9.エルフの共闘
私が草原を堪能していると少し先で戦闘をしている緑髪の人を見つけた。
「あれは…エルフ?剣風か?」
複数の風の刃を飛ばしながら剣技でボスと争っていたが…ボスがかなり強い様だ。
「骸骨…死神?物理無効っぽい感じだな…」
かなり面倒くさそう…加勢するか!
私は直ぐに走り出す。
「君!手伝おうか!」
私は少し近くに走るとそう叫ぶ。
「すまない!頼めるか!!」
「おーけー!紅の彗星!」
私は高く飛び上がり空中に穴を開ける、するとそこから巨大な紅い彗星が現れた。
「上手く避けてね!」
とてつもないスピードで骸骨のボスへと彗星は飛ぶ、
「なっ、剣千鳳辰!」
彼女は彗星を視認すると脚力で真上に飛び上がる、
すると彼女は空で構えを取り赤い鳥の様な炎を纏いながら下へ落ちる。
「死ね!!!」
彗星がぶつかり爆発し砂埃が起こった所へ直ぐに彼女が突っ込み砂埃を吹き飛ばすとものすごい風が走る。
〖システムよりワールドアナウンスを通知します。獅子の草原徘徊ボスモンスター死霊王リッチが討伐されました。
討伐者は
剣風のアネモイ
生誕する新月の女神ノワ・ルーナ・オルトゥス・セレナ、2名です。〗
「すまない、助かった。
徘徊ボスに当たってしまい苦戦していたんだ。」
「よくあるよね、私は新月の女神ノワ。」
「剣風のアネモイだ。」
アモネイは緑髪のロング髪をポニーテールで纏めている青目の女性だ。
「えっと、エルフかな?」
「そう言う君はハイエルフだね?」
「そうだね」
「君…男だな?」
「えっ?」
「話し方、呼吸、発声、癖が男性的だ。ただ服装や見た目は女性的に整えている所を見るとわざとでは無い、つまり男かなと。」
「えぇ…そんなバレ方した事ないんでだけど…」
「人の事を観察するのが好きでね、何か事情があるのだろう?深くはつつかないでおくよ。」
「ありがとう」
それにしてもすごいな…
「ねーねーパーティー組もうよ、エルフ繋がりと私物理弱いから物理アタッカー欲しいんだよね。」
「私は構わないぞ。名前はどうする?」
「え〜、アネモイは風神だよね、総称みたいな感じだけど…どうしようかな。」
「八百万なんてどうだ?」
「あーね、良いかも。」
「ならばそれで良いな、パーティリーダーはハイエルフたる君が適任だろう。」
「そう?まぁ良いけど。」
パーティ名【八百万】で申請っと…
「来た、よろしく頼むぞ?あとフレンドも繋いでおくか」
「あ!そうだね!」
「よし、行くか。」
「行こー行こー!」
私達は歩み出す。




