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アダルトサイトとの闘い

よくいえば滑らない話を。悪く言えばきりがないのでやめておきましょう。滑ってたら悪い点に「滑ってるぞ!」と言ってやってください。

思えば私の人生はアダルトサイトとの闘いの日々だった。


ワンクリック詐欺どうこうの話をしようとしているのではない。

そんなものに引っ掛かったことはない。1度もない。

いや1度くらいはあるけれどそんなことはどうでもいい。

初めていったアダルトサイトはどんなものだったか。

もしこれを読んでいるあなたが男性ならば、大なり小なり思い出があるのではないだろうか。


わたしは大なり派である。


デビュー戦は小学4年生の時であった。

あのころ、私は無垢な存在であった。


休みとなれば「缶けり」や「けいどろ」をしていた。


下ネタ=汚いネタ

という認識しか持たぬ程であった。

私にとってのシモネタはうんちであり、おしっこであり、それ以上ではなかった。


ちびまる子ちゃんを、ち、まる子ちゃん、って言ったらち〇こになるという発見で周りから一目おかれる程度のレベルであった。


そんな我々の話を聞いて、ボソッと、

「サザエさんのアワビさん」と呟いた高橋君の早熟具合など知る由もなかった。


話がそれた。


そんな私がなぜアダルトサイトに行かねばならなかったのか。


あの日私はインターネットで何かを検索していた。

恐らくなんたらファンタジーか、ほにゃららクエストの攻略法を調べるであったと思う。


しかしサイトと言うものには広告がついている。いきなりアダルトサイトに飛ぶ訳がないから、操作ミスでなんどか広告の広告ととんだのだろう。


そしてついにアダルトサイトの広告に行き着いた。

しかし、操作ミスなどそう何回も続くものではない。

私は突如表示されたアダルトサイトごときには、全く心を乱されなかった。


まずは冷静に背後を確認する。

ok まだ母はキッチンで夕食の準備をしている。

階段ok 兄が部屋からでてくる気配もない。


ミッションは唯一つ、冷静に慎重に、右上の閉じるボタンを押すだけである。


カチッ


完璧だった。Xボタンの中央、すなわちy=xグラフとy=-xのグラフの交点をクリックした。

それが奴らの手口だとも知らず。


そう、それは閉じるボタンに見せかけた入口ボタンだったのである。

マウスの矢印が一瞬だけ砂時計に変化し、新たな扉が開かれる。


そうして私はめくるめく女体の世界に誘われた。




それならどんなによかっただろう。


私が誘われたのは、なんと男との花園であった。

しかも海外サイトにつきモザイクなし。


そこで見たものを正確に表現することができる文章力を持たぬことを、幸福に思う。


以来私はアダルトサイトから遠ざかった。

まわりの皆が少しずつ始めた、正しい意味での下ネタトークにも混じれなかった。


そうして・・・



2年の月日が流れた。


私はまたアダルトサイトに挑戦しようとした。

今度は自らの意思で。

過去を克服し男を上げるのだ。


通るべくは誰もが通る道。先人の切り開いた道。


すなわち、親父のサイト観覧履歴である。

親父が履歴を消していないことは調査済みであった。


さぁ、いこう。


クリックしようとした私の手が凍りついた。

履歴はサイトの問題かアルファべットで表示されていたが、

唯一日本語で表示されている部分にはこう書かれていた。




「肛門公開処刑」




初心者が攻める難易度ではない。

こうして私のアダルトサイトデビューはまた1年先延ばしにされたのであった。

1つめでこのネタをなぜ選んだよ・・・

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