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ホンネ
背伸びをしていた
すこしだけ慢心でひとりよがりで強がってばかりいたんだよね
宿世を想って振り返り生きてきた 世界は全部つねに僕から遠ざかる
傷ついた事はない 今でもそう思っている
激痛を伴う勇気も ずっと眠りゆく
もしも誰もがみな僕を否定してもいいさ
僕には僕がいる
あきれかえるならば醜い僕を斬ってくれ
ありがとうの胸は
ちゃんと持っているさ そんなに僕は見るに耐えぬほど許せないかい?
素直な意見はそのまましまうけど確実にそれは僕のエネルギーになってゆく
慈しむ気持ちってどんなの?今でもまだわからない
腐りゆく価値観だけでも僕の証なのだ
もしも誰かがいま僕を必要とするなら全て与えていいよ
苦しんでいるなら全身全霊で助けになりたい
待つ人がいる誰かのために
犠牲も罪もみな引き受けて僕が守ってあげる
交換してあげる
僕が死ぬ前に誰かの助けにはなれないのか、?