旅立ちの日に………邪魔される
これがアースガルズを書くのが最後です
えっ?どういうこと?
「ディナメス、お前はヴァルキリー達と一緒に彼と戦うはずじゃなかったのか?」
「夫に剣を向けるわけないでしょう?それに一対一じゃなく集団で旦那と戦うとは力の天使の名折れです」
「なるほどなお前の言い分はわかった」
「おいおい!ちょっと待ってくれ!どういうことなんだ?いったい?」
頭がまた混乱してきた。つまりどういうことなんだ?何が起こってる?
「エクシアに聞いてな、ディナメスを破った人間がいるとな、だから試させてもらった。そして君は見事エレメントを仲間にし、そしてヴァルキリー達を倒して見せた!そんな君にどうか頼みたい事があるんだ。来てくれ」
そして誘われるままオーディンの住む館に入った。
そして光る大きな水晶玉が浮かんでる変な部屋に連れてくれた。なんだろうこの水晶?
「ここはなんです?」
「ここは異世界に通じるゲートだ。次元を越えられる。君に頼みたい事は他でもない」
「面倒な事と命に係わる事は止めて下さいね?フリじゃないですよ」
「まずはこれを見てくれ」
そして水晶が空から見たような風景を写し出す。
変な巨人のモンスターやら醜い顔したちっこいモンスターやらが人間を襲っているようすだった。
「え?これって……」
「君、ちょっと勇者になってあの世界を助けてやってくれんか?そうすればどんな願いも叶えてやる、どうだ?」
ちょっとまてや!話が突拍子すぎだろ!いきなり変な映像見せて勇者になって世界を救えだと?意味わからんわ!
「いようとしとることはわかる、だがなこのアースガルズであの世界を救いに行けるのは人間である君だけなんだ!神や天使達はこの世界を離れることができないのじゃ、だから君を鍛えて世界を救いにいってもらいたい」
また面倒事に巻き込まれたな。俺はとんだトラブルメイカーだぜ。自分で言うけどね!
「君なら向こうでもやっていけるだろう、やってくれるか?」
まあ、このままここにいたら自分の居場所が無くなりそうだ。行ってやる!行ってやるぞ畜生め!
「いいでしょう!勇者になっていってやりますよ!ちゃんと約束覚えてろよ!」
「君なら引き受けてくれると信じてたよ!早速だが内容を説明させてもら。君には魔王と呼ばれるモンスター達の王を倒して貰う。なに!今の君なら奴と実力は同じだ!勝てない相手じゃない!」
なんだよ、魔王っていっただろ?め面倒な事と命に係わる事は止めてって……まさか遠回しに死ねと?
「だけですか?」
「他に用があるときはワシのカラスを飛ばすからそこから動いてくれ」
あのオーディンの顔…他にまだなにかあるな。
「実はな昔は他の神達と一緒に連携して勇者を送ってたんじゃ…いつもなら交互に送るつもりが向こうの神の勇者役が役に立たなくてのーそれで今回は勇者を二人送る事にしたんじゃ。そして君の最初の目的は先に異世界にいる勇者と連携をとり、魔王の撃退もしくは殺害が今回の目的じゃ。なお、魔王を倒すまで帰ってこれないのでな、気お付けて行け!いいな?」
二人の勇者?なんじゃそら
「もう一人の勇者って何者なんです?」
「ああ、どうやら金持ちの坊っちゃんのようでな、たいして強くないのに修行も受けず飛び出したそうなんじゃ。戦力外と見ていいじゃろう…向こうの神が送った奴じゃから詳しくは知らんのじゃ」
そんなやつに魔王倒しに行かせるな…どっかの神様なよ…
「とりあえず出発は明日じゃ。それまで用意をして待機しといてくれ」
そして俺はクリュネルの元に向かう。最後に聞きたい事があるんだ。
「クリュネル聞きたいことがある。いいか?」
「いい……言って」
俺は完璧な状態で旅に行きたい!だから聞かないといけない!
「俺が助かった神の権能を教えてくれないか?どの魔法書でものってないんだ」
「……あれは魔法じゃない。あれは魔力じゃなく神力を使う。魔法を使う者は神の力を使えない」
「どうしてだよ!」
「神力は魔力を拒絶するから。神力は聖なる力、けど魔力は闇の力。相反する二つの力を使うと体が持たなくなり崩れて死ぬ」
「神力は神が人間に信仰の代償として贈ったもの…魔力は悪魔が人間にもたらしたもの…だから二つは使えない」
「俺は神の権能を使えないの?」
えーーー、残念だなぁ…
「けど可能性がある」
「あんのかい!」
「ユウは冥府の魔魂があるのに神の権能で蘇った…
普通なら不可能…ユウは冥府の魔魂の魔力の闇と生き返る時に使った神の権能の光で二つの力が同時に体の中にある…。崩れて死なないのはうまく両方がバランスがとれているから。だからコントロールする。体が拒絶反応起こさないギリギリのラインまで試す…」
「やってくれ!こうなりゃなんでもするぜ!」
次の日、寝ないでしたからなのか?体の感覚が無くなって行くような……と思ったらちょっと消えてた
慌ててクリュネルに治してもらったけどね
そして今は水晶玉の前にいる。いよいよだな!緊張するわ!そしてアースガルズから神やら天使やらが溢れて大混雑している。俺って人気者!
「ユウくん!毎日ママのいるお空に向かってお祈りしてね!?見てるからね!!」
相変わらずのストーカー。オーディンに阻止されるとは知らずに…
「旦那!生きて帰ってこいよ!親に挨拶まだ済ましてないんだからな!」
「誰がするか!」
「クリュネル……来てくれたのか」
「ユウは大事な実験体…死なないで…」
素直に死ぬなよだけでいいんじゃないのか?
「すまんが世界を救ってくれそしてこれはワシからじゃ。丸腰だと心もとないだろ」
そして剣を一つ投げてきた!危ね!
「とっとっ!これはなに?」
「それはワシが作った剣じゃ。名をグラム。神の武器じゃ大切に使え」
ほえー!カッコいいー!けど日本刀みたいな形が良かったね。
そして最後に…
「ユリネル、ちょっと世界救いに行ってくるわ!すぐに戻るから安心してくれ!」
そして固く口を閉ざしたユリネルが口を開く
「絶対帰ってきて下さいね!!待ってますから!!」
「おう!任しとけ!魔王なんてすぐぶっ飛ばしてやるからな!」
そして俺の冒険は始まる~と思いきや猪が突っ込んできた!なんでー!?
「ふぅー間に合ったかな?」
猪の上から女性が飛び降りる。この世界はどうやら美人しかいないようだな
「フレイヤじゃないかどうした?」
「オーディンこの子が例の勇者?」
「そうじゃが?」
「渡したい物があって…」
渡したい物?なに?くれるんなら貰うけど?
「はいこれ♪」
着けてたネックレスを外すと俺に手渡す。
「はい!ブリーシンガルの首飾り!仲間を沢山つくるなら必要でしょ?」
この首飾りには魅惑の力がある。着けているだけでいいんだって。盗られないようにしなきゃ!
「行ってらっしゃいませ!!ユウ様ー!!」
ヴァルキリー達が配下に加わった。もうディナメスだけで充分なのに~
そして水晶の前に立つ。深呼吸する。そして最後に一言だけ…と思ったが邪魔される。
「さっさと行ってこい!!」
トールという神にハンマーで殴られた。そのままなにも言えず異世界に!最後に決め台詞言うはずだったのに…クスン(涙)
次からはとうとう書きたかった異世界です!




