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泡にならない人魚姫は  作者: 逃した魚
4/6

同じ感情

「貝沢、日程決まったぞ。」

アルバイトにきてすぐに、池谷先生は声をかけてきた。

「8月の10日から17日まで、一週間だな、1番海が混む時期で、人手が不足しているらしい。

予定大丈夫か?」

「はい!空いてます!大丈夫です!」

「それは良かった!朝7時に集合してほしいみたいで、電車もないと思うから、前日から泊まった方がいいかもな。交通費は向こうで出してくれるみたいだから、近くの宿だけとっておいてくれ。」


そういうと、先生は自分の受け持つグループの所に行き、指導を始めた。


今日は8月1日。10日後か。

早めに宿をとっておかないと、近くのいいところが予約いっぱいになってしまう。そうなる前に今日の夜、ネットで予約しなければ。


私はワクワクしていた。あの日のように。

久しぶりの海に。


あの時の感情が蘇る。あの時の感情が、期待でいっぱいの私の胸に突き刺さる。胸が痛くなった。



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