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作り直されたお姫様のおとぎ話への感想

※R15

ティオラ姫の物語への感想とガロナスの解説


作り直されたお姫様のおとぎ話への感想

「ねえ、ガロナス。この物語はわからないことがあるの」

ティオラは、幼い顔で首を傾げながらワシに聞いてきた。


「どこがわからないのですか?ティオラ。」

ワシならこの物語を詳しく説明できる。

だってこの物語の騎士はワシで、自爆しようとした姫は、ティオラなのだから。


「あの子はお妃様?」


「そうですね。

お妃様は、薬や様々な技術で寿命を伸ばしていた人間でした。

そして、王様を作った人だったそうです。

ですが、限界が来てなくなってしまいました。

永遠に同じで存在し続けるものなんてありません。

いつかは変化して変わってしまうことがこの世界では当たり前です。」


「王の子はどうやってできていたの?」


「亡くなったお妃様の体を削りながら、作っていました。

クローニングのことは勉強していますか?

普通であれば、コピーとはほとんど変わらない姿を持ちます。

ですが王様はいつも半分どこか壊して作っていました。

だから、どこかかけていることが当たり前で、そのために機械で補っていました。

お姫様は最後に残した左の薬指の子でした。

王はそれはそれは大事にとっていました。」


「どうして王の子たちはそんなに王に従ったの?」


「それは子供達の中にあった人間の部分が無条件に、王を親としたい、愛されたいと思ったからです。

ですが、王は子供たちのことを道具としか見ていませんでした。」


「どうして王は国を守りたかったの?」


「王にとって国は、お妃様と最初に作った子供のような存在でした。

とてもとても大切な形見のような存在でした。

後継が必要だと考えて、死んだお妃様の体から、子どもを作るほどでした。」


「どうして、騎士は姫を助けたの?」


「それは、騎士は姫のことを愛していたからです。

姫はとても頑張り屋さんで愚かな死にたがりだったからです。」



「姫様と騎士はどうなったの?」


「それは。




騎士が姫様をたくさん愛して、幸せな生活を送っています。」





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