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第14話 ステータス
「2人のステータスが届いたよー」
課長が嬉しそうに駆け寄ってきた。
「ステータス…ですか?」
「あれ?むこうの給与査定の項目まだ見てない?」
「まだ資料の半分も見れてないです。」
「じゃあ、大まかなに教えるね」
給与査定項目
・ステータス 力・技・知・速・魔 10段階評価
・スキル持ち優遇
・実務経験重視
・階級制度あり
「こっちの社内ルールに使えるかどうか、試しに2人のステータスを頼んでたんだよ。ちなみに私はこんな感じ」
力10、技1、知5、速3、魔3 スキルなし
「力全振りなんですね…。」
「向こうの同僚にはよく大振りの木偶の坊って言われてたよ笑」
「佐藤くんはこんな感じ」
力4、技3、知4、速3、魔0 スキルなし
「…なんか低いですね。」
「…まぁ普通じゃないかな?魔0ははじめてみたけど…。」
「黒川さんはこんな感じ」
力2、技8、知8、速7、魔5 スキルあり
「なんかアサシンみたいなステータスですね…。スキルもあるし」
「イエーイ」
黒川さんはどや顔でピースしてる。
「黒川さんスキル持ちなんてすごいじゃない!」
「向こうでも珍しいんですか?」
「スキルによっては一国を揺るがすことあるから、向こうでは秘匿情報扱いだよ。」
「イエーイ」
どや顔ピースしてる黒川さんを見て、
(本当にこっちの人間なのか?)
少し疑問に思った。




