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ちいさくなってどかん
脳が割れる
暗い世界へ今すぐ消えてしまいたい
蘇ってしまったこの収まらない苛立ちの蛇
何故こんな場所にいなくてはならない
一刻も早く立ち去ろう もう 忘れて欲しい
神経も幻覚も細胞も妄想も骨も声も皮膚も内臓さえも
その全てを限界まで絞って美しくなくても構わない
私にも何か輝くような認められるような受け入れられるような
そんなものが造り出せたなら
こんなにも馬鹿みたいに書き殴らなくて 済んだ
努力も方法も原因も計画も夢も道も標識も左右さえも
もうどれも思いつかないくらい自分を見失っている
私には何か残された手段や忘れているちからなどきっと
何も無いのだろう
こんなにも死んでいる 弱っている