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第27話 知ってるけど使ったことがない物
佐藤の身体はムキムキのまま、2つ目の知ってるけど使ったことがない物を試す。
2『弱体化の杖』
「これは魔力が一定以上ないと使えないから、私は使ったことがないんだよね。」
「黒川さんが使えそうだから使ってみて貰える?」
「仕方ないですね。」
黒川さんは仕方がないと言ってるが、顔はワクワクしている。
「大丈夫なんですか?これ?」
「大丈夫だよ。佐藤くん魔力耐性の指輪着けてるし、一時的に力も上がってるから。…多分」
不安しかない。
「…ブン!」
黒川さんが了承も得ずに佐藤に杖を振る。
「ちょっと!まだ心の準備が!」
佐藤が黒いモヤのようなものに包まれる。
「…?何ともないですね。」
「魔力耐性の指輪がちゃんと機能してるね!」
その時、指輪がプルプルと震えだし、パキンと砕け散った。
「えっ?!」
さらに佐藤の筋肉がみるみるとしぼんでいった。
「…。」
「耐え切れなかったみたいだね…。また、本社に同じの貰えないか申請してみるよ。」
「…。」
3つ目がまだあるのに、佐藤は屈強な肉体と、唯一の防御アイテムを同時に失った。




