そんな運命俺は否定する!
「ダッシュからのストーップ!」
全力疾走でかけてきた私、伊丹ユウは敵の妨害を受けることなく敵陣深くへと侵入し無傷無血でここ城の城門へとたどりついた。
「罠もあからさま過ぎて罠になってなかったな…」
俺はマラソンランナーのように待遇され応援を背中に受けここまでなんの苦労もなくたどりついた。怖いくらいに何もなかったの敵であるはずの魔物に応援されなんかなぁ話がわかる奴が多い反面それが釈然とせず俺の顔が曇る。
「そうだよな、お前みたいなクズも出てこないとな~そうだろ?お前には色々恨みがあったな」
顔あげて城門から女が顔を覗かせて笑ってるのを見上げる。笑ってるのはきっと楽しいとか面白いとかそんな感情なんだろうけどそこに殺気が混ざりあって不気味で気持ち悪く感じた。あの雌狐のような光を反射する夜の海のようだ。表面は光で輝いているもその下はドス黒い光の届かない暗黒の世界先の見えない世界。暗闇に赤い両目が光る。コウモリを引き連れる夜の使者、太陽に嫌われた者たちヴァンパイアか。見覚えのある顔は日の光を浴びてか火傷のような後が顔にあった。
「あら~私の物になってくれるってようじゃないのね?つまらないわ~目の前に欲しいものがあるのにどうにもないないって」
「つまらない…ね、もうすぐすればお前のその顔も苦痛でさぞ醜く歪むことでしょうな」
女は口が裂けるくらいにっこりと笑っている。あの日飛び出しって行って朝日で蒸発したとばかり思ってたが生き延びて俺を狙ってこうしてやってきたわけか。
「壊してしまうのはつまらないのよ、後始末が面倒でしょ?私はね手に入らなくても他の誰かの物にならなければそれでいいのわかる?あなたを誰かの物にならないほどきれいさっぱり消し去るのがつまらないの。悲しいわ、だってそこで私の思いがどうにもならないし途切れちゃうなんて悲しいでしょ?突然のお別れは悲しいけどばいばーい勇者さん♪あなたの頭くらいは私の手元においてあげる」
「そうか、お別れだ。俺は違う感じできれいさっぱり消えてほしいよ。魔王直属部隊の誰かさん」
「誰かさんじゃなくて私は…」
「お前が誰かって~?食卓のチキンがしゃべるもんじゃねーよ黙って死ね!生焼け肉が!」
ぐわしっ!
容赦ねーな可哀想!いくら俺がこいつに殺されかけたっていえども敵とはいえ同情するわ…闇討ちっぽく現れた我らが正義の毛玉シュラたんが悪を成敗!胃袋へっ!食われる前に喉元へ食らいついたシュラたん。そこからガジガジと食べ進んでいく。おげぇー見てられねーな!
「アゴガァァァァ!?オガァァァァ!?」
まともにしゃべることもなく食われるヴァンパイア、翼だろうと足だろうと逃げる手段を奪っていく(捕食)手で押し退けようとシュラの胸に手を置いても引きずり込まれて食い千切られるだけだ。沼のようなシュラの体に触れれば最期だ。いくら再生能力があってもシュラの邪神の胃袋の消化能力の方が上に決まっているんだ。ゾンビに襲われた人間のように辺りに鮮血を噴き出しながらシュラに押し倒された。喉を潰されてまともな言葉にならない叫びがけたたましく鳴り響いた。下から見ているので城門の上でヴァンパイアがどうなっていくかなんてわからない。わからないほうがいい。声だけが今どのような状態かを報せる。
辺りの沈黙がヴァンパイアの再生が終息したことを告げた。生きたまま食われていくんだ。ヴァンパイアはトドメをさされることなく抗うことなくシュラに食われた。俺は気分が悪くなってその場に屈む。一応確認とっとくかー?
「シュラたーん?シュラたん良い娘ニャーン?」
すると城門から猫耳がビヨーンと飛び出しシュラたんの顔がそこに…真顔だが喜んでいるようで、猫耳がばたばたと羽ばたくように動き回っている。
「コロコロコロコロコロ♪」
喉鳴らして甘えてる。勝負は決着した、シュラたんにこれまで何をしていたのかを聞いてみた。危険な目にあってるとは思うから労っておかないとな、それと俺が潰されてるときに何があったか詳しく話してもらう必要がありそうだし。
「あの狙撃する小娘は私がぶっ飛ばしておいた。他に勇者の一員と一緒にここに飛ばされてそいつらと一緒にな。少し脅かしてやったら人間の姿になって道端に転がったよ。そのあと共闘した女二人とは別れた。近くでもまだ仲間が戦ってるとかなんとか…私はお前の匂いがしたから急いでここまで走ってきた」
あーシュラたんの殺気にびびって倒れたな?体が大きくて見た目が怖いって言っていってもまだ中身は子どもなんだ。本気のシュラたんの殺意の前には年相応の子どもと同じってことだな。
「じゃあ勇者パーティーと合流してたんだな?今は仲間を集めながらここにむかってるんだな?どれほどの実力か知らないが勇者パーティー任されてるなら幹部なんて敵じゃないだろ」
「そうでもないぞ、連携はとれてるが個々ではまだ弱い。見たところユウのほうが強いな新手の勇者より、神力は確かに強いがあとは剣術くらいか、優れてるとこは」
かく言う俺もたいした力なんてないが、昔に比べてずいぶん弱くなったもんだ。でも俺は心配してない、オーディンが言うには頼りないのは性格のほうだ。実力は申し分ないはずだ。
「助けに行きたいが時間がない。なんか雑兵がいない、いるとすればソナーの反応では幹部クラスの魔力ばかりだ。おそらく大部隊が前線に向かっているはずだ。数で劣るなら敵の大将を討ち取るしか方法はない魔王を倒すまではいかなくとも勇者パーティーが到着するまで弱らせることまでしないと」
「抜け駆けか?良いだろう、妹が世話になった礼を言いたかったところなんだ」
指の間接をポキポキ鳴らしながら城門から飛び降りてくる。余裕ともとれるこの笑顔!なんで魔王に挑むのに余裕たっぷりなのこの人は!?怖いわー過去に一太刀浴びせた猛者はこれだから怖いわー(俺は操られるor命からがら逃走or殺されそうになった)と言う壮絶な因縁がある。
「楽しみだなぁ!ラブラブっぷりでも見てもらおうか!」
違う、そうやない。ラブラブやない。俺はシュラたんのお世話をしていただけ。悪いもん食べたときはゲーゲーさせたりな、猫のお世話してただけ。爪研ぎ用のバリョバリョするための木を設置したり嫌がるシュラたんを川に突き落として洗ってやったり。猫飯作ってやってただけだよ。デートやない、したのは散歩や。
「わかるか?幹部をまとめる実力を嘗めたらダメだ」
「虫で人を操る心臓が虫並みにちっぽけな雑魚だろ?食欲も失せるわー」
ぶつぶつぶつうっさいわーこの猫、はいそうですかって素直に聞いたら可愛らしいのにね。それでもミカサやペローより100倍ましなのだけれども。城門もシュラがガジガジかじり進む。白蟻かよ木材食ってるぞ。やっぱり城内も城下町のように荒れ果てて戦いの後が生々しく残っていた。てか敵と遭遇しない。石柱の間から廊下を歩いて渡る。過去に入ったことがあるだけに王の謁見の間までの道のりがわかる。シュラの後に続いて後ろを警戒しながら進んでいく。静か過ぎる、城門から敵の攻撃がない。転送された道のりで待ち構えていたのは人間の夫を持つデーモンとか顔が獣の悪魔とか過激派の影に隠れる親交派の魔物だったがここに来て魔物の姿がない。全員勇者パーティーの方へ増援に行ったのかもしれないが常にミカサとヴァルキリアの存在が頭から離れない三人をこれから一緒に相手することになるのか?
「止まれ」
「敵か!前方には何もいないが?どこだ?おーい無視ですか」
シュラの横に立って周囲を見渡す。広い空間、障害物もなく敵を視認しやすいこの場所。戦いやすい場所ではあるが不意討ちや先制をするには難しい場所だ。進行方向の王の謁見の間まで一本道が続いている階段も敵の様子もない。それでもシュラは何かを感じ取っている。真顔だが一筋の汗が…警戒しているシュラ。警戒しているだって?
「なにがっ!なに?」
混乱して訳のわからないことを言ってしまってた。シュラが飛んでくる(何か)より早く俺の胴体を吹っ飛ぶほど蹴り飛ばした。
光の光源が、光って何か飛んできた。熱線?着弾した部分は熱で溶けたように蒸発した。魔法?レーザー?俺は光ったところを見るが何もない、何もないところから魔法が?魔方陣の可能性はない。そんな形跡がないからだ、誰かが発動している!魔法で攻撃してきている。でもどうやって向こうからは見えている?シュラにはそれを見えているようだった。
「ミーカーサー!何度夢見たことか!」
シュラの姿が見えなくなる。その代わり金属音と火花がときおり部屋のあちこちで光る、間違いなくシュラのスピードと同じスピードでミカサが攻撃している。俺もグラムを抜いてミカサの攻撃に備えたが何か嫌な予感が過った。あの魔法、ミカサの攻撃でないのは明らかだ。まだミカサ以外にいる!?この考えにいたってまた先ほどのレーザーが飛んでくる時間にそう差異はなかったはずだ。瞬歩でその場から遠ざかる。間違いないが…いる!目には見えなくとも!直感だがグラムを振り上げ何もない、レーザーが飛んできた空間を切りつける!
ガギーンッ!
甲高い金属音、グラムを受けて跳ね返す装甲。相当の硬さだこれってまさか。透明化していた体に色がつき始める。俺の攻撃で光学迷彩が損傷して姿を現す。ヴァルキリーだ、機械化されていてあちこちに装甲板で身を守っている。ヴァルキリア、間違いないあのビビリーめ!最高戦力二人をここで投入してきやがった!
「テメーを倒せば魔物化した人間をもとに戻せる!そうだろ!」
左肩の筒状の機械が動く、そこが発光しレーザーを打ち出す。レーザーの魔法を撃ち出す装置か!グラムで弾道を辛うじて曲げるが死角に入り込まれることに気づけなかった。手のひらからレイピアのような細長い白熱した剣が伸びていた。ゆっくりと横腹から入って胴体を焼き切っている。ベルセルク化も間に合うわけがない。寸断される!
「ただで死ねるかよ鉄屑!悪いなシュラたん!足場崩すぜ!」
切り裂かれる前にヴァルキリアの足を踏みつけた。何も振動は手から出せるってわけじゃなく全身から体外に放出できる!くらえ装甲が分厚くたって響く連続する微振動だ!防ぐなんて無理だろ?ブリキのロボットが!
「グランドバスター!」
足からグランドバスターで足場を崩し突き刺さった剣にバンカーバスターを浴びせる。外装にヒビが走り内部構造に許容範囲以上の振動をぶつける!足からの振動と腕からの振動、異なる振動がヴァルキリアの体内で共鳴する。
奈落のそこへまっ逆さま。城の下にこんな空間があったとはな。地下空間。真っ暗だ、猫の獣人じゃなけりゃこんな暗闇見えるわけがないだろ!ヴァルキリアも手傷を負ってもあの程度じゃ破壊はできない。敵を探して目を細める、赤い何かが見える。糸のような…これは髪の毛か?赤い髪の毛の人、その時俺の左腕が痛みだした。敵の攻撃か!?抑えると左腕が再生する、そんな感覚だ。疼きが止まらない。新手か!?
「こんな大事な時になんだってんだ!クソ!止まれよ!」
左腕を見るも何ともない。痛む左腕を必死で抑え込む。そんな様子を見ている赤い髪の人間。俺の後ろから気配を消して近づくヴァルキリアに気づいていた。赤髪は魔法を手早く発動させる。
「シフトチェンジ」
次に俺が気づいたのは痛みだ、自分の目を切られる感覚。ヴァルキリアは確実に仕留める前に目を潰してきた。ふらふらと足取りがおかしい。瓦礫が足に当たるのとは違う感覚…人の足だ。
「俺だよ、勇者ー!初めてだな、この距離であいさつは!あいさつついでだ受け取れ!」
胸を貫かれた、倒れる。動けない、立てない!力がでない。本来ならまだ動ける!動けるはずだ、これ以上の手傷を受けてもまだ立てたんだ!嘘だ!俺の意識は外にある。自分の体の前に立っている。おかしな話だ、悪い冗談だ!自分の体の前に俺が立っているんだからな!幽霊のように時分を見ている!俺の意識はだんだんと遠退き自分の存在がわからない。興味もなく見つめている感じだ。わからなくなっていく。なんでこの男は叫んでいるんだ?なんで俺の体がそこにある?わからなくなっていく、これが死ぬってことなのか?それすらわからない、死ぬってなんだ?って気になる。
「ユウさーん!」
俺が崩した瓦礫を下ってナウシカアちゃんが見えた。デルドレやダンの姿も、知らない人もちらほら見える。なるほどあれが勇者パーティーか?わからないが俺はここまでのようだ。血だらけの俺の体を放り投げ踏みつける魔王、その様子に怒りで叫ぶ者もいればその現実を受け止められずに泣き叫ぶ者もいる。踏みつけられた俺の体は動かない。冷たいままだ。魔王の両側にミカサとヴァルキリアが並ぶ。俺が倒れたことによって指揮が崩されていた。絶望せずとも勝機が激減したのは言うまでもない。
「次はお前だ。ずいぶんと可愛い俺の部下を殺してくれたようだな?しかし、おかげで勇者の一人をこうして片付けることができたがな!さぁ!次は貴様らだ!」
「絶対に許さんぞ魔王!この外道が!」
「はっはっはっ!せいぜい叫ぶだけ叫べ!今の貴様らにできることはそれだけだ!残った人間は今日、全員死に絶える!」
魔王は勇者パーティーに釘付けだ。虫を召喚して勇者に這わせるもそれを切り捨てる。魔王は自分の力が及ばないと知るやいなやヴァルキリアとミカサに命令を下す勇者パーティーの殲滅だ。分断するように回り込み連携が強みのパーティーが散り散りになる。次第に追い込まれ誰か一人が倒れるのは時間の問題だった。その時だ
「終わりだな~?勇者!貴様らの死で魔界の勝利は決まる!」
「誰も死んでなんかいない!いちいち弱いくせに意気がるなよ餓鬼が!」
シュラが動かない俺の体を拾い上げ洞窟の奥に走り出す。魔王はシュラの斬撃にたじろぐもすぐにヴァルキリアに攻撃させる。肩のレーザーに横腹を撃ち抜かれ倒れる。俺の体は洞窟の奥へと転がって大きな岩の陰に挟まる。そこでまた俺の体を眺める俺
赤い髪の毛がまた見えた気がした。
「シフトチェンジ、ここからは俺が運ぼう」
引きずられる、もう一人の赤い髪の毛の俺に、左腕の痛みが帰ってくる。肩を貸してもらってはいるが自力で歩くことはできない赤い髪の俺に引きずってもらうしかない。もう一人の俺に…
「せっかく仮死状態にして魔王が戦ってる隙に運ぶつもりがシュラのやつめいらんことを…俺のことを思ってのことだろうけどな!」
「お前は?お前は誰なんだ?」
「俺はお前、ユウナと一緒だったじゃないか、魔力が封じられ戻れなかった左腕の肉片だ。魔力が戻っても再生しなかったろ?その時には俺が本体に再生してた、魔王の手によってな。今も戻れない。でもな魔王を倒すためにお前には生きてもらわないと。ここでオリジナルのお前に死なれたら俺もお前に戻れない」
暗闇を進む、もう一人の俺の顔がすぐそこにある。呆然とした意識の中でもう一人の俺の声が頭に響く。そしていつの間にか水の中を歩いている。だんだん深くなる、水面の高さに目線が行くくらいで足が止まる。赤い髪の俺が消えて声だけが聞こえる。
「ここは魔王が人間界を目指す理由だ。邪神により運命を操作された魔物が目指す場所だ。邪神に残った良心」
「邪神の涙だ。ここの水に触れたら使えるようになる。この水には不思議な力が宿っている。遺骸と同じ能力を人に授ける。邪神はどうしてもこの場所を破壊したかったんだ」
「お前には聖人の遺骸と邪神の遺骸が宿る、それがどんな結果を生むかはわからないが特異な能力が開花するはずだ。その力で皆を守ってやれ。勇者だろ?なら話しは終わりだ兄弟」
水面に浮かぶ体、そっと目を閉じた。
瞼を閉じても真っ暗だ、何か体を拾い上げてくれる不思議な感触だ。邪神の涙…か…
「さて勇者といえどもさすがに消耗して動けないか…まずは俺に恥をかかせた死に損ないの野良猫を仕止めるか!ミカサ殺るんだ!跡形もなくなるくらい切り刻め!」
無表情のミカサ、逆らう様子は微塵もない。そんなミカサを止められずにいた。ナウシカアちゃんを毒で動けなくし長期戦に持ち込まれたパーティーで動けるのは勇者ローレンとイルリムだけだった。止めることもできず自分の無力さを嘆くだけだった。
「やめろー!」
躊躇しないミカサ、月光刀を振り上げて振り下ろすそこには命を奪うのも単純作業のようになんの迷いも思いもない。刀が鈍く光った。
「そこまでだ、魔王!優しかった俺ははこれまでだ」
暗がりから一歩ずつ前に進む、ここでけりをつけないと死んでも死にきれないんだ。お前の下品な面を見るのも今日までだ。冷静に冷酷に煮えたぎる怒りの上に立つような体が怒りで血が昇ってるのにはずなのに色々なことが頭をよぎる。お前の悪行もこれまでだ!
「もう優者にはいられなくなった。もう優しくないぞ。話し合いも無意味だ、泣き叫ぼうが許す気はない!」
「何を言ってやがんだ!?死に損ないのがぁー!ぼろ雑巾みたいな体で何ができる!」
激昂する魔王、ミカサとヴァルキリアにトドメをさすように命令するが猛スピードで追突するミカサ、そして同じスピードで跳ね返され無様に転がっていく。本人もわからないだろう、触れることなく自分が吹き飛ばされたとは思ってもいないだろうから。ヴァルキリアのレーザーも全て弾き返す。すると先ほどのミカサのように接近戦を挑んでくる。手のひらから剣を突き立てて…俺の体に触れることすらなく180°ヴァルキリアの腕が向きを変え自分に刃先が向く、これもヴァルキリアが突き出したスピードと同じスピードで反射する。ヴァルキリアの腕がミシミシと音をたててねじ切れた。
「これが俺のスキルだ魔王。ノー(拒絶)だ。俺が否定すればどんな存在も概念も意味を無くして消失する」
地面を蹴り出すのも一瞬、接近も一瞬、そのバカみたいに事態を把握できないアホ顔に怒りをぶちこむのも一瞬だ!
「ぶっ飛べ!蚤みたいなちっさな心臓大事に抱えてな!」




