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自然消滅しても想いは変わらない

作者: ゆりな

これは実話です。

私は中2の冬初恋を経験した。

切なく、でもあの恋は今も鮮明に覚えている。


1月2日【夜中】

私はこの日初めてゲームで彼と出会った。

「幻の..射手..?」

「こんばんは」

『こんちゃ』

何気ない会話をして笑っていつの間にか時間が過ぎていった。


1月3日【朝方】

『俺、神楽のこと気に入った』

そう言われた。正直びっくりした。

『話してると楽しいんだ』

嬉しかった。そんなこと言われたの初めてだったから。その時、思いもよらない答えが返ってきた。

『あと、もしかしたら好きかも』

でも素直に答えられなくてそのままお別れした。


この人とは遠距離だから付き合えないのわかってる。それでも...。


1月3日【夕方】

私の嫌いな人がそこにはいた。怖くて逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。彼に助けを必至で求めた。

『こいつは俺のだから』

え..?耳を疑った。でもその言葉は紛れもない事実で嫌いな人は今日は落ちると去っていった。助けてくれたことが嬉しかった。彼を離したくない、そう思い..

「好きです、付き合ってください!」

OKしてくれる訳ないけど私の想い伝えたいから..

『...よ、よろしくお願いします』

これが私の初恋。これが続いたらいいな。遠距離で会えなくても思いは届く。そう思った。


1月4日【夕方】

今日も会えた。それだけで嬉しかった。幸せだと思った。

「1度でもいいから会いたい?」

『1度?w100度会いたいよ』

そんな幸せカップルみたいな話をしたり、、

『俺さ、学校の人に告られた』

『けど神楽がいるから断った』

申し訳なかった。会えない人なのに..

それでも彼は私に優しくしてくれた。


まだこの先に起きることは予想もしてなかった。


その後も彼に手紙を書いてきたり彼の話をしたり、とても幸せな毎日だった。けど..


1月6日【夕方】

『塾あるんだ』

「頑張って!!!!」

どこかへ行っちゃう気がした。その予想は当たった。

その一言から彼の言葉はなく、姿が消えた。

もしかして騙されてた?など思い調べてみた。

その人は存在しており、その可能性はなくなった。

じゃあどうして..それは今でもわからない。

それでも彼氏を作って幸せになって忘れようとしている。たまに別れたりするとき思い出す。彼だったらどうなってたのかなと気になったりする。そう考えていると自然と涙が出る。いつ別れたのかさえわからない自然消滅はとても切ない恋だと感じた。


たぶん一生忘れられない思い出、そう感じた。


今でも心の中に好きという感情があると思う。でもそれを引きづっていたらこの先未来に幸せは来ない。でも忘れては行けない。これは辛いだけではなく私の未来にも繋がる大切な思い出だと。みんなも辛いことがあったら悩むことはある。だけれども幸せに繋がる道のためだと思ってほしい。誰にでも辛さはある。それが相談して軽くなるのなら前向きになれるのなら相談してほしい。私はいつでも皆の味方をするから。


自然消滅しても好きという思いは一生変わらない。

お疲れ様でした。相談などいつでも受け付けています。必ず返信します!

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