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暗い話です...。

でも、この話で前向きに生きようと考えることができればって思います。

  松島 香奈子。

  中学2年生。

  初めてできた彼氏、中島 雄馬。

中2になり始めた頃。

あたしは、雄馬に告白された。

でも、好きじゃないから断った。

...その夜、電話がかかってきて「3ヶ月でいいから、付き合ってほしい。」

無理矢理な告白にあたしは、断れずオッケーをだしてしまった。

暇があれば、遊びに誘ってくれた。

でも、正直...鬱陶しくて断っていた。

あたし、お父さん亡くしていてお母さんは仕事で家にいない。

だから...家族の愛情なんてもの知らないし。

人との関わりが苦手で、いつも1人。

...おまけに、ネガティブ。

生きるのが、もう嫌だって思っている人なのに、雄馬はあたしを好きだって言ってくれてる。

いろいろ、分かってくれてるような、気がする。

まぁ何度も誘われて、結局行ったのは3回ほど。

手を繋ぐこともなく、ただ出かけて楽しくおしゃべり。

雄馬の性格からいくと、たぶん...ぐいぐいくるタイプなんだろうけど。

あたしが、避けていることに気づいているからきっとあんまりこないんだと思う。

優しいかな、って思ったり。

もう、1ヶ月が過ぎている。

「なぁ、今日暇か?」

「...暇だよ。」

「ならさ、遊ぼっ?」

「えぇ?今、テスト週間だよ?」

この子、頭おかしいんじゃないの?

「いーじゃんっ!」

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