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異世界駐留記(不幸で奇妙な物語)  作者: ふじひろ
ただいま天界で修行中
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俺の天使としつこいアイツ

まだ異世界には行きません

前ふりです!

「はぁ?今なんと?」


ここから我等が愛しきユリネルからご説明があった

力の天使の連中は倒した相手を自分の配下にするそうだ、そして負けたらその相手が同性だった場合、相手の配下になる。もし異性だった場合は倒した相手と夫婦の契りを交わす。


「なんだ!そのたわけた法律は!」


「ふつつかものだがよろしく頼む」


「ふざけんな!そんなの認めないぞ!」


「これから俺たちは夫婦だ!わかったかダ・ア・リ・ン♪」


「やめろ!寒気がする!」


「じゃあ旦那は?もちろん旦那様って意味だぞ!」


駄目だこりゃ完全に人格が変わっている

こうなったら逃げよう…奴の背中を見たら羽が無い

ユリネルに手伝って貰って空に逃げよう


ユリネルってなに赤面してるんだ!!可愛い!!いや!それどころじゃない!ユリネル!俺と空に駆け落ちしようぜ!!


「ユリネル行くぞ!!飛んでくれ」


「ふぇ?」


ユリネルの手を引く俺、ユリネルが俺を抱きしめ空高く昇る


「よし!ここまで高くちゃ追ってこれまい!」


「あのー…」


「ありがとうユリネル君のおかげだ!」


「実は私たち天使は羽を消したり小さくしたりできるんです」


「え、」


「つまり空中だからといって安全というわけでは」


アイツ飛べんのか…そうだな、飛べない天使なんて聞いたことないもんな


だが、諦めるかー!!


「家の敷地まで全速力だ!急げ!!」


「はい!」


「逃がすか!真っ直ぐ俺の使えている神様、剣神レギウス様のもとえ行くぞ!!レギウス様の前で夫婦の契りを交わそうじゃないか!」


「ついてくんな!」


ちくしょー!以外と速いぞ ……このままだと捕まってお持ち帰りさせられる。そのまま無理やり結婚させられて部屋に押し倒されて俺の童貞を散らされる


だがな…俺は諦めが悪いんだせいぜい悪あがきさせてもらうぜ!


「よっと」


身体中のポケットには脱出に役立ちそうな物は入っている、こいつで引き離してやる


まず強烈な匂いで自分の匂いを消すためにくそ広い畑なのか山なのかわからんがそこでとったドリアン

天界で品種改良されて生物兵器として使えるほど強烈な臭気を放つコイツをおみまいしてやる


「くらえ!」


それを奴の目の前に投げる


「無駄だ!」


それは一瞬で粉々になる

作戦通りです


霧状になったドリアンを全身に浴びる


「ウギャーーー!目が!鼻が!」


はっはっはっ俺のことは諦めなさーい


「しかし、燃え上がる二人にはこんな障害はつきものだ!乗り越える!」


まさかなー気合でドリアンを無効化するとは

こんな化け物にはなにも通じないな打つ手なし


「つーかーまーえーた!」


奴の笑顔が迫るいやー怖いね、この位置


「ヴッ!」


いきなり奴が空中で止まった

まるで見えない壁にあたったみたいに

そのまま下にずり落ちていった

いやー壁にぶつかったときの顔!怖かったー


そして何もない空間から文字が浮かび上がった

(許可なき者の侵入を禁ずる)


そうこれは防犯呪文の呪文式が書いてある

そこにぶつかっただけ、俺は最初からこれが狙いだった。走っていくとこの呪文式が見えるためそれまでに捕まるだろう。ドリアンは奴が目がいいかもしれないと思った俺が仕掛けた罠だ。ここで奴の眼を潰しておくのが狙いだった。飛んでくるドリアンを前方で切って全身に浴びせ速度を落させ冷静さを奪ったのだ!そして俺の作戦勝ち!!あの脳筋バカめ


「凄いですねやっぱりユウさんは」


「よし!家まであとすこしだ頑張ってくれ!」


「はい!頑張ります!!」


家に着いた俺は自分の部屋に戻りベッドに倒れこむ

今日も1日色々あったなー


夕飯になったら呼んでくれるそうだしそれまでゴロゴロすっかなー


コンコンッ


「はーい」


もうか、速いな


「今開けまーす」


そこにユリネルはいなかった…あのストーカーですよね?


「俺も厄介にろうかな?旦那」


また俺の日常が音をたてて崩れ落ちた

次からは天界散策&修行に入っていきます

お楽しみに~

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