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24 とんでも婦警登場(その3)

「血で汚れるからじゃないですよ」


婦警の一人が救急隊員に言っているのが聞こえた


いやどう見ても、いや聞いても汚れるのが嫌だとしか聞こえないんだが






いやね


暴走族の騒音で眠れなかったんよ





いい加減にしてくれ!


皆がそう思っていた




そこにミニパトに追われたバイクの事故が起った


暴走族は道路に放置


よくやってくれた


皆が喜んだ





因果応報


いわゆる、スカットジャパン、だな




ところがそこに水を差す救急隊員


救急車から降りるなり言い放った


「応急処置は?」





その瞬間、空気が凍った


コイツ何言ってるんだ?


皆が思った




いや怒りで燃え上がった




その時婦警が言った


「頭を打っているんですよ?そんな時ヘタに動かすなんて出来ません」


そして


「訴えられたら困ります」




なんでも犯罪者ほど不当だと訴えるそうだ


だからできない


両方のリスクを取った結果、救急車を待つことにしました


婦警がきっぱりと言い放った





それを聞いて思った


『よく見捨いってた』


オレを含む周りのやじ馬の心が一つになった瞬間だった

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