いてきますーー』
「警戒態勢に入るか、何が来るか分からないし」
俺は警戒態勢に入り周りに見渡していると、小窓から黒のコートにフードを深く被った何者かが侵入してきた。
「貴方、だれ、?」
「俺は、ルクスだけど、アンタこそ誰なんだよ」
何者か分からない奴のコートには返り血浴びた跡があり少しだけ戸惑った様子を見せたが戦闘態勢に入り短剣を持ち構えた。
「なるほど、それじゃ相手してやるよ」
「貴方には、死んでもらう…見られちゃったから」




