ロシアンおにぎり(女子のターン)
ロシアンルーレットは皆さん知っているだろう。
一つ当たりがあってそれを引いた人が負けというものである。
そのおにぎりバージョンをこれからやってみようじゃないか!
「というわけでロシアンおにぎりをやります」
パチパチパチ。
「まず先行は女子チームが男子チームの作ったおにぎりを食べるというルールです」
「へー、そうなんですの」
「おにぎりには当たりとハズレのおにぎりが2個ずつあり、大きさは大、中、小、小となっています」
「食べられなかったら相手の言うことを何でも聞くということです」
「マジで冗談じゃなくて!」
いや、冗談はお前の顔だけにしろ拓哉。
「本当です」
「ふっ、じゃああの手で行こう」
嫌な予感がする。
「じゃあ、材料を買って明日集合で! 拓哉材料買いに行こうぜ」
「いいぜ、ぐひひひ」
絶対嫌なことが起こるな。
ーースーパーマーケットーー
「あれ、拓哉シャケフレークだけでいいの?」
「ああ、あとは家にあるからね」
「つーか、当たりでもシャケフレークってお前優しすぎないか?」
「まーね、僕はレディーには優しいのさ」
「ふーん、いいとこあるじゃん」
「そうでしょ」
『ぐふふ、明日が楽しみだ』
ロシアンおにぎりは次回に続く!