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異世界駐留記(不幸で奇妙な物語)  作者: ふじひろ
ただいま天界で修行中
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二人旅♪ユリネルと精霊達を仲間にせよ!

精霊達を仲間にしていきます!

エレメンタルを仲間にするために冒険にでる


今思えばぜんぜん外に行ってないな、行ったとしたら屋敷の裏の山のような畑?や図書館、それにクリュネルの小屋ぐらいなもんか


「まずはどこから行く?なんか順番とかあったりするのかな?」


「まずはノームから仲間にしましょう」


「ノーム?」


まずは、ノームを仲間にすることにした

ノームはどうやら洞窟内にいるらしい。屋敷から何時間歩いたかな?山岳地帯を歩いて行くもう少し歩くとノームのいる洞窟らしい


「どんな感じなんだろうねノームって?」


「聞いたことによると小さい老人らしいです」


「へーそうなんだッ!」


「キャーーー!」


俺達の歩いてた道が地盤沈下した。どれくらい落ちた?太陽の光が米粒みたいだ


「痛てて、かなり落ちたな真っ暗だ!怪我はない?ユリネル」


「はい、なんとか、」


無事なようだ、けどこの高さから落ちて?ありえなくない?まあ、ユリネルは天使だし俺は天使並みの力はあるけど無傷ってのが引っ掛かる


「ライトッ!」


光をだす魔法だ辺りが明るくなる

ユリネルの顔もはっきり見えた見たところほんとに怪我もないようだ


「ユリネル、今魔法を使ったとき何かきずいたことはないか?大事なことをしてないんだが」


「えっ?なんでしょう?わからないです」


「ほう、珍しいな!詠唱破棄で魔法を使うとは」


ライトの光が届かない暗闇から声が聞こえる


「正解だ!なにもんだお前」


「ワシか?ワシの名前は無い、みなはノームと言っておる」


「あんたがノームか」


やがて暗闇から姿を現す

赤いとんがり帽子を被った子供並みの体格をした老人姿だ。身長はせいぜい20センチ程度で白いひげが生えている


「久しぶりじゃな、昔に一度だけ詠唱破棄を使う者を見たことがある」


「誰なんだ!教えてくれ!」


聞きたい、気になるからな俺みたいに詠唱破棄で魔法を使うやつがいたなんて!クリュネルにはまだ見せてない俺の秘密だ


「名前はダイアン・フォーチュンという魔術師じゃワシはあったことはないがシルフのやつがいっておったのを思い出してな」


「魔術師ダイアン・フォーチュン…クリュネルの家にあった偉人伝に書いてあったな」


「それで?ワシに何のようじゃ若い魔法使いよ」


「貴方を仲間にしたいと思い、来ました!」


「ほう、その年で魔法を使うとはなかなか才能があるようじゃな、しかしなぜ精霊使いになろうと?」


「いや、そうじゃないんだ天使エクシアさんの使命でエレメンタル全員を仲間にするよう言われたんです。お願いいたします!!仲間になってください!!」


「ワシと仲間になるためにわざわざこの地にきたのかい?」


「えっ?ここじゃなくても会えんの?」


「おぬしの足のしたにもおるよ」


「どういうこと?混乱してきたぞ!ここでなら会えると聞いてきたんです!」


「どこでも会えるぞ、でないとここ以外の土地で精霊を使えないではないか?」


「じゃあなんでここに?」


「それは私が説明します」


ユリネルによるとここが一番ノームの気配が強く現れるらしい


「じゃあ目の前の貴方は?どこにもノームっているんでしょ?他のノームは?」


「そんなものおらんよ!ワシらは単体じゃ他のノームはおらん世界中探してもノームはワシだけ」


「なるほどじゃあ複数の精霊使いが精霊を呼び出したらどうなるんだ?」


「そのときはワシが複数出現するだけじゃ」


「意識が繋がってるってこと?」


「そうじゃ魔法使いの少年」


すげーな精霊面白い生き物だ


「すげー生き物だなじいさん!」


「生き物じゃないぞ霊みたいなもんじゃ、今は実体化しとるがの」


へぇーそうなんだ霊になったり実体になったりするんだな。実体じゃなきゃ見えないからな。それより!仲間になってもらわないと!


「ところで仲間になってくれるのか!ノーム!」


「それについてはよいぞ魔法使いよ

お前はなかなか見所があるようじゃからな」


「やりましたね!ユウさん!精霊使いにもなりましたね!」


「じゃが少年の魔法使いよこれからが本当の意味で修羅場じゃぞ?他の精霊は一筋縄ではいかんぞ」


「はい!わかりました!」


「必要な時は呼びなさい。その時は力になろう」


そしてノームは幽霊のように透明になって消えた

ほんとに霊なんだなノームはけど最後に不気味なこといったよなこれからが本番か…やってやる!


「ユリネル!力を貸してくれ!!行くぞ!!」


「はい!行きましょう!ユウさん!」


次に狙うはウィンディーネだ!待ってろよ!

けどここは一度野営をここでしよう

ウィンディーネのいるアルカディアの泉の近くまできて野営をしている。この近くに恋の悲しみを流す河があるらしい。その名もセレムノス河である。この河で水浴びをすると悲しい恋を忘れれるらしい


「なあ、ユリネル!」


「なんですか?夕飯はまだですよユウさん?」


「いやー違うよ河が近くにあるらしいから水浴びしようと思ってね」


「失恋でもしたんですかユウさん?」


「ハハハハ!違うよ汗だくになったから体を洗うだけさ!俺が生きてた頃はモテなかったからね」


「河は真っ直ぐいったら着きますよ♪早く帰って下さいね♪」


なんだろう?機嫌いいね今日

新婚生活みたいでなんかいいなこれ~

あっほんとだ河が見えてきた!清んでいるなここの水は暗いからあんまり見えないけど


「(水が)綺麗だ」


「えっ?」


ん、なんだ?今声が聞こえた気が…気のせいか…ユリネルは今夕飯作ってるし

そして河に入ろうとしたとき微かに陰が見えた

魚か?けど波紋はたってないじゃあなんだ

指を河に入れて魔力を流す、すると俺の流した魔力がソナーのように跳ね返ってくる

魔力をもった生き物、けどこの辺りは小さい魚しかいないはず…なぜならウィンディーネの住みかだから…まさか!

河から勢いよく飛び退く、すると水面が泡立つ


「ウィンディーネがいるのはまだ先の泉なんだろ!?ここで出てくるなんで…」


ノームの言ったことを思い出した。精霊はどこにでもいる。泉に行くのは一番存在が強く感じる場所がアルカディアの泉なだけだ、だからこの河で出てきてもおかしくない!


俺は身構えて魔法を出す準備をする。精霊に魔法が効くとは思わないが逃げることはできる

危なくなってもノームに力を借りるさ


泡が激しく沸き上がるそして…

泡の中から裸の美女が出てきたいやー美人だ…

想像していたのとはだいぶ違う、もっとスライム見たいな体を想像したが人間とかわらない…大丈夫

大事な所は長い髪と水の塊があって見えないけどなんかエロい


「ウィンディーネ?ウィンディーネなのか?」


「貴方?」


「貴方が言ったの?」


なんだ?俺なんか気にさわるようなこと言ったかな

けどなんも言ってないよな俺?


「俺なんか気にさわるようなこと言ったかな?ごめんなさい…悪気はなかったんです…」


「ええ、そうね許さないわ」


やっぱりなんか言ったのか俺!ここはやっぱり誠心誠意謝らなければ、喰らえ!必殺土下座!!


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して下さい」


「ダメよ許さないわちゃんと責任とってもらうからね!逃げたりしたら殺すわよ!」


ひーー(涙)俺がなにしたっていうのさ!酷いな


「待ってくれよ!俺がなにを言ったのさ!!」


「言ったわ確かに聞いたもの」


だからなにも言ってないのに~なんだよなにイチャモンつけてんだよこの精霊は、これは仲良くなれるのか無理だろ


「(水が)綺麗だって!」


あーー!あれか!あれは水が綺麗だって!いったのに勘違いしてるんだな


「あれは水が綺麗だって言ったんだよ、勘違いですよ、ハハハハ(苦笑い)」


「えっ?また言った」


なんだ?顔が赤くなったなどうしたんだろ?確かに水って言ったのになんで?ウィンディーネって水の精霊…だから


「水が綺麗だって言ったんです!貴方が綺麗だって言ってません!」


「また言ったわ♪きゃー♪」


水って言ったら彼女のことになるのか、ってなんか近づいて来ている。笑顔が迫ってくる、なに?なに?なにするき?


「貴方、私とお近づきになりたいのね♪いいわよ♪来てー♪」


いや、貴方が近づいて来ているんじゃないか

色々と自分の都合よく話作り変えてない?


「いいわよ~相手してあげる♪来て♪」


そういって俺の手を掴んで水の中に引きずり込む

片方の手をタオルでだいじなところを隠す

離せよ!やめてくれ!タオルに触るな!取ろうとするなよ!裸にするきか!


誰かー助けてくれないか!魔法もノームも使わない方法でだっ!


「ユウさん!ウィンディーネ!ユウさんを離しなさい!容赦しませんよ!」


俺の天使は俺を見棄てなかった

精霊を仲間にしていきます!まだ続きそうです

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