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繋がらない星  作者: 空色
1/1

夕暮れ跡のオリオン座

いつからだろう。


一人暮らし、スーパーからの帰り道。

ふと空を見て、オリオン座をみつけて泣きそうになるのは。


なんでかな。

いつも気づいて、いつも答えが当たり前に出なくて、いつも忘れて


また思い出す。



部屋に着いたとき一件の連絡。


『年末いつ帰ってきますか?』


どう返そうと悩み思わずため息をこぼす。

わかってる、わかってるけどいつからか地元に帰るのが億劫になっている。


両親とも今年高校生の弟とも仲はいい。

実家に帰るのが億劫じゃない、「地元」に帰るのが億劫なのだ。



今でも覚えてる。



今どうしてるだろう。



結局、まともな答えが出ないまま、やかんをコンロにかけて、火をつけた。


ほうじ茶でも飲もう。


あなたは覚えてるかな。


忘れてるかな。




二人で喋った後の帰り道、理科の授業で習ったオリオン座みつけて笑ったこと。











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