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第18話 異世界の広報活動スタート
「佐藤くん…。ちょっといいかな…。」
珍しく課長が難しい顔をして佐藤を呼んだ。鎧の面で顔は見えないが。
「なんですか?課長。」
「この前の異世界をまず社員に知ってもらうってことなんだけど」
「広報に相談したら、週一で社内HPにコラム形式で掲載したらどうかって」
「いいですね。少しづつでも周知が進む気がします。」
「…それを佐藤くんに頼みたい。」
「…学級新聞並の文章力で、課の中で一番知のステータスが低いのに?」
「資料読んでるの佐藤くんだけだから頼むよ!文章の修正とかは黒川さんがやってくれるから」
「バッサリやります。」
なぜか黒川さんは卓球の素振りをしている。
「…わかりました。やってみます。」
「ありがとう!これで異世界課ができてから、やっと本社にまともな活動報告ができるよ!」
今まで何をしてきたのか疑問に思ったが何も聞かなかった。




