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守護者のよき傲慢
か細い吐息のごとくゆらめいているのなら踏みつけて消して下さって構わない
悠久の蒼天・濃い霧・赤い夜・闇無き窓辺・灯り無き海辺
何処まで這いずり回れば良いのか重たいこの暗く立ち込める妖気の渦よ
演技をしておられるのならばどうぞ吐き出してくださりますよう
散りゆく命の様に儚む心がひどく滑稽だとあざ笑うのなら
僕の中に僕は一体何をどうやってのこしたら良い?
ねじ伏せる事でしかその憤りを鎮められぬならば
一生に一度きり天駆ける使者と言葉を交わせると信じていたい
熱くたぎった神経の如く高鳴る喜びが叫んでいるのなら殺してくださって構わない
追憶の宴・良い嘘・迷い恥・愛無き腕・殺意無き絵画
何処まで続いてゆくのか光と影の隙間をぬう永遠を請い願う葬列よ
沈黙を守護される方針ならばどうぞ無視してくださいますよう